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【レビュー】映画『82年生まれ、キム・ジヨン』

2020年10月10日

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』鑑賞終了しました。
何の予備知識も無く鑑賞したのですが、
予想してた通りでは無く心苦しくなる映画でした。
ただエンディングは凄く良い旋律と歌詞でした。
心に優しく響く曲だったなぁ👍

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
原作とは違う終わり方らしいが、
話としては救いのある終わり方で良かったと思うのは男だからだろうか?
現代も根強く残る女性としての生きづらさのエピソードの数々に終始苦しくなる。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』鑑賞。
原作の救いのなさは問題提起としてぐさりと刺さるものだったが、
映画の方は問題提起もしつつ後味は悪くない(大人の事情もあるか)。

自分たちは受け入れたんだから次の世代も受け入れて
当然という意識の連鎖を断ち切ることって難しいけれど、マスト。

 

◉「82年生まれ、キム・ジヨン」見てきた。
辛くて泣けたし、自分や友達の話かと鳥肌もたった。
車内の姉弟のシーンがあったのと、
本より夫婦間の信頼が強く描かれてたのが心強かったかな

 

◉【82年生まれ、キム・ジヨン】原作未読。
韓国同様どこの国も依然として男性中心…
優しいようで実は傷つけている言動、何と女性の生き辛い社会か。

彼女の症状は因果関係で責める道具としてではなく、夫や父親など
周囲が気付くきっかけとし、問題をじんわり浸透させていく描写が自然で見事。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
映画版もしっかりやられた…なぜどこにでもいる"キム・ジヨン"さんが
壊れてしまったかを怒りと絶望で描いた小説版に対して、
映画版は原作の最悪エピソードの数々は押さえつつ周りの人達にとっての
"次出来るベスト"を問う応用編だった‼︎我々は何ができる?

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
無自覚な加害者たちからの言葉の暴力で心を削られていくキム・ジヨン。
時代の価値観に殺されてきた人々、葬られてきた女たちの
人生に多少なりとも自覚のある者なら性別年齢問わず胸が苦しくなるだろう。
この映画が価値観を変えるきっかけになれば…

ただし映画としての評価となると少し違ってきて、
あれだけのテーマとストーリーを擁しながら、脚本・演出・映像等…
映画としての完成度は少し残念な感じもした…
演者以外の映画的魅力があまりないというか。
ファーストカットはかなり期待させてくれたんですけどね…

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』。
地味に辛い。地味だからこそ、辛い。
主人公の女性は殆ど感情を表に出さず、
本人の自覚なくいつしか心が壊れてしまっている。

真綿で首を絞めるような静かな性差別は現代社会に埋もれがち。
男性にも是非観てほしい。主演のチョン・ユミが素晴らしい!

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
知らず知らずに自他から受ける圧力により、
過去の自分や理想と僅かにすれ違い、
蓄積されたなにかに埋もれてしまう感覚は、少なからず覚えがあり、
本作の平坦ながら切実な造りが、その普遍的深刻さを際立たせている。

 

◉すごい…映画版『82年生まれ、キム・ジヨン』
近年稀に見る凄まじい絶望映画になってた…。
ぜんぜん「大丈夫」とかいうレベルじゃない…
この突き落とされ方原作の数千倍絶望が深い…。
とにかく私から言えるのは、
「真の絶望とはコン・ユの顔をしてやってくる」ということです!!

 

◉◤82年生まれ、キム・ジヨン◢

色んな観点から感想を述べたり、問題提起できる豊かな作品。
心身に堆積していくストレスを気にかける暇もないまま壊れていくジヨンに心を撃たれた。
本当にこういう人が身近にいたので、直視するのが若干辛いところ。
そんな人に語りかける精神科医の言葉が印象的。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
観衆の9割が女性でした。多様性が叫ばれても、
型にはめたがる人間社会において、
男尊女卑の文化は根強くえげつないです。
誰かのこうあらねばならぬと言う考えが、
どれだけ周囲の人を苦しめているかをしみじみ感じます

 

◉映画「82年生まれ、キム・ジヨン」観た。
ラストが違うと聞いていたがなるほど、
能動的な読書体験と受動的な映画体験は別物だし、
映画のラストで原作どおりの演出を使うと
後味が苦くなりすぎるかもしれない。納得はできる改変。

原作ではあのラストが「そういうことなんだよな…」と突き刺さるポイントだったけど、
映画版はそこまでで十二分に伝わってきてるし、
なにより視覚的に「そういうことなんだよな…」と思える
オリジナルのポイントがあったので何か大切なものが欠けたという気はしない。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
初日初回で見てきましたが、結局は男女人間同士
わかり合うのは本当に難しい、近しい家族でも難しい。

でもこの映画によって、どこを気にしたら良いのか
どうすべきなのか教えてもらえました。
あとコンユさんの、一般的なサラリーマンでパパで旦那様の姿を堪能できました

 

◉『82年生まれキム・ジヨン』
仕事に対する高い能力とモチベーションを持ちながら
子育ても行う女性の過酷さは何処の国も同じ。

韓国でもこのような映画が作られた事に感動。
激情が支配する事の無い等身大的で自然な映像。
やっぱり韓流映画って凄い!

