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【レビュー】映画『インスペクション ここで生きる』

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【2023年8月4日公開,95分】

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【監督・脚本】エレガンス・ブラットン

【キャスト】

ジェレミー・ポープ
ガブリエル・ユニオン
ラウル・カスティーヨ
マコール・ロンバルディ
アーロン・ドミンゲス
ボキーム・ウッドバイン

イラク戦争が長期化する2005年・アメリカで、「生きる」ために海兵隊へ志願した青年・フランス人。監督自身の体験を描き、世界中で絶賛された心揺さぶる実話。
『ムーンライト』『エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス』ほか、革新作品を先にと先送りしてきた映画会社A24。海兵隊在職中に映像担当としてキャリアを始めたエレス・ブラットン監督の長編デビューとなった本作。 主演を務めたジェレミー・ポープがグローブ賞で主演賞(映画・ドラマ部門)にノミネートされたほか、世界各国で高く評価されました。-公式サイト-

あらすじ<STORY>

ゲイホームであることで母に捨てられ、16歳から10年間レス生活を送っていた青年・フレンチ(ジェレミー・ポープ)。一つの選択肢と信じて海兵隊への入隊を志願する。 しかし、最初の訓練から教官の限界なしごきに遭い、さらにゲイであることが周囲にあまりにも劣るかどうかや激しい差別にさらされてしまう……。な日々に幾度も心が折れそうになりながらもその都度自らを奮い立たせ、毅然と暴力と憎悪に立ち向かうフランス人。孤立を恐れず、同時にその間に限界がない彼の信念は、徐々に周囲の意識を変えていきます。

映画『インスペクション ここで生きる』を観た人の感想、評価、口コミ

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◉『インスペクション ここで生きる』
イラク戦争が膠着した2000年代中期、
ゲイの黒人青年が何者かになるために海兵隊の訓練キャンプに飛び込む話。

監督自身の自叙伝的作品であり、
ホロ苦くも希望の残る結末へと辿る、語り口が上手い。

 

◉『インスペクション ここで生きる』
鑑賞

同性愛者故に母親から見放された青年。
母親から認められるために海兵隊に入る。

A24してるなーって感じ。黒人とゲイって組合せだけやが、すぐムーンライト思い浮かんだ。
この類の映画、最近よく出てくるから新鮮味にかけるなと思ってしまう。

 

◉『インスペクション ここで生きる』
みてきた!
こじんまりとしたシアターで座ると背もたれが倒れる座席でよかった☺️
監督自身の経験が元になってるみたいだが、
目を背けたくなる差別やいじめに耐える主人公がどうしてあんなに強くいられるか...
あの時代なら壮絶だっただろうな

 

◉『インスペクション ここで生きる』
良かったです。
ゲイであったために母からの愛情を受けられない息子が、
自分の居場所を求めて海兵隊に入隊する話。監督の実体験が元になっている。
性的な描写はないわけではないけれど人と人の繋がり、
子の母への思慕とそれを素直に返せない母との関係がメイン。

 

◉『インスペクション ここで生きる』
観てきました。
A24作品。
あまり前情報知らずに行ったのだけれど、素晴らしかった。

◉『インスペクション ここで生きる』
ここで生きる 良かったです。
ゲイであったために母からの愛情を受けられない息子が、
自分の居場所を求めて海兵隊に入隊する話。監督の実体験が元になっている。
性的な描写はないわけではないけれど人と人の繋がり、
子の母への思慕とそれを素直に返せない母との関係がメイン。

子を素直に認められない母。子を(堕ろさず)生んで育てた事も、
成長した子のありのままを受け入れられないのも彼女が縋った信仰ゆえなのが切ない。
キャンプ内チャペルではキリスト教牧師の説教があり、
新入隊員仲間にはイスマイルというムスリムがいて礼拝する場面も。

鬼教官の虐めスレスレの鬼しごきは仲間の教官からも批判される。
戦地で多くの仲間の死を見てきた経験が、新入隊員たちをモンスター
(何があってもサバイバルできる)へ育て上げる執念へと向かわせる。
中盤まで観ていて嫌になるかもしれないけれど、そこをぐっと待ってラストまで観てほしい。

気遣ってくれる方の教官に入隊の理由を問われて主人公が話した内容が、
いかに彼が追い詰められていたかを表していて胸が痛い。
何と言ったかはネタバレしたくないので実際観に行って知ってほしい。

 

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上映中の映画のみんなの口コミ、評価、感想|ENJOY CINEMA エンジョイシネマ

最新みんなのレビュー

諦めきれない夢

Rated 4.0 out of 5
2024年5月14日

東ゆうは、サイコパスでもクズでもない。

ただ夢に向かって必死なだけ、計画というには運頼みだし、たまたま上手くいったにすぎない。

自分の夢のために周りを巻き込んむが

初ライブまでは周りも楽しんでいた。

ただ活動が本格的になればなるほど

熱量の差でバラバラになる。

それに加え、自分の魅力の無さに

焦りや葛藤が積み重なり、さらに追い打ちがくる。

そして、、、

それても、諦められない物がある。

アイドルってのは魅力的なんだなぁと

個人的には心に刺さる物がありました。

大人であれば、着いて行けなくなる仲間のフォローや

それぞれ大切にしたいモノが違うなど分かってあげられるが

10代の時に出来るかと言われれば分からないな、、、

あと、映画見終わってから聞く『なんもない』は刺さりました。

ぴよ

心に沁みる作品

Rated 5.0 out of 5
2024年5月14日

ひとりで音楽を使ってきた清澄が潮との出会いで心を開いていく。ひとりに戻った時の清澄の死んだような目がグサっと心に突き刺さりました。

音楽にもストーリーを感じました。

まゆ

感動する映画

Rated 5.0 out of 5
2024年5月14日

原作も読みました。どんな音楽になるかとても興味深いものがありましたが、シーンに寄り添ったとてもいい音楽なっていたと感じたし、ともかく主演の川西拓実さんと桜田ひよりさんの演技が自然で引き込まれていきました。ひよりの言葉によって自分を取り戻し仲間と共に制作していた部屋を後にする清澄のシーンも涙しますし、最後のLIVEシーンも監督やスタッフさん達のこだわりが詰まっていて、それぞれが練習した甲斐あっての最高の生演奏と歌声に心が揺さぶられました。最後まで余韻が続く良い映画で、私の中で何度も見たいと思う映画の一作になりました。

こは

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