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日本による植民地時代の 1920 年代を背景に、抗日武装独立運動団体「義烈団 (ウィヨルダン)」と彼らを追う日本警察との攻防をスリル満点に描いたサスペン ス・アクション巨編。
『悪魔を見た』(10)で知られるキム・ジウン監督の新作。
主演 を務めるのは、数々のヒット作に主演し、韓国で累計観客動員数 1 億人突破とい う偉業を達成したソン・ガンホ。
本作では朝鮮人の日本警察官を演じ、日本語の セリフにも挑戦している。
義烈団を率いるリーダー役には、韓国初のゾンビ映画 「釜山行き(原題)」(16)のヒットも記憶に新しいコン・ユ。
女性義烈団の中心メン バー役に「イ・サン」(07-08)、「屋根裏部屋のプリンス」(12)に主演し、日本でも人 気の女優ハン・ジミン。
『コインロッカーの女』(15)のオム・テグ、「星から来たあな た」(13-14)のシン・ソンロクのほか、義烈団長役でイ・ビョンホンが特別出演し、 圧倒的な存在感を放っている。
また、日本警察の組織のナンバー2 である総督府 警務局部長役で鶴見辰吾が出演、重厚な演技を見せている。
あらすじ
1920年代の日本統治時代。元朝鮮人の日本警察イ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)は武装独立運動団体の義烈団を監視しろとの特命を受け、義烈団のリーダー、キム・ウジン(コン・ユ)に接近する。出処不明の情報が双方間で飛び交い、誰が密偵なのか分からない中、義烈団は日本統治下の主要施設を破壊する爆弾を京城(現ソウル)に持ち込む計画を進めていた。そんな中、日本警察は義烈団を追って上海へ。義烈団と日本警察のかく乱作戦が繰り広げられる緊張感の中、爆弾を積んだ列車は国境を越えて京城へ向かうが…。
鶴見辰吾さんよりコメント
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「密偵」の現場は最高の作品作ろうとする意欲とともに、常に緊張感に包まれていた。
ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、オン・テグ、イ・ビョンホン、多くの韓国の名優たちの中で、私は演技を激突させた。私にとっては 1995 年「GONIN」以来のリマーカブルで誇れるべき作品だ。早くも日本での公開となったのが本当に嬉しい。
密 偵(原題)
公開:2017年公開
監督:キム・ジウン
出演:ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、鶴見辰吾、オム・テグ、シン・ソンロク、イ・ビョンホン
2016年/韓国/韓国語・日本語/カラー/140分/原題:密偵(밀정)
配給:彩プロ
受賞歴:
第36回韓国映画評論家協会賞 作品賞、音楽賞 受賞
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