舞台『1984』口コミ感想ネタバレ 舞台『1984』あらすじ 公開上映中おすすめ舞台ミュージカル
「リアルで冷たい舞台、空間の使い方、小川絵梨子演出が光る!」「正に鳥肌モノで、演劇的興奮に巡り会える舞台!」「しっかりと受け止めて考えるべき舞台だとも思う!」
上映中【2018年4月12日(木)~5月13日(日)公開】
舞台『1984』とは
時は2050年以降の世界。人々が小説『1984』とその"附録"「ニュースピークの諸原理」について分析している。過去現在未来を物語り、やがて小説の世界へと入って行く...。
1984年。1950年代に発生した核戦争によって、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの3つの超大国により分割統治されており、その3国間で絶え間なく戦争が繰り返されていた。オセアニアでは思想、言語、結婚等全てが統制され、市民は"ビッグブラザー"を頂点とする党によって、常に全ての行動が監視されていた。
真実省の役人、ウィンストン・スミスは、ノートに自分の考えを書いて整理するという、発覚すれば死刑となる行為に手を染め、やがて党への不信感をつのらせ、同じ考えを持ったジュリアと行動をともにするようになる。
ある日、ウィンストンは、高級官僚オブライエンと出会い、現体制に疑問を持っていることを告白する。すると反政府地下組織を指揮しているエマニュエル・ゴールドスタインが書いたとされる禁書を渡され、体制の裏側を知るようになる。はたして、この"附録"は誰によって、どのように書かれたのか? それは真実なのか? そして今、この世界で、何が、どれが真実なのだと、いったい誰がどうやって分かるのだろうか......。
キャスト |
井上芳雄/ともさかりえ/森下能幸/宮地雅子/山口翔悟/神農直隆/武子太郎/曽我部洋士 |
スタッフ |
原作=ジョージ・オーウェル 脚本=ロバート・アイク ダンカン・マクミラン 翻訳=平川大作 演出=小川絵梨子 |
入場料・上演時間・その他 |
入場料金 全指A席6,480円/B席3,240円、Z席1,620円(当日のみ) *65歳以上・学生(当日午前10:00からは半額)・障碍者・セット料金あり 上演時間 約2時間 |
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舞台『1984』を観た人の感想、評価、口コミ
◉「1984」を観劇。大きな力で抑制され、管理される。どんな手段を使っても思想をコントロールしようとする…恐るべき事ではあるが、現実にある事なのだ!とも。恐ろしくて、観ていられない!との思いもあるけれど、しっかりと受け止めて考えるべき舞台だとも思う。
◉新国立劇場「1984」観劇。
リアルで冷たい舞台、空間の使い方、小川絵梨子演出が光る✨。
テレスクリーンで全てを監視している様な感覚、拷問を見る苦痛。
過去の改変、存在すら消されるディストピア。今を感じる。
◉『1984』観劇。非常に薄気味悪さの残る、見応えのある舞台でした。ポスト真実とフェイクニュースがもはや他人事ではない日本で、言葉を使って思考し、文字で記録を残すことについて考えたい人必見の、ある意味恐怖体験ともいえる作品。
スクリーンの使い方が見事で、いつのまにか観客を監視社会に巻き込み、背筋を凍りつかせるような演出はさすがの小川絵梨子さんでした。
◉舞台「1984」初日観劇。入り組んだ空間。現実なのか、夢なのか、空想なのか?
私は誰、此処はどこ、今はいつ? 頭の中ぐるぐる訳わからない。全てをコントロールされる恐怖の世界なんて嫌だ!
◉『1984』(2時間、5/13迄)初日を新国立劇場小劇場で観劇。
ビッグ・ブラザーの支配するウインストンの悪夢に満ちたデイストピア譚ですが、クライマックのオブライエンとの精神分析的に内面を剥き出しにされ、自己の救いを求める様は正に鳥肌モノで、演劇的興奮に巡り会える舞台でした。
◉「1984」初日公演観劇。何度も時間が行ったり来たりでなかなか理解出来ず、ストーリーを把握せずに行ったもので終盤の衝撃の展開にうわぁ…となり。演者さん達のpowerも相当だと思いますが(特に芳雄さん)休憩無しで約2時間、観劇するのにも相当powerのいる内容の舞台でした^^;。
◉舞台『1984』にはマザーグースの『オレンジとレモン』が何度も出てきて、この歌といえば『ポーの一族』の『ピカデリー7時』に何度も出てくるから歌として聞けてちょっと嬉しかった。終わってからアイホンに入れてるKindleで読み直したら『ピカデリー7時』には歌の最後は出てなかったよ。
◉見に来ました。大杉漣さんご存命なら、ご出演だった作品。誠に残念。。、心に刻みます。