当時、かなり楽しみにして映画館に足を運んで観に行った、俺の大好きな大友克洋の映画「スチームボーイ」(2004年)
この映画は総製作費24億円、製作期間9年をかけた大作であったが、興行収入11億6000万円と、思った以上に売り上げが伸びなかった作品だ。
作品や、声優陣にはかなりの批判を浴びている。
確かに、声優陣は違和感がありすぎて素人にも分かるくらいだったと思う。声はいいのに、なぜか映像にマッチしていなかった。
個人的には、この作品も1秒間に使われているコマ数が多いからか、その感じに合わせるのに声優陣も苦労したのかもしれない。そう考えると、プロの声優を起用したほうが良かったのかとも思う。
映像や話の内容は俺は好きだ。大友監督がもつ、ややダークな感じの作品ではないが、観やすい感じにはなってると思う。
しかし、元々大友監督の作品に興味がない人からすると、途中からとても退屈な映画になってしまったのかもしれない。
俺個人は、大友作品や世界観が大好きなので、声優や、内容が多少駄目でも、かなりの高得点になってしまう。
2014年現在でも、俺は何回でも観れる。
でもこの映画で赤字だったから残念で仕方がない。
81点/100点満点中
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