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【レビュー】映画『火口のふたり』

2019年8月23日

「ヒロインの瀧内公美の脱ぎっぷりがスゴい!」「全身全霊で演じきった二人に感動しました!」「R18+は伊達じゃない!」


上映中【2019年8月23日(金)公開】

 

直木賞作家・白石一文による同名恋愛小説を、「共喰い」はじめ数々の脚本を手がけ「この国の空」などでメガホンを取る荒井晴彦が映画化。挙式を控え、直子は昔の恋人・賢治と数年ぶりに再会。過去が鮮やかに蘇り、ふたりは抑えきれない衝動に身を委ねていく。物語の舞台を福岡から秋田に移しており、全編秋田でロケを敢行。作中に登場するモノクロームの写真は、写真家・野村佐紀子が手がけた。主演は「きみの鳥はうたえる」の柄本佑と、「彼女の人生は間違いじゃない」の瀧内公美。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

直子(瀧内公美)は挙式まであと10日となる中、故郷の秋田に帰省したかつての恋人・賢治(柄本佑)と数年ぶりに再会。新生活に向け片付けていた荷物から、直子は1冊のアルバムを取り出す。そこには、一糸纏わぬふたりの姿が写ったモノクロームの写真が収められていた。ただ欲望のままに生きていた青春の日々が蘇り、直子の婚約者が戻るまでの5日間、抗いがたい欲動に身を委ねていく。

●キャスト●

永原賢治柄本佑
佐藤直子瀧内公美

●スタッフ●

監督荒井晴彦
製作瀬井哲也 、 小西啓介 、 梅川治男
プロデューサー田辺隆史 、 行実良
原作白石一文
脚本荒井晴彦

映画『火口のふたり』を観た人の感想、評価、口コミ

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆
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◉「火口のふたり」観てきました。
濃密なからみと日常の生活、5日間の二人だけの世界。
いろいろ思い出して切なくなる映画。

 

◉『火口のふたり』。
白石一文の小説を映画化。恋人って何だろうと考えさせられる。
主人公の2人は恐らく恋人同士のつもりはないが、激しく求め合い、
欲望や理性といった人間の「生と性」の本質を問いかける。
食べるシーンとセックスシーンが交互に繰り返される構成が印象的。
昭和っぽさも◎。

 

◉『火口のふたり』
柄本佑さんと瀧内公美さんのダブル主演!
凄い映画でした‼️全身全霊で演じてる二人、
瞬きもできぬほどの映画!演じきった二人に感動しました!
照れのない没頭してる姿が凄い!

 

◉「火口のふたり」
震災がいつ起こるかもしれない世界でどう生きるか。
すねる直子やダメ男の賢治に苦笑してたが、最後の夜の告白から、
賢治の今後のささやかな生き方の決意に繋がるのが自然と受け取れる。
「体の言い分」という監督らしい言葉には、
そんなに気持ちよい体験ないから分からないと言っておく

 

◉『火口のふたり』
登場人物は柄本佑と瀧口公美のふたりだけ。
このふたりが全編ヤリまくるだけ。
なのに、その先に社会が浮かび上がるという、
スゴい離れ技をやっている映画です。

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最新みんなのレビュー

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誰もが手放しで楽しめる、分かりやすい作品ではない。だからこそ、登場人物の背景に想いを馳せずにはいられない。不遇な生い立ち、理不尽に変化する周囲の人たち。果敢に立ち向かうというより、傷だらけになりながら不器用に生きていく様子がリアル。気持ちが、ザラッとする。そして少しの希望をのぞかせてもらえる作品

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一言でまとめると、凄い作品。

出足の鈍さから早々にスクリーン数が絞られ、動員こそ伸び悩んでいるようだが、SNSに投じられた観客、とりわけ目の肥えた映画ファンの評価を見る限り、今後、上映の機会は増えていくだろう。

作品の余韻を味わいながら、後日届くであろう作品、キャスト、スタッフへの嬉しいニュースに「ほら、やっぱり!」と言える日を今から楽しみにしている。

uriu

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