「不器用な二人が互いに惹かれ合うことに気づく瞬間の美しさ」「蒼井優とオダギリジョーの間違いなくベスト演技!」「ウットリと見惚れてしまうようなロマンティックで、ミラクルな瞬間が沢山!」
函館を舞台に、妻と別れて職業訓練校に通うアラフォー男と、風変わりな若いホステスとの出会いを描くせつないラブストーリー。『そこのみにて光輝く』などで知られる作家・佐藤泰志が執筆活動を諦めかけ、職業訓練校で過ごした頃の経験を基にした小説を、『マイ・バック・ページ』の山下敦弘監督が、オダギリジョー主演で映画化。-Movie Walker-
映画『オーバー・フェンス』を観た人の感想、評価、口コミ
オーバーフェンス観た お店で踊る聡と石岩がとても愛おしくて胸が熱くなった こういうのをキュンときたというんだな
オーバーフェンスいいわぁ〜 オダギリジョーと蒼井優素晴らしかったしラストはもう堪らんですよ。いやーほんと良かった。
オーバーフェンス観た。なんだかんだ観てよかったと思った。画の作り方はやっぱり山下監督だなと思った。結局は空気感を感じたいのかも。蒼井優は踊るのが似合う。
『オーバー・フェンス』中年呼ばわりされる割にはまだキラキラしてるジョーだけど、生き方が身体に滲み出てる感を覚えたし、かつてバレエをやってたことを思い出す優ちゃんの伸びやかさもいい。翔太くんの人懐っこさもね。そして真之介くんの役どころって、かつてはジョーや翔太くんがやってたよなあ。
「オーバー・フェンス」あれだな、蒼井優は「おじちゃま~」とか言ってる(言ってない?)より、今回みたいな厄介なオンナの方が似合ってるな。
映画『オーバー・フェンス』のパンフレット凄い良い^_^ 大きさパンフレット『そこのみ』と同じ小さめ。 ロケ地マップや、台本も付いている。役者希望の方は是非! あなたも、オダギリジョー、蒼井優、松田翔太になりきって下さい。
「オーバーフェンス」 感情や思い、思惑、関係性が一定じゃなく日々変化していくものってのが登場人物すべてにうっすら出ていて、ああ、そうだなあ、って思った。 希望がある終わりかたで良かった。
『オーバー・フェンス』オダギリジョーと吉岡睦雄が義兄弟⁈という思いがけない組み合わせは何だか感慨深いものが。満島真之介と対立するふてぶてしさが印象的な役者を見覚えはあるのに誰だか思い出せず、クレジットで「『恋の渦』の松澤匠か!」と。でも最も良かったのは「カツマタさん」の鈴木常吉。
『オーバー・フェンス』情緒不安定の蒼井優を始め役者は皆良かったし、社会的敗者=弱者達が暴発の可能性を秘めながらも寄り添って生きている感じに緊張感を持って観ていたが、結局不発のまま微かな希望だけを示してスカされた印象。暗喩に満ちた語りだが僕はそういうのを読まない=読めないからなあ。
『オーバー・フェンス』を観た。新宿は舞台挨拶とかあって大盛況だったようだが、池袋は直前に行っても良席が確保できるほど空いていた。『そこのみにて〜』の池脇千鶴同様、壊れているとはいえ蒼井優と出会えるファンタジーに、失業者予備軍の自分はただモヤっとするばかりだった。
オーバーフェンス見た。只々現実な映画。すごく良いことが起きてもそこから全てが好転するわけじゃなく、また苦しんでまた喜んでの繰り返し。はっきりとした救いもないし溜飲も下がらない。それが却って観る人間を現実に向かわせる映画。
面白かった。普通の人でいる/いないこと、オダギリが真っ暗な部屋で手紙を焼く深層的なシーンに対し、松田翔太やらがズケズケと外から入ってくる。強く外を意識付けるように、フレーム外から入る/出る鳥や、路面電車、自転車、人のシーン多用される。オダギリが蒼井を見るシーンはとれも魅入られその瞬間まるで時間が止まったように描写される(特に二回目蒼井の顔)。
羽が舞い落ちるその瞬間の永遠なる時間に感服。動物園大パニックで外へ外へ出て行く動物や出ていかないアイツ。そしてラストショットの気持ちよさ。いやあ良かった。
映画「オーバーフェンス」を見た!松田翔太がニューカッスルのユニフォームを着てるシーンが一番印象的。しかもあれは前回降格したシーズンあたりのユニフォームじゃないのか?違うかな。
オーバーフェンス良かったなぁ。一晩明けてジワジワ、ジワジワ来てます。不器用な登場人物達がリアルで苦しくて、でも決して望みを忘れない。鳥の求愛ダンスがとても良かったなぁ。見てよかった
「オーバー・フェンス」の有起哉さんもやっぱりすごかった。歩き方、仕草、目線、食べ方、謝り方…もう、原というその人物にしか見えなかった。徹底したリアリティとあふれる人間味。
『オーバー・フェンス』観了。誰にも言えない哀しみを強く握り締める人にこそその手をゆっくりと優しく開いて解放してくれるような函館三部作、圧巻の最終章である。多くの人が実は抱いているであろう切なさを臆することなく見つめる山下監督の強靭な演出。オダギリジョー、蒼井優が史上に残る名演。
「オーバー・フェンス」時代設定は現代なのか、今よりほんの少しだけ過去なのか?穏やかだけじゃなく、激しい部分もある物語だけど、この手の話に付きものの暴力も殆ど出てこないし、全体的に視線の優しい映画。ああ、これ、山下敦弘監督作なのか。と、エンドロールで認識。
蒼井優は照れ屋な情熱家なんだろうな。それがツンデレ的な感じになって周りのオッサンがコロコロいかれてしまうっていう。オーバーフェンスでは、その部分が役と少しリンクして、魅力的だった
オーバーフェンス、すごく良かった。白岩がさとしを抱きしめるシーンでじわっときた。にしても蒼井優、すげえ。
「オーバー・フェンス」、檻の中で飼いならされたものは、檻が開いても飛び立とうとしない。開いてる事に気がつかず、檻から出てもいいんだ、という戸惑いながらも一歩前進した印象でした。羽が舞うカットはなかなか素晴らしかった。
「オーバー・フェンス」、函館三部作もこれで見納め。蒼井優の求(狂)愛と、オダギリジョーのへらへらが映画を象徴してると思う。へらへらの裏返しとして、中盤の見知らぬギャルに向けての言葉は、グサリときた。自分はけっこう好きだこの映画。
一人一人なにかを抱えながら過ごしているけれど、観終わった後のわだかまりはなく、白岩たちはこの先も函館で生きていくんだな〜と感じた。 エンディングのない映画
松田翔太の演技も凄く良かったな。音楽脚本、オダギリジョー蒼井優は言わずもがな。
「オダギリジョーと蒼井優がフルスイングしてる。その2人の演技合戦、ぶつかり合いを観てもらいたい。凄い俳優二人だなって絶対に感じてもらえると思うんで、ぜひスクリーンで見て下さい。」
山下監督のリアリズム的価値観から大きく脱却したという点で非常に価値ある作品だった。とはいえ、大芸大出身監督勢が手がけた佐藤泰志の函館3部作では、やはり呉美保の「そこのみにて〜」が圧倒的に良かった。
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