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【レビュー】映画『喜劇 愛妻物語』

2020年9月11日

◉『喜劇 愛妻物語』
売れない脚本家と家庭を支える妻との無意味な舌戦バトル
セックスがしたい甲斐性のない夫

あれやこれやとアプローチ
その度に罵倒され続ける

男に都合の良い女性しか出て来ない童貞の妄想に近い内容だった

 

◉『喜劇 愛妻物語』
濱田岳と水川あさみ、『今度は愛妻家』で恋人役だったの観てから
2人ともずっと好きでひそかに結婚したらいいなーと思ってた(リアルに)。

今回は濱田岳がいい塩梅にキモい旦那だったし
水川あさみの口汚い罵り言葉も笑っちゃうほど爽快だった。
私的に濱田岳の声すんごく好きなんだな

 

◉『喜劇 愛妻物語』観賞。
甲斐性なしのダメ夫に対し朝から晩までブチ切れまくる妻だけど
こんなはずじゃなかったと思っているのはお互い様で
経済的な不満もセックスレスも相手に期待や信頼を寄せてるが故の悩みなんだよね。
喧嘩するほど仲が良いって意味がよくわかる映画だったな。
電マのくだり笑った

 

◉『喜劇 愛妻物語』
創作家の苦悩ではなく、性欲の苦悩の物語であった、
という時点でこちらの期待するものとは違ったとはいえ、
他人の危機的状況ほど笑えるものはない、という意味での喜劇と呼ぶには、
突き放し方も掘り込みも浅すぎる単なる痴話喧嘩。
俳優陣が軒並み熱演しているだけに惜しい。

『100円の恋』の特異点的な熱さと深みは、安藤サクラ(様)という
飛び道具あったればの到達点だったんだなぁ、と改めて痛感する。

水川あさみも濱田岳も上手いし熱演だが、やはり格が違いすぎる。
特殊俳優への道をひた走る夏帆が出てくるシーンが、全編で一番締まっている。

 

◉『喜劇 愛妻物語』
いやあ、なかなか凄い。濱田岳のダメさは絶品説明が難しい。
水川あさみの声のトーンが色々と救われる。

 

◉『喜劇 愛妻物語』観て来ました。星5つ。
あらすじ聞いた時から、
絶対観たいと思いつつ、その期待を上回って来ました。

ドラマ「モテキ」以来の、主人公が自分であるという没入感。
奥様のセリフがリアルすぎて、笑いが止まらず、
クライマックスは監督の意図通り泣かせられる。

細かい部分までキャスティングもお見事で贅沢だし、
何しろ、主演のお二人の演技の素晴らしさ。

長回し多用し、見事すぎる。水川あさみさんのエキセントリックさとキュートさで、
ちゃんと今を生きる貧しい兼業主婦に見えて来る不思議さ。
音楽もちゃらつかず、日本映画リスペクトで心を掴む。

そして、クライマックスシーンの川を挟んだエロスとタナトスの対比の見事さ。
あの濱田岳さんの駄目男ならではのリアクションの表情。

答えを、セリフを超えた映像表現。
PG12で大人の喜劇を作った製作陣の心意気。素晴らしいです。

 

◉『喜劇 愛妻物語』
酒好きの恐妻・水川あさみ凄く良い。
濱田岳のダメっぷり際立つわあ。子役も芝居巧いし。
設定だけだとこんな夫婦DVかモラハラか不倫か
ネガティブな方向行そうだがそうならない。一緒に泣く愛がある。
邦画で今年一番ニヤニヤした。

 

◉『喜劇 愛妻物語』
最初からちょくちょく出ていた“とあるアイテム”が
物語の重要なキーになっているところは、グッと来た。
どこにでもいそうだけど、
でもなんかスゴい、そんな素敵な?夫婦の物語。

 

◉『喜劇 愛妻物語』鑑賞
これが喜劇ならばなんてカオスなことか…結
婚なんてしたくねえなと思うこと必須のクズオトコ映画の秀作…
水川あさみさん…めちゃくそいい奥さんじゃん…
そして夏帆が一番エロいんじゃ…
エンドロールは今年の映画で一番ほっこりしてて好きでしたね…傑作です!!

 

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ネタバレあり

2025年10月5日

以下ネタバレ

火喰鳥を本当の鳥だと思って見ているとただの世にも奇妙な物語的な映画になってしまう。

これは鳥はあるものの比喩、極限状態の人間の生への執着と、ある男達の1人の女への執着、どちらかが勝てばどちらかは消える。ずっと考察できる映画。俳優陣も大変良い。

mi

約100分にきれいにまとまっている

2025年10月4日

水上恒司さん映画初単独主演とのことでしたが、安定感があり、どういう結末になるのだろうと最後までたのしく観れました。

もな

火喰鳥を、喰う

2025年10月4日

新しいジャンルの映画。ホラーミステリーでありSF。生活をじわじわと侵食され、執着や怒りの感情で自分を見失う恐怖。観た後に残る余韻はこの作品ならではでおもしろい。

しもつき

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この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者
kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。

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