【2022/08/05(金)~2022/08/28(日)】
【演出】栗山民也【脚本】井上ひさし
キャスト |
貫地谷しほり、増子倭文江、熊谷真実、香寿たつき、瀬戸さおり、若村麻由美 |
入場料・上演時間・その他 |
【入場料金】 7,000円 ~ 10,000円 【発売日】2022/05/28 ■入場料金[全席指定・税込] 10,000円 U-30(観劇時30歳以下) 7,000円 【上演時間】 約2時間50分(休15分) |
ぼんぼん盆の十六日に地獄の地獄の蓋があく―――――
夭折した明治の女流作家・一葉を取り巻く5人の女性たちが織りなす
この世とあの世の境界線。-公式サイト-
あらすじ<STORY>
激動の明治に生を受け、若くして樋口家の戸主となった一葉(本名・夏子)。
女性でありながら母・多喜と妹・邦子との暮らしを守るために小説を書いて生計をたてることを決意する。
苦悩やしがらみと向き合いながら筆を執る彼女の前に現れたのは幽霊・花螢。
一葉と花螢のユーモア溢れる交流を軸にしたある時代を生きた女性6人の物語。
好景気で浮かれる上層と下層の間で、美しい文体で時代ともに生き抜いたあらゆる階級の女性達の頂上から底までを見た一葉...。
24歳6か月の若さでこの世を去るまで多くの名作を発表した夭折した天才女流作家の"奇跡の14か月"とは...。
舞台『頭痛肩こり樋口一葉』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉『頭痛肩こり樋口一葉』
小学生の頃から何度か見てるのに新鮮に感動しました😢
死者たちの思いや残したもの、
仏壇背負って一歩一歩進むくーちゃんにがんばれ!の拍手👏
香寿たつきさんの歌「あなのあいたいれもの」がいつにも増して沁みました。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
樋口一葉に関心を持つきっかけになったのは、
明治にノスタルジーを抱く鏑木清方が描いた一葉の肖像画だが、
昨日観たこまつ座の井上ひさし作「頭痛肩こり樋口一葉」を演出した
栗山民也の「明治という時代は、戦争に向かう準備をしていた」という見方にはハッとさせられた。
大変重要な指摘だと思う。
◉
こまつ座公演『頭痛肩こり樋口一葉』を観る。
前進座の『ひなっちゃん〜樋口一葉日記』、二兎社の『描く女』とは一味違う井上ひさし演劇。音楽劇、喜劇のなかに男尊女卑、男社会への静かな告発が。(紀伊國屋サザンシアターで28日まで) pic.twitter.com/mYeAFfDS3m— 市田忠義 (@ichida_t) August 13, 2022
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
一葉の人生と作品を散りばめた、お盆にふさわしい音楽劇。
一葉(貫地谷しほり)が辛抱立役めくのは作家の業故か。
解き放たれた別フェイズとの対比。
若村麻由美の花蛍が自在。
カテコでも幽霊の手がお茶目。
歩き続ける彼女たちの行く先を、照らす灯りがありますよう。
瀬戸さおりが好演した妹・邦子。
一葉の作品が残るように力を尽くした方だったのか。
宮沢賢治の弟清六にも重なる。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
舞台を見て、「樋口一葉」に興味を持って
関連しそうなwikiを読んでたんだけど⋯
登場人物の年齢設定を見てワロタ。
女優さんて大変だあ。
しかし若村さんは某主演映画で50代で10代の役やってたから、
まあ、それに比べれば(遠い目)
史実の樋口一葉も早逝だったのね。知らなかった
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
を拝見。
母(増子倭文江)妹(瀬戸さおり)と苦しい暮らしをする
夏子=一葉(貫地谷しほり)が文才を認められながら
若くして亡くなるまでを2人の知人女性や
遊女花蛍の亡霊とのやりとりで見事に描出しています。
明治の女性が「世間体」や「外聞」に縛られて
生き辛い日々を送っていたのが如実に迫ってきますが、
今日でもどこまでそれを払拭できたでしょうか。
岸田改造内閣に女性閣僚が2人だけという状況をみても
この劇はそのまま現代への厳しい批判といえるのでは。
貫地谷をはじめ、知人役の香寿たつき、
熊谷真実は大いに実力を発揮していますが、
なんといっても当たり役は花蛍の若村麻由美です。
これが三度目だそうですが、妙な慣れを感じさせないところが素晴らしい。
母の増子も”世間”の代言人らしさを強く印象づけました。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
一葉を取り巻く時代と世間、内面を掘り下げ。
社会的弱者や彼岸の視点を交え、テンポよくコミカルなタッチで描く。
夏子(一葉)の貫地谷しほり、
花蛍の若村まゆみなど達者揃いの女一座で、大変な見応えだった。
香寿たつきの歌も印象深い。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
今年のベストになるかもしれない。
とても良かったです。
ラスト前の光景に「月も石ですね」と、そんなことを思ったのですが、
誰か共感してくれる人、いないでしょうか??
