
はじめに
eスポーツの世界では、ほんのわずかな“マウス操作のズレ”が勝敗を分けます。
特にFPSやTPSでは、マウスの精度・軽さ・応答速度がパフォーマンスを左右する重要な要素。どれだけ腕が良くても、デバイスが足を引っ張っては本来の実力を発揮できません。
この記事では、2025年現在もプロゲーマーやストリーマーに愛用されている最新のゲーミングマウスを厳選して紹介します。
「迷ったらこれを選べば間違いない」というレベルのモデルばかりです。
プロがマウスに求める条件
eスポーツプレイヤーがマウスを選ぶ際に重視するのは、以下の5点です。
- 軽量で操作しやすいこと
長時間プレイしても疲れにくく、素早いフリックやトラッキングがしやすい。 - 高精度センサーと安定した追従性
高DPI(解像度)・高ポーリングレート(反応速度)で、入力遅延が少ないもの。 - 耐久性・信頼性
1日数万回クリックしても壊れない堅牢なスイッチ・構造。 - 手へのフィット感
握り方(パーム・クロー・フィンガー)や手の大きさに合った形状。 - ワイヤレス技術の完成度
近年は無線でも遅延が感じられないモデルが増え、プロも無線派が多数に。
2025年版おすすめゲーミングマウスTOP5
(※順位ではなく、用途・特徴別の厳選モデルです)
① Logitech PRO X SUPERLIGHT 2

価格目安:23,000円前後|重量:約60g|接続:無線
eスポーツ大会の採用率が非常に高いLogitech(Logicool)のハイエンドモデル。
超軽量ボディと正確なトラッキング性能で、「操作していることを忘れるレベル」と言われるほど自然な動作感を実現しています。
ポーリングレート最大8,000Hzに対応し、ワイヤレスでも遅延がほぼゼロ。右利き専用のエルゴノミクス設計で、手に吸い付くようなグリップ感も魅力です。
おすすめポイント: 軽くて速い、プロ仕様の完成形。
② Razer Viper V3 Pro

価格目安:31,000円前後|重量:約54g|接続:無線/有線両対応
Razerの最新フラッグシップモデル。Focus Pro 35Kセンサーを搭載し、極めて正確なポインティングを実現。
左右対称デザインのため、右利き・左利きどちらでも扱いやすく、指先操作重視のプレイヤーにも人気です。
スイッチの耐久性も高く、まさに“競技用に設計された”一台。
おすすめポイント: 軽量・高精度・左右対称の万能マウス。
③ Razer Viper V3 HyperSpeed

価格目安:11,000円前後|重量:約59g|接続:無線
「Viper V3 Pro」のコストパフォーマンスモデル。上位機種と同等の形状を保ちながら、価格を大きく抑えた実力派。
DPIやレスポンス性能も十分高く、ワイヤレスながら応答速度も優秀。初めて本格的なゲーミングマウスを選ぶ人にもおすすめ。
おすすめポイント: 1万円台で手に入る、軽量ワイヤレスの完成度。
④ Fnatic x Lamzu Thorn 4K

価格目安:14,000円前後|重量:約54g|接続:無線
プロeスポーツチーム「Fnatic」が共同開発した競技特化モデル。
高いポーリングレート(最大4,000Hz)に対応し、動きの追随性と応答精度は超一級。
価格を抑えつつもトップクラスの性能を備えており、「コスパ最強クラス」として注目されています。
おすすめポイント: 低価格でプロ水準の操作感を味わえる一台。
⑤ Logitech G502 HERO

価格目安:8,000円前後|重量:約120g|接続:有線
長年愛されてきた定番シリーズの最新モデル。
11個のボタンを備え、FPSだけでなくMMOやクリエイティブ作業にも対応。
やや重量はあるものの、安定したグリップとカスタマイズ性の高さで根強い人気を誇ります。
おすすめポイント: 多ボタンで汎用性が高く、1台で幅広い用途に対応。
ゲーミングマウス選びのポイント
- ゲームジャンルとの相性
FPS・TPSでは軽量モデル、MMOでは多ボタンモデルがおすすめ。 - 手のサイズと握り方
手が大きい人は大型エルゴノミクス型、小さめの人はコンパクトタイプが快適。 - 無線か有線か
今は無線でも遅延がほぼないため、自由度を重視するならワイヤレスが主流。 - 価格とコスパのバランス
2万円を超えるモデルが多い中、1万円前後でも性能十分な製品が増えています。
まとめ
2025年のゲーミングマウス市場は、「軽量・高精度・ワイヤレス」が主流。
中でもLogitechとRazerは依然としてプロシーンで圧倒的な信頼を集めています。
自分のプレイスタイルに合ったモデルを選べば、エイムの安定感や操作レスポンスが劇的に変わるはずです。
マウスは“プレイヤーの延長”とも言える存在。道具を変えるだけでプレイの世界が広がります。
追記:次の一歩 ― 周辺環境も整えよう
マウスだけを変えても、最高の環境は完成しません。
より精密な操作を目指すなら、以下のポイントも意識しましょう。
● マウスパッドとの相性
高性能マウスほど、マウスパッドの質で性能が変わります。滑りや止まりのバランスが自分に合う素材を選びましょう。
● モニターのリフレッシュレート
144Hz以上のゲーミングモニターを使うと、マウスの動きがより正確に反映されます。240Hz以上では操作の遅延がほぼ感じられません。
● 姿勢と環境の最適化
長時間プレイする人ほど、椅子やデスクの高さ、手首の角度に注意。体の負担が少ない姿勢は集中力維持にもつながります。
● 定期的なメンテナンス
ソールの摩耗やセンサー汚れは精度を落とす原因に。定期的な清掃とファームウェア更新で、常にベストな状態を保ちましょう。
あなたの手とスタイルに合った“最強の一本”を見つけて、戦いの精度を一段上へ。


















