映画『新宿スワン』ネタバレあらすじ結末まとめ
アジア最大の歓楽街、新宿歌舞伎町で奔走する水商売のスカウトマンたちの姿を描いた、和久井健の同名コミックを園子温監督が綾野剛を主演に迎えて映画化。スカウト会社の幹部に拾われ、スカウトマンとしてのしあがっていく主人公・龍彦と、ライバル会社のスカウトマンや風俗嬢たちのドラマが繰り広げられる。-Movie Walker-
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『新宿スワン』のあらすじネタバレ結末まとめ
起
新宿歌舞伎町
アジア最大の歓楽街。
主人公。金髪のもじゃもじゃヘアの青年