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【レビュー】ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』の感想評判評価

2018年4月3日

ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』口コミ感想ネタバレ ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』あらすじ 公開上映中おすすめ舞台ミュージカル

「松下優也演じるドン・ホセはとっても繊細で真面目!」「魔性の女をその立ち居振る舞いを熱演する花總まり!」「ミュージカル感あまりなく物語の中に自然と音楽が流れてくる感じ!」


上映中【2018年3月23日(金)~4月8日(日)公開】

ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』とは

哀しいほどに ひたむきな愛
自由のためなら命をかけ、死してなお、ロマとして生きる

1830年スペインのセビリア。軍の規律に忠実な衛兵のホセは、妖しい魅力をもつロマ族の女工カルメンと出会う。そして一瞬で燃え上がるような宿命の恋が始まった。ホセは誰の指示も受けず自由に生きるカルメンに身も心も溺れ、後戻り出来ない状況に陥っていく。だが、カルメンは「私って女はきっとあんたを不幸にする」と言い放つ。
カルメンの魅力に翻弄された男はホセだけではなかった。ホセの上司・スニーガ中尉、カルメンの夫・ガルシア、イギリス貴族・ローレンス ― 彼らに嫉妬したホセの愛は狂おしいまでになってゆく……。
それから約50年後、フランス人学者・ジャンはカルメンの足跡をたどるうちに、彼女を知るという老人と出会う。老人の話から浮かび上がってきたカルメンの意外な真実とは……。
死してなお多くの人の心を揺さぶる、カルメンの熱い魂が現代に語りかける。

 

キャスト
花總まり/松下優也/伊礼彼方/KENTARO/太田基裕/福井晶一/団時朗 ほか
スタッフ
演出・振付=謝珠栄 台本・作詞=高橋知伽江 原作=小手伸也 音楽監督・作曲=玉麻尚一 作曲=斉藤恒芳
入場料・上演時間・その他
 入場料金
全指S席12,500円/A席9,000円
上演時間
約2時間35分(休20分)

 

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ミュージカル『Romale(ロマーレ)~ロマを生き抜いた女 カルメン~』を観た人の感想、評価、口コミ

ミュージカル『Romale(ロマーレ)』
~ロマを生き抜いた女 カルメン~ 観劇
とても面白かった ミュージカル感あまりなく物語の中に自然と音楽が流れてくる感じ
ロマとしてある意味不器用な生き方しかできないカルメンと一途なホセ 二人の恋の行方に涙
真実の追求がどこまで必要なのか疑問も残った

 

 

 

ドン・ホセに限らずスペインを舞台にした作品では男性キャラクターがかなり力強い、情熱的なステレオタイプなラテン男という描き方がされがちな印象ですが、今回の松下優也演じるドン・ホセはとっても繊細で真面目

 

今回はカルメンの方が年下の若い男を手玉に取っている女性、年上の女性にのめり込んで翻弄される若くてうぶで繊細なドン・ホセとそれぞれのキャラクターに肉つけがされていてストーリーにリアリティがぐっと出ています。

 

カルメンに翻弄されるのはドン・ホセ一人ではなく、他に出てくる3名もそれぞれ全くタイプが違っていて一筋縄ではいかないようなキャラクター。男同士の文字通り「紅一点」を巡る熱い戦いも見所です。それぞれの男性に合わせてキャラクターをガラリと変えるそのカルメンの衣装も華やかで見応えあり!カルメン以外のキャラクターもその性格を端的に表現している衣装も今作品の見所の一つ

 

”ファム=ファタル”を紐解く旅は、恋の結末か愛の結末を見る旅路か。
そんなミュージカルです。

 

少数精鋭のメンバーで上演されている今作品。ミュージカルといえば大人数のアンサンブルによるダンスが見応えのある作品もありますが、「ロマーレ」ではわずか5名のダンサーが文字通り「八面六臂」の活躍ぶり

 

カルメン役の花總まりは99年の宙組公演『激情-ホセとカルメン-』ではカルメン役を演じていた経歴がありますが、イメージとして王女や王妃系の役という印象・・・をバッチリ裏切ってくれています。男を捉えて離さない魔性の女をその立ち居振る舞い、目線、声色・・・その全てで熱演です

 

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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

2024年1月21日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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