上映中【2015年3月6日(金)から公開】
【妻への家路】キラキラしてない方のチャン・イーモウの作品ね。チェン・ダオミン、すっごく素敵やったわー。こんな愛され方したいよね。切ないけど。切ないけど、でも、実はすごく幸せやったりするんかなぁとか思った。 いろんな幸せの形愛の形がある。
『妻への家路』観てきた。本編鑑賞中に号泣、てことにはならなかったが、最後の最後、エンドロール眺めながら余韻でじわじわ泣けてくる感じ。切ない。コン・リーすごい。最高。
『妻への家路』観た。文化大革命の反右派闘争で家族から引き離された夫が名誉回復で妻の元へ戻るが、妻は夫だけを識別できない心因性の記憶障害にかかっており…イーモウの、熱度の低い悲喜こもごも。観る前は覚えにくい邦題だなあと思っていたけど、観たあとはとてもいいタイトルだなあと思えました。
妻への家路、良かった。
予告編がすべてだがそれでも絵作りと家族の情愛演技の深さで見ることができる良作。家族生活とは利益勘定の一切ない献身活動であることを改めて思い知らされる。
「妻への家路」を観てきた。チャン・イーモウは数年前「活きる」を観た以来で全く詳しくないんだけど、出てる役者が全員素晴らしく良いというイメージがある
哀しいストーリーでした。文化大革命とか…思想を取り締まるってありえねー。けど、日本も今にそうなるか…
映画のラストは強く胸を打つ。中国に弾圧され激しく抵抗するアイ・フェイエイのような芸術家にはイーモウの態度は微温に見えるかもしれない。それでもこの映画は国家によって血を流したアーティストによる静かで強い艇庫の詩だと思った
チャン・イーモウ監督らしい静かだけど心を打つ映画でした。それにしても文化大革命って何だったんだろう…吹き荒れたあの嵐の時代に翻弄された人々の心の清算はまだ終わってないんだと思う。ただただ寄り添う夫婦がよかった、ラストはちょっとクスッという感じで(^-^)
鉄道、ライフルを持ったバレエレッスン。いまスクリーンに映っているものが紛れもなく中国映画であることを感じさせる圧倒的なオープニング。
[ad#kakukiji_free]映画『妻への家路』、尽くしても尽くしても自分を夫として認識出来ない妻。何度悲しい思いをしても、どんなに疲れ果てても諦めないんだよ、凄い人だ、この夫は。コレは夫婦で観てもらいたい。旦那さん、奥さんの横で激泣きしてくれ。いーじゃないか、泣いたって!この作品にはそれだけの価値があるよ。
か…悲し過ぎる夫婦愛。激泣… 夫の記憶を失くした妻、記憶を取り戻そうと献身的に尽くす夫。妻の為に弾くピアノ。その奏でから希望を暗示させる陽光の中で願いが叶ったと思わせた途端、奈落の底に突き落とす展開。それでも諦めない。そこにあるのは妻への愛、一途な愛だけ。
『妻への家路』は、チャン・イーモウが文化大革命時代に生んだ国家の功罪を強かに描いた傑作です。思想的に引き裂かれた家族の関係、歪められた芸術感、当局により表現の抑圧、これら全は、決して元に戻ることがないことを検閲スレスレで訴えている。
記憶障害で本人が目の前にいるのに認知できないコン・リーと気付いて貰えるように試行錯誤するチェン・ダミオン、切ない話しだな。予告は少し見せすぎ。手紙のシーンは結構後の方で出てくるから結果ピアノのシーンの感動が薄れてしまってる気がする。
『妻への家路』伸びやかな肢体を見せつけながらも不自然な身体性を要求されるバレエやその演目、統率的な動きで軍隊性を想起、夫のややユーモラスなまでの奮闘は叶わぬ時の切なさを際立たせ、失われぬ愛情を感じさせる身だしなみの整え等、イーモウ監督の演出の巧さが際立っていたように思う。
食事シーンや家の中の様子がよかった。丹丹が家の中で踊る時の光が中国だなーと思った。文革時代のバレエには独特な惹きつける力がある。善悪の二項対立にもハッピーエンドにもならないところに重みがある。
悲しくて切なくて涙涙でハンカチ必須の名作!人は愚かしく、歴史は何度でも過ちを繰り返す…
「妻への家路」は文化大革命で引き裂かれた夫婦を題材にした中国映画。いつの時代も権力者の犠牲になるのは多くの一般の人たちなんだなぁと。最近、ナマやさしい映画ばかり観てたので久々にガツンと来た。この感覚は「チョコレートドーナツ」以来かも。
