「ソ連の繁栄の裏の実態を命がけで見てきた記者の実話!」「人肉食のシーンや子供達の歌声が耳から離れない!」「ジャーナリズムの在り方を考えさせられる映画!」
上映中【2020年8月14日(金)公開】
アグニェシュカ・ホランドが、スターリン政権下のソ連の真実に迫ったジャーナリストの実話を映画化。1933年。モスクワを訪れた英国人記者ジョーンズは、世界恐慌下で繁栄が続くソ連の真実を知るため、当局の監視を逃れ、ウクライナ行の汽車に乗るが……。出演は「フラットライナーズ」のジェームズ・ノートン、「ワイルド・スピード/スーパーコンボ」のヴァネッサ・カービー、「マグニフィセント・セブン」のピーター・サースガード。-Movie Walker-
あらすじ<STORY>
1933年。ヒトラーへの取材経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)には、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れる中、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くため、単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目を掻い潜り、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。だが、凍てついたウクライナの地を踏んだジョーンズが目にしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった……。
●キャスト●
ガレス・ジョーンズ | ジェームズ・ノートン |
---|---|
エイダ・ブルックス | ヴァネッサ・カービー |
ウォルター・デュランティ | ピーター・サースガード |
ジョージ・ウォーウェル | ジョセフ・マウル |
Lloyd George | ケネス・クランハム |
Maxim Litvinov | クシシュトフ・ビチェンスキー |
Matthew | ケリン・ジョーンズ |
Miss Stevenson | フェネラ・ウールガー |
Yulia | ミハリーナ・オルシャンスカ |
●スタッフ●
監督 | アニエシュカ・ホランド |
---|---|
脚本 | アンドレア・チャルーパ |
音楽 | アントニー・ラザルキーヴィッツ |
字幕 | 安本煕生 、 沼野充義 |
映画『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉映画「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」。
当時のリベラルな知識人がソ連にシンパシーを感じていたのがよく分かる。
あのオーウェルでさえ、ウクライナの貧しさを知ったからこそ「動物農場」を書けたということか。
人の美しき平等を謳いながら、裏側では人を殺しまくる共産主義の恐ろしさ。
◉「赤い闇スターリンの冷たい大地で」鑑賞終了。
学生の頃「動物農場」を読んでいながら表面的にしか
理解していなかったのだとこの映画を見て気づいた。
知らなければいけない事が詰まった映画だ。是非見るべき作品。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』みた。3
0年代、ホロドモールの真相を探るべくウクライナに乗り込んだ記者の闘いを描く。
ソ連の現実を知りながらプロパガンダに加担するデュランティを見て
いろんな人物の顔が浮かんだが、はたしてそれを批判できるほど
俺自身まっさらな人間なのだろうかと。傑作!
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」を観てきました。
この作品は大英帝国の凋落と新興国家ソ連の
豪腕な国家経営が見られる作品ともなっております。
ウクライナはソ連、その後継であるロシアに
かなりムカついているのではないかと思うのですが、
どうなのでしょうか?教えてウクライナの人!
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」。
とても恐ろしい映画だった。実在のジャーナリスト、ガレス・ジョーンズが見たもの…。
フェイクニュースや腐敗したマスコミ、都合の悪いことを隠す政府、
人々の無関心、今の時代にも通じる構図…。ジョージ・オーウェルも出てきます。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」観ました。
世界恐慌中ソ連だけが繁栄している秘密を探るべく
その金脈のウクライナに潜入し、人工的大飢饉ホロドモールを目撃・その惨状を
ソ連や西側諸国の圧力を受けながらも命懸けで伝えた一人の記者。
国家の見せ掛け繁栄の為に実際にあったゾッとじゃ済まない話
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
スターリン政権下でのホロドモールの実態を命を賭して
世界に知らしめた若き記者を実話。
豊饒な筈の大地を捉える寂寥の画。
モノクロに近い色彩は人々の心そのもの。
隠れた歴史の一片を記す戦慄の社会派エンタメ。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』。
ウクライナの人工飢饉=ホロドモールを初めて知り、衝撃を受けた。
前半は若い記者の挑戦を見つめる展開だが、
舞台がウクライナに移ると極限状態にある人々の凄惨な生活に絶句する。
世界史を知るために観ておきたい一作。カメラも美しい。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
道端に転がる死骸、食事に群がり争う市民、
目を覆いたくなるような残酷な現実を突きつけられ感情の置き場に戸惑う。
スターリン政権が成し遂げたものとは。
非人道的な行為が罷り通っていいはずがない。
心に深く滲み入る実話。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』。
アンジェイ・ワイダの弟子筋、アニエスカ・ホランド監督の力作。
題材の目新しさはないが、ジョージ・オーウェル「動物農場」の
製作過程と並行して描かれるなど、エンタテインメント作品として脚色されている。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』字幕
◎ホロドモールを扱った実話を元にした作品。
ソ連の隠し事を暴こうとした記者の話。最初から最後まで重たい。
人肉食のシーンや子供達の歌声が耳から離れない。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
冷房ガンガンの映画館で気分は冬のウクライナだが、
機密を暴く取材の生命の危機や、
立場を異にするジャーナリストとの対立はそれほどの切迫感を感じさせない。
最後に添えられた実話の顛末が一番怖い。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』観ました。
恐ろしい史実が闇に葬られぬよう、
ジャーナリズムの在り方を考えさせられる映画でした。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
原題はMr.Jones(これ重要)。
深い物語なのでぜひ観てほしい。
1933年、繁栄しているはずのソ連で主人公が見たものとは。
命懸けで真実を伝えようとする者と、
大義のために真実から目を背ける者の対比
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」見てきた。
ソ連の繁栄の裏の実態を命がけで見てきた記者の実話。
ウクライナの飢餓の凄絶なシーン、
『動物農場』とのつながり、など見どころたっぷり。
ずっしりと重い映画だった。必見では!
