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【レビュー】映画『星の子』

2020年10月9日

◉『星の子』。
今村夏子の小説を大森立嗣監督が映画化。
アヤシイ宗教にハマる両親を持つ女子中学生の多感を、
芦田愛菜が絶妙な演技で表現。

彼女が信じているのは宗教ではなく、両親だ。
家族が大好きな女の子の成長を温かく見つめた優しい作品。
信仰による奇妙な習慣もユーモラスに描かれている。

 

◉『星の子』
新興宗教にはまった家族というといい印象がありませんが、
こんな奇跡のような少女がいればそこには希望が持てるのかも知れません。
純粋な家族の絆は強い、大森立詞監督のそんな想いが出演者にも伝わって、
ふわっとした雰囲気の中にも確固たる意思のようなものを感じる作品です。

 

◉『星の子』
輝く星の傍らにある深い闇に目を凝らし、流れ星を探し求める様に、
愛の側面が見せる信じる事の本質とその痛み。

思春期の惑いを的確に演じた芦田愛菜はじめ、
俳優の演技と演出の精巧さが、
粗雑にもできる「宗教」という題材を端正に構築する

 

◉『星の子』
大切な両親が信じているもの。
自分のためを思って始まったそれは日常生活の綻びや
様々な人の言葉でちひろの心を揺れさせる。

噂でしょ、という言葉。信じたいという思い。
そして信じるという事。
ラストシーンではそれぞれの思いが胸を打つ。
原作をもう1度読みたいと思った。

 

◉『星の子』
最大の名シーンは「ちひろがまーちゃんのジャケットを
羽織るときに見える芦田愛菜さんの小ぶりな胸」でしたね。

 

◉『星の子』
おかしな新興宗教にハマっている両親。
ただなぜハマったのかを知れば
そこには大きな大きな愛があることを見せられたら半笑いではいられない。
となんの信仰も持たない私が思うくらい素晴らしかった。
人間の複雑さが見事に描かれていた、最高

 

◉芦田愛菜主演「星の子」見ました!
カルト的教団にハマる両親とその娘のお話。
何か強烈な体験を経て自発的にハマっている親と違って物心ついた時から
そこにいる二世は思春期には当然世間からの疑問に曝されるし
大好きな親と同じ考えも共有したいしでものすごい葛藤があるんだな…と考えさせられた

 

◉『星の子』観ました⭐️

大切な人と、見え方や見えるモノが違くたって良い。
大切な事には変わりない。
受け止め方も色んな方法があっていい。
逃げたり、正面から向き合ったり、一回突き離したり。
なんだって良いんだ。それぞれだから。
自分の気持ちを大切に。その上で相手を大切に。

 

◉『星の子』
両親が新興宗教の家族の話。主人公の中学生の心も揺らぐも、
あったかい両親にあまり嫌な感じがしない宗教で、
なんとかうまく折り合いがついてそう。
白か黒かではなくグレーの世界が大事なのかな。
考えさせる映画でした。

 

◉『星の子』観てきた。
丁寧に本を読むように観る映画だったな。
芦田愛菜ちゃんがよかったし、
黒木華さんの役がゾッとした…いるよね…あんな感じの人。

親があやしい宗教の信者だったら、どうすればええんやろ。
生活破綻してまでハマるのはヤバいよね。
たまたまのきっかけでズブズブ。他人事ちゃう。こわ…

 

◉芦田愛菜ちゃん、好きだから、『星の子』って映画見たよ。
感想は、純粋と洗脳と戦慄かな…

 

◉『星の子』
知世さん拝んできました。
序盤やばいです。全部やばいです。
声を出さないで知世さんを見るのは無理。
頑張って、声を抑えながら見ました。

 

◉「星の子」を鑑賞。
一言で言えば「信じる」と言う言葉への問いと感じました。
個人的には新興宗教と言う自分の肌に合わないものの
活動が描かれているのがあまり気持ちの良い感じがしなかったが、
演技派女優となった芦田愛菜演じる思春期の女の子の演技は必見です。

 

◉映画『星の子』
とても良かった。新興宗教は信じてないにしても、
小さい頃は絶対的に正しい存在だった親に間違っているところや
自分と違う考え方が見えていく思春期のざわざわした気持ちが蘇った。

 

◉『星の子』
まず内容云々の前に岡田将生、中学生に手を出すような
クソみたいな教師の役なんてやらないでくれ。

向こうから歩いてくる人の顔を見て「ブサイク」って言って笑うなんて、
人の容姿をジャッジさせるようなことを子役にさせるな。
原作あるか知らんけど、こんな表現いい加減滅びてくれ

親が新興宗教ドハマり家庭で生まれ育った私には全編ほぼ追体験。
マジで吐くかと思った。姉ちゃんへの感情移入が尋常じゃない。

この映画を観て思ったのは「遺書書こう」。
親とやり合う元気ないけど、2世だか3世で名前だけ
入らされてるあの宗教で葬式されるかも知れないと思ったらゾッとした。

具合悪いとき「これが効くから」って成分もよく分かんない水飲まされたり、
謎の施設で研修受けたり、仲良かった子に愛想笑いされたり、
学校で家のこと話せなかったり、
焼きそば食わされたところまで全部が過去の私だった。
客観的になんて観られなかった。私の人生異常なんだって改めて思った。

 

◉映画『星の子』を観賞。
家族3人で同じ流れ星を見ようとするラストシーンはとても綺麗でした。
ちひろが憧れの先生に怒鳴られ、そのショックで
パニックになるシーンなど、芦田愛菜さんの演技は本当に素晴らしかったです。
人の心も見抜く、謎めいた宗教幹部を見事に演じた黒木華さんも凄かったです!

 

◉映画『星の子』を見てきた。
ラストシーンは何か意味がありそうだった。
芦田愛菜ちゃん可愛かった。
2世でピュアなちひろを見て、中学校の友達(学会員)思い出しました。

 

◉『星の子』
話が良いのは、今村夏子さんの功績だとしても、いい映画だった。
ただ途中のアニメーションに関してはいらない演出、あれさえなければ。
ただここで終われば最高なのになって所で終わったから良しということで

 

◉『星の子』という映画を観ました。
さっき観たヤツに続いてこの家庭もすげえ大変w
でも、元からそこで育ってれば、単純に家庭のルールが
他所んちと比べて多少変わってるだけって感覚になるんだろうか?
主人公の立ち位置がそこまで明確に示されていない辺りに
色々想像の余地があってとても楽しかったw

 

◉『星の子』を見ました。
芦田愛菜さんは天才です。
邦画に求めている全てを出してくれた。
2020ベスト3はかたい。マジで見てほしい

 

◉『星の子』
愛菜ちゃん、立派な俳優さんになってる!

 

◉『星の子』
芦田愛菜さん、6年ぶりの実写映画主演作品
愛菜さん、さすがの安定感でした(^^)

 

◉『星の子』面白かった!
原作は主人公の一人称で進むけど、
映画では独白はほとんど無いにも関わらず、
主人公や周りの世界との関わりの変化がよりジワジワ伝わるというか……
さすが芦田先生……人間のさまざまな優しさと怖さが静かに押し寄せて
色々なことを考えさせられました。なべちゃん、いい奴
おめあての岡田将生も原作から予想していた数倍出番があったし、
どのシーンもとても良かったです。数学の授業の大ボリュームに大満足😍

 

◉『星の子』観てきました。
う〜ん。原作読まず鑑賞したのですが、
予告から私が想像していたのと全然違った。

何が違ったかを書いちゃうとネタバレになるからやめときます。
近くで鑑賞してたおじいちゃんがしょっちゅうな笑うので
気になって仕方なかった。全然わらうとこちゃうのに😓

ラストが気になったので、帰りに本屋でラストだけ確認してしまいました。
買わずでごめんなさい🙏違う本買いました。

 

◉『星の子』を鑑賞した
映画をあまり見ない方だけど、
クライマックスは何を意味するんだろう…

 

◉映画『星の子』見てきました。
久しぶりにエンドロールで鳥肌が立った。。。
芦田愛菜ちゃん素晴らしい。
狂気、信仰、多様性、大切な人に幸せでいてほしいと願う気持ち、
色んなことを感じた気がする。とてもおもしろい映画でした。

 

◉映画『星の子』観に行ったけど、
凄い終わり方をしてくれた。
「何? ナニ?」(しばらく沈黙)で終わってしまった。
この映画は新興宗教の話だけど、
「普通」と思っていた家族の問題は何処にでもあるなと...。

 

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この記事を書いた執筆者・監修者
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kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。

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