いやー…。甘くないわ。甘くないよ。こんな感想しか言えないw。ひとつ言えることは、観るの迷ってる人へ。絶対観たほうがいいです。
もう切なさ100%!コン・リーの演技が素晴らしすぎる。地味で感情を抑えた役が本当に上手い。イーモウ監督は商業映画よりも、こういう作風のほうが合ってる気がする。
「妻への家路」もう涙なしには見られない作品。しかし単純なお涙頂戴ではなく、丁寧な演出が役者の名演とも相まって素晴らしい。最後の時間の経過が切なかった。そして夫婦のこれからも切ない。社会に翻弄された夫婦がそれでも持ち続けた愛と希望を見せてくれた
文化大革命で一度は消えてしまった家族の、小さく残っていた灯を消さないように生きる姿が美しい。今でも互いを待ち続けているという変わらぬ気持ちと、政治を含めて変わった今をゆっくりじっくり丁寧に。待つ苦しさと期待が染みる。
妻への家路。切ないなあ、やるせないなあ、もどかしいなあ。ラストがまた。コンリーとチェンダオミンの胸が熱くなる繊細な演技、娘丹丹の思いが絡む事で浅薄なメロドラマに終わらせない。そしてピアノ、手紙、バレエ、雪、、これぞ映画。流石はチャンイーモウ。滲む涙を表面張力で堪え忍ぶ。
文革の後遺症という意味ではやるせなさを感じたけれど、まったく感情移入できなくて、ぜんぜん泣けなかった。そこに至るまでの夫婦や親子の姿がほとんどなかったのが敗因かも。私の想像力が足りないのだろうよ。
「妻への家路」観て感動した若い方にはぜひ「活きる」も観て欲しいなぁ。
『妻への家路』コン・リーはいつまでも美しい。深い愛を伝えることも許されず、引き裂かれた途方もない哀しみ。扉のすぐ向こうに居るであろう夫を想うも、押し殺し涙しながら震え堪える姿、切なさに息が止まりそう。土砂降りの雨が代弁する、陽光は希望、凛々とした娘丹丹の瞳が訴える感情も良かった。
『妻への家路』とある一家に文化大革命が落とした影。政治犯の父に自分の夢が壊された娘の密告で、父と母は引き離され、母親は記憶障害に。無事に帰った夫はそんな妻に様々なアプローチをしながら寄り添うが、その記憶が戻ることはない。切ない
『妻への家路』みたけど、とても良い作品だった。ラストのシーンは印象的だったなー。オススメで。でも同じBGMリフレインしていくのはあんまり好きじゃないんだよね。
チャン・イーモウ『妻への家路』観た。『初恋のきた道』から続く愛(純粋な愛)の物語の終着点のような作品でした。あの頃のどうしようもない愛の躍動はすっかり影を潜め、ひたすら静かで崇高なる愛が紡ぐ物語。これを観た後では、本作前提で『初恋~』『サンザシ~』を撮ったのではないかとすら思う。
『妻への家路』恐らく文革批判を完全に貫くことは今の中国の政治体制ではむずかしいんだろう。チャン・イーモウはそこを逆手にとって、その当時の体制に与した個人を批判するのを避けて政治の罪を描いている。そういう点は『アメリカン・スナイパー』と通じるところがあると思った。
「妻への家路」鑑賞。ヨメへ猛アタックするダンナの小芝居がいちいち知性と愛情に溢れてて、ハンカチ握りしめつつダンナくんを応援!で、ラストは泣きながらガッツポーズ!失われた20年よりこれからの20年の方がよっぽど大事!そりゃスピルバーグも泣きますよ。女子たる者、こんな風に愛されたい!
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コン・リー - フォン・ワンイー
チェン・ダオミン - ルー・イエンシー
チャン・ホエウェン - タンタン
チェン・シャオイー - コン・スーチン
イエン・ニー - リ主任
リウ・ペイチー - リュウ同志
ズー・フォン - チョン指導員
●スタッフ●
監督
チャン・イーモウ
製作
チャン・チャオ
製作総指揮
デビッド・リンド
原作
ヤン・ゲリン
脚本
ヅォウ・ジンジー
撮影
チャオ・シャオティン
編集
チャン・モー
音楽
チェン・チーガン
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