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』を観に行ったけど、
10時からの回は何と満席!
マイナーな作品だと思ってましたが、
スターリン政権下のソ連に関心のある方がこんなにいるとは( ゚д゚)
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
命懸けのジャーナリズム!
韓国映画「タクシー運転手」に描かれた光州事件に乗り込んだ
ドイツ人記者のことが思い出されました。
歴史の知られざる一面を知ることが出来るタイプの
映画が好きな人にはオススメです!
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」を鑑賞。
連日の猛暑の中、冷たくなりたい方にお薦め。
精神的に冷え冷えになります。
あと、観賞後にお肉を見るとイヤな気分になるので、
食事は見る前に済ませた方が良いですね。
原題のミスタージョーンズでは内容が伝わりにくいのは分かるけど、
邦題にはちょっと違和感が。
特に「赤」はモチーフではなかったし
(ソビエトの国旗のイメージだと思うけど)、
スターリンの話と言うよりも、ジャーナリズム、
大義と犠牲、と言った内容の方がメインだった気が。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
ナチス台頭の時代。スターリンがもてはやされていたが、
その真実=ソ連の失敗を取材したイギリス人(ロシア出身)のお話。
農業政策の失敗で飢饉のウクライナ描写が凄まじい。
政治と報道の狭間が小汚い…アメリカはほんとに小狡いわ。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
気骨のあるジャーナリストを描く重たいテーマの映画なのに、
フラフラ細かく揺れるキャメラは腰が定まらず、カット繋ぎの雑さは集中力を削ぐ。
とはいえ画面のダメさで映画の底が抜ける所を、
重たいテーマがしっかり支えてしまうので、実在の絶対悪の巨大さを実感。
◉『赤い闇~スターリンの冷たい大地で』
★★★★★。
空腹の最中、幼い姉弟達から施されたアノ肉の味を、
彼はきっと終生忘れなかったと、私は思いたいのです。
先見の明を持つ者や先進的なモノサシを持つ人は、えてして、
その他大勢の凡人達から嘲笑の的になったりします。
そして、、その時・・その瞬間に立ち合った時、初めて、
その多勢の凡人達は、自分達が置かれている立場や場合が、
いつの日かバカにし論(あげつら)った
あの日才人が云った通りだったと思い知り、、
二度とは返って来ない過去を悔しみながら、
ああしていればこうしていればと戯れ言で、互いを慰め合う。
かく言う、私もその多勢側なので、
偉そうには言えませんが🙇🙇
まぁ、そんなん結果論やん!って云われたら、
それ迄かもしれませんが、少なくともそんときは、
運命を受け入れるにしろ、抗うにしろ、
潔くは在りたいと思います🙇🙇
・・つか、一党独裁制でね、
万民統べからく一様に幸せだ!なんてもんはね、
そのトップから腹心に至るまで、政に関わる総ての人間が、
霞を食って生きる仙人の様な世俗離れした欲得の無い
聖人君子じゃなきゃ成り立つワケがなく、
《人間》如きにはそもそも無理だと思います。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」を観てきた。
WW2前のソ連が急激に経済的に発展し、トラクターや戦車などを作り上げ、
工業が近代化し繁栄できた反面の、ソ連が隠してきた闇の部分。
腐敗していくジャーナリズム、真実も追求する重要性にも触れていて、
今の時代だからこそ創られて、観るべき映画。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」。
拉致問題や慰安婦問題、「記者たち」でのイラク戦争報道を巡る闘い。
大新聞がいかに安易にプロパガンダや誤報を掲載し、
それを国民、政治家までもが信じてしまうものか。同じ構造を描いている。
◉「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」
人為的大飢饉の場面で完全に目が覚めた。
飢えを凌ぐ為に家族の死体を食う様はホラー映画を軽く凌駕する凄まじさ。
常に監視下に置かれ人質まで取られながらも真実を貫こうとする主人公に感嘆。
不正、隠蔽、利己主義と今日的テーマが盛り沢山の史実ドラマだった。
◉『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』を見てきた。
細かい背景の説明とかないから、Wikipediaで色々予習しておいて良かった。
当時の雰囲気を堪能できた。
肝心のウクライナ潜入シーンが映画の4分の1ぐらいしかなくて、悲惨さの描写が足りない気がした。
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