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』観た。
終始静かに淡々と日常が進んでいくんだけど、
その日々にごく自然に「普通に」抑圧が存在していて、
それにじわじわと潰されて、
ダメージを蓄積していくジヨンが見ててすごく痛々しくて、つらい。
本当、次のシーンで壊れてしまうんじゃないかってずっとハラハラして観てた

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』を観る。
男女の非対称性を見事に描いているが、
おそらく気付かない人は気付かないままだし、
響かない人には響かないままなのだろう。
なにしろ配給が作ったポスターの惹句の何も分かってなさが酷い。
「大丈夫、あなたは一人じゃない」で優しく見守る旦那さま。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
思いと行動で変わる光も見えたけど!高学歴、花形業種も出産退職。
優しく理解あるイケメン主人でも彼女の精神は不安定。
自分の母の若い当時も描かれその当時と変わらぬ状況に愕然。
子育ては社会全体でやる意識を思う。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
小説と映画どちらも見るのをお勧めします。
ネタバレしててもなお深く共感できる作品です❣️
やっぱりコン・ユ忘れられない演技と魅力❣️

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』見ました!
いやー釜山のシデクがリアルすぎて吐きそうになりました。
コンユさまのサービスシーンあるで

個人的はコンユとチョンユミとの身長差に萌えた

 

◉「82年生まれ、キム・ジヨン」
壊れてく妻をなす術なく見つめるコンユに苛立つし、
その善意に返って斬られるようなんだけど、人の良い父や弟を見ても、
女性も男性もこのシステムの犠牲者なんだなと。
人の痛みを否定するなんておかしい、に尽きる。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』観てきました。
コンユがいい旦那さんだわ

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
原作ほどのどん底(だがありふれた現実)はないけど、
細部にまでやどる地獄、堪能しました。

男にも地獄はあるって? 大丈夫、ちゃんと描かれてるから!
いじけないで!帰り際、あれウチだ…て言ってる男の人がいた。
気づいてよかったね。いつか金ローとかでやって欲しい

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
明瞭な分かり易さもまずは「伝わる」ことを第一に考えた方策として、
原作が社会的に果たした役割を映画でも達成する意思として断固支持。
実際「自分たちの話」として我が身や身の回りを顧みるきっかけになりまくる。

 

◉「82年生まれ、キム・ジヨン」
純粋に、率直に、母親になった途端に生きづらくなるんだなと思った。
男女平等って言っても、暗黙の了解はいつまでも蔓延っているし、
他人事だと思って好き勝手言う人達もいるわけだし、
我慢し続けないといけないのかなって苦しくなった。

そんなストレスを抱えて生きる妻が別人になっていくことへの怖さ、
愛する人が消えてしまうかもしれない不安と、
何が正しい行いかわからないやるせなさや情けなさを痛いほど感じる。

語彙力なくて表現しきれてないけど。
お母さんが、女の人が、マイノリティーの人が生きやすくなったらいいな。

 

◉映画「82年生まれ、キム・ジヨン」
夫の帰省先で異変をきたした主人公ジヨン。
彼女は何故そうなってしまったのか?
そして彼女はそこから救われるのか?なかなか良かったです(*^_^*)

 

◉映画『82年生まれ、キム・ジヨン』
丁寧に紡いだ繊細な作品。
予告の「共感と絶望から生まれた希望の物語」
「大丈夫、あなたは一人じゃない。」は内容に忠実。
つまり結末は原作と真逆。
問題をきちんと見つめなくても王子様が助けてくれます!洗脳か。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
愛する妻の微笑みこそが、家庭における
燦々と煌く太陽であり、夜空に輝く月明かりである。

妻が望む勤勉な精神を鼓舞してあげられん
甲斐性のない夫にだけは、断じてなりたくない。
亭主元気で留守が良い...?
おう、いつでも亭主交代しようや。健やかに、いってらっしゃい。

 

◉「82年生まれ、キム・ジヨン」
去年の11月に観たときも色々思い悩むことあったから
ぼろぼろ泣いてしまったんだが、
今回もまた違った方向に思い悩んでてぼろぼろ泣いてしまった。

きっとあと何回か観るけど、
その度に私の中の『キム・ジヨン』がぼろぼろ泣くと思う。

 

◉『82年生まれ、キム・ジヨン』
嫁姑問題、ジェンダーギャップ、社会の目、休職制度の厳しさなど
様々な社会問題によるジヨンを中心とした悲しみの連鎖がとにかく辛い。
今世を生きる男性としてどうあるべきかを考えさせられる作品でした。

 

http://klockworx-asia.com/kimjiyoung1982/comment/

 

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この記事を書いた執筆者・監修者
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kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。

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