とても詩的で美しいラストシーンでした。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
笑って泣いてとっても良い時間を過ごさせていただきました。
midはたけくらべの美登利氏ゆかりの名前だし一度観たかったお芝居、
今回お盆に拝見してとても良かった・・・充実した時間だった✨✨
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
この回、よかったとてもよかった……。(放心)
泣きすぎて鼻水を出しすぎたままお子さまみたいな41歳が高島屋を抜けるよ……。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
ものすごく良かった。
こまつ座の舞台は二度目で、前回観た雨もすばらしかったし
たぶん井上ひさしがとても好みなんだな〜たのしい
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
少し長いなと感じたり、ベタな台詞や演技をどう捉えるかは難しいと思ったけど、
とてもいい芝居だった。役者、スタッフすべてのセクションが確か。品がある。
日本のお盆と夏は良いもんだなとしみじみ。
30歳以下、安く観れます。ぜひ。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
👏🌟❤️👏🌟❤️👏🌟❤️
樋口一葉とその家族と幽霊と。
お盆にふさわしい、素敵な舞台でした。
キャスト・スタッフ全ての人に感謝💖。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
若村真由美さんの花螢が美しくてコミカルで秀逸。
香寿たつきさんの歌にもききほれる。
お盆の1日の定点観測のようなユニークな作り。
幕が降りた時の拍手の大きさがこの作品の素晴らしさを証明してる。
客席のライトがついても鳴り止まない拍手。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
観劇してきました。
演者さんの長セリフもあって、とても見応えがあり、楽しかった!
麻由美さん、お綺麗でした!
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
こまつ座はどうしてこう、今必要なものを出してくださるのだろうね
お盆にもぴったりな作品でした
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
予習なしでふら〜っと観に行ったけど面白かった〜
こういうお話の進め方好き😆お盆に見れてタイムリーだった👻
最後ちょっと泣いてしまった……涙腺が弱いので……
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
観ました。
13年にキョンキョン夏子で観てるけど例によっていい感じに忘れているので(^_^;)。
お盆のお話でしたねそういえば。
タモだったところはたぁたんになって、お歌がより素敵に…(^。^)
女の貧困というか苦労の物語で、それは社会とか色恋とかのせいで、
それは男だけのせいとも言い切れないもので、だからラストの台詞が効いてくるのでしょう。
生者には聞こえていないけれど、きっと届く…そんなことを考えました(^。^)。
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
観に行きました。
生舞台は、初めてで〜間近で女優さんの演技も見られ、
どんどん惹き込まれていきました。
目が離せないって感じでした。
真実さんの演技の素晴らしさにも感動しました!
さすが、真実さん♥
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
見に行きました!
客席は年齢層高め…20代後半の私はちょっと浮いてたかな…。
割引料金だったので喜んで感激。
帰り際、香寿たつきさんのことを、やっぱり元宝塚の人だよ〜、名前がそんな感じだよね。
声量もすごかったし、良かったねーと、後ろのご夫婦が話されてたのが印象的だった
◉『頭痛肩こり樋口一葉』
観ました。
男は、女は、とがんじがらめのこの世から一歩引いて見つめる
樋口夏子と周りの人達。
初演からずっと観てますが何度観ても本当に愛おしいです。
ラスト、重い仏壇を背負ってグッと立ち上がる邦子の姿は、
自分を支えて後押ししてくれる人達の思いを感じました。