映画 映画レビュー 邦画

【レビュー】映画『バンクーバーの朝日』

2020年8月30日

「真面目で働き者な日本人の底力って凄い!」「差別がなくなればいいな!」「バントだけで勝つってカッコイイね!」


【2014年12月20日(土)公開】

 

差別や貧困をものともせず、フェアプレーの精神で戦い、03年にカナダ野球殿堂入りした実在の野球チーム、バンクーバー朝日軍の知られざる姿を描く人間ドラマ。その戦いぶりで人々に勇気を与えていく野球チームのメンバーを妻夫木聡、勝地涼のほか、亀梨和也、上地雄輔といった野球経験者が演じる。監督は『舟を編む』の石井裕也。-Movie Walker-



 

あらすじ<STORY>

1900年代初頭、多くの日本人が新天地を夢見て、カナダへ渡っていった。ところが、そこで彼らを待ち受けていたのは、差別に過酷な肉体労働、貧困という厳しい現実。そんな中、日本人街で野球チーム、バンクーバー朝日が結成される。常にフェアプレーの精神で戦う彼らの姿勢は、日本人だけでなく、白人たちからも称賛されるようになっていく。

●キャスト●

レジー笠原妻夫木聡
ロイ永西亀梨和也
ケイ北本勝地涼
トム三宅上地雄輔
フランク野島池松壮亮
笠原清二佐藤浩市
エミー笠原高畑充希
笹谷トヨ子宮崎あおい
ベティ三宅貫地谷しほり
堀口虎夫ユースケ・サンタマリア
杉山せい本上まなみ
松田忠昭田口トモロヲ
前原勝男徳井優
河野義一大鷹明良
三宅忠蔵岩松了
江畑善吉大杉漣
トニー宍戸鶴見辰吾
井上安五郎光石研
笠原和子石田えり

●スタッフ●

監督石井裕也
脚本奥寺佐渡子

映画『バンクーバーの朝日』を観た人の感想、評価、口コミ

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆
下記のコメント欄にお気軽に書き込んでください!!

◉映画『バンクーバーの朝日』
話がすごい好きで、カナダの日本人野球チームが、
審判もカナダ人びいきの中フェアプレーで戦って、
徐々にカナダ人のファンも増えてチームも強くなる話なんだけど、
会社でも、出る杭は打たれることがあっても、
腐らずに正しいと思う事を繰り返してると、ファンが増えるんだよね。

やっぱり会社の中での力関係もあるから、
上司が潰しに来るとなかなか大変なんだけど、きちんと結果も出していれば、
味方が増えてきて、最後は出る杭を打ってる上司が周りからの不満の声で飛ばされたりする。

部下が結果を出してるのに潰しに来る上司なんかにゴマをする必要なんて無い。

 

◉【バンクーバーの朝日】

1900年代初めのカナダ・バンクーバー、
貧しい日本から新天地を目指してカナダにやって来た日本人たちは
想像を絶する激しい肉体労働や貧しさに加え、差別にも苦しんでいた。

 

◉「バンクーバーの朝日」
スポーツによって人種差別を乗り越えた少年たちの感動的な話しであった。
現在でも肌の色の違い、生まれた国の違いだけで同じ人間なのに差別がなくならない。
考え方の違いを言葉という武器を使い人を傷つける。
人間はいつまでそんなことを続けていくのだろうか。

 

◉映画『バンクーバーの朝日』
戦前に実在した日系人の野球チームバンクーバー朝日ゎ、万年リーグ最下位。
フェアプレーでひたむきに戦い抜く姿ゎ、日系移民に勇気や希望をもたらし、
白人社会からも賞賛と人気を勝ち取っていく。
話ゎほぼ想像のまま。高畑充希って、どんな役でも高畑充希だなぁって思った😍

 

◉日系移民の作品なら「バンクーバーの朝日」もおすすめでーす⚾️🇨🇦
一世の苦労や二世の葛藤、差別と戦争も描かれてます。

次のページへ >

最新みんなのレビュー

ピュアラブ

2025年12月2日

13回見ました

中毒性があります。

何回見てもまた見に行きたくなる。

言いたいのに言えないもどかしさ、2人の表情、

綺麗なBL

最高でした。

ぴー

いろいろ考察が捗ります!見た人と語りたくなる

2025年11月30日

映画「ナイトフラワー」公開初日に

鑑賞しました

いろんなことを考えさせられる作品で

1回目に見たとき

2回目に見たとき

それぞれに発見があって

一緒に観た友達と語りたくなる考察が捗る

味わい深い映画でした

#ナイトフラワー

Dahlia

俳優陣の演技の凄み

2025年11月29日

まず、主演の北川景子さんを始め子役の2人が本当の親子のように自然な演技でスッと感情移入できました。渋谷さんもリアルに怖かったです。あと何と言っても森田望智さんがすごかった!佐久間さん演じる海との関係性が初なくも美しくもっと掘り下げて観たかったほどです。

りんりん

皆さんの観たお気に入りの映画のレビューを書いて盛り上げましょう♪
この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者
kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。