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【レビュー】映画『ロストケア』

2023年3月24日


【2023年3月24日公開,114分】

5.0
5段階評価中 ★5.0つ(1レビュー)
最高!名作!観なきゃ損!100%
一見の価値あり!オススメです!0%
普通。時間に余裕があれば。0%
あまりオススメしない。0%
面白くない!時間の無駄かも。0%

 

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【監督・脚本】前田哲【原作】葉真中顕【脚本】龍居由佳里【主題歌】森山直太朗

【キャスト】

斯波宗典松山ケンイチ
大友秀美長澤まさみ
椎名幸太鈴鹿央士
羽村洋子坂井真紀
梅田美絵戸田菜穂
猪口真理子峯村リエ
足立由紀加藤菜津
春山登やす
柊誠一郎岩谷健司
団元晴井上肇
川内タエ綾戸智恵
沢登保志梶原善
大友加代藤田弓子
斯波正作柄本明

連続殺人犯と検事 二人の正義をかけた対決と衝撃の結末 慟哭の社会派エンターテインメント
日本では、65歳以上の高齢者が人口の3割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。
介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチ。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみ。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。
他に鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂、藤田弓子、柄本明といった実力派俳優が出演。現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作だ!-公式サイト-

あらすじ<STORY>

早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。
真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?
被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。

映画『ロストケア』を観た人の感想、評価、口コミ

2024年8月18日

亡くなった両親を思い出し、辛く苦しくなった。生きる気力のない母は、何度も死にたいと言っていた。私も一瞬、今母が亡くなれば介護してる皆が楽になれるんだと思ってしまった。介護していた父が先に亡くなった後、あっという間に母も亡くなった。皆にこれ以上迷惑かけられないと思っていたのだろう。

沢山の人に助けられ感謝しているが、家族も苦しかった。

何年もの間、両親に対してもっと出来ることがあったのではと後悔し続け、自分の体調もおかしくなってしまった。

月日が経ち、そんな自分を客観的にみられるようになった矢先に観たロストケアは、深く心に刺さった。

キキョウ

 

◉『ロストケア』
鑑賞。
心優しき訪問介護士の青年が42人の老人の殺人容疑で逮捕される。
女性検事が事件の真相を探る社会派サスペンス。

誰もが避けては通れない介護問題をショッキングな手法で世に問う意義ある作品だと思う。
松山ケンイチと長澤まさみによる魂の演技合戦に心震える。見応えあり。

最近の日本映画の裏の顔である柄本明がまたしても凄まじい。
これじゃ映画界がほっとけないのも無理はない。

 

◉『ロストケア』
全く他人事じゃないリアルな情景に胸が苦しくて
自分だったらどうしていただろうかと自問自答しながら最後まで観た。

ずっと対比として重ならなかった2人が最後の最後に…の演出は素晴らしい。
松山ケンイチが言葉が出ないくらい凄かった。
柄本明はもうレベルが違う何者?レベルでした👏☆5

 

◉『ロストケア』
“何”が彼を殺人犯にさせたのか。物語が進むにつれてどんどん辛くなっていくし
どうしようもない感情にただ涙を流すことしかできなかった

 

◉『ロストケア』
観て来ました。
老いと介護と言う避けては通れない問題。
柄本明さんの迫真の演技が圧巻で涙出た😭
何が正しくて何が悪なのかは紙一重。
エンドロールの「さもありなん」がやるせなさを優しく包んでくれた。

 

◉『ロストケア』
鑑賞しました。
感想は主役2人より坂井真紀と戸田菜穂の演技に共感しました。

 

◉『ロストケア』
観ました。
ちょいちょい変な所が気になったけど、老親の介護絡みのお話はムダに刺さるなあ、と。
ホント介護してる当事者のアレコレはキレイ事では片付かないし、
最悪の選択も簡単には責められないんだけど、出来る事をやらなかったら確実に後悔するモノでもあって。

 

◉『ロストケア』
苦しい苦しい苦しい。何が救いか、、何が正しいかは当事者にしか分からない。
周りが決めることじゃない、、と思う。あー、苦しい!!!

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最新みんなのレビュー

何度でも観たくなる!

2025年10月7日

北斗、雄司、友里子、亮、千夜子…それぞれの目線で観ると見方が違って面白い。誰でも持っているであろう「執着」が一線を越えると恐怖になる。北斗の夕里子への執着が一途だけど怖さもあった。

終わり方が原作と違ったけど、見た人の感じ方でいいんじゃないかな?と。

正解が分からない終わり方が面白かった!

まきぽん

考察が止まらない!深掘り必至のスルメ系映画

2025年10月6日

人間の執着が引き起こすホラー&ミステリー。原作に比べてホラー要素は薄くマイルドな描写に見えるが、代わりに原作より多く登場するカブトムシが薄気味悪さや得体の知れない執着や恐怖をひき立てているように感じた。役者さんが全員好演で含みのある演技が後からじわじわ効いて考察が止まらない。映画だけど映像に出てこない匂わせな部分が気になって気になって。原作やパンフレットを読んでから2度目、3度目が観たくなる映画。この不思議で薄気味悪く恐ろしい世界観を噛み締めたい。

Y

エンタメ要素満載

2025年10月6日

テンポ感よくさくさく観れるし

後からまた振り返って見るとなるほどってなる

ゆん

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この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者
kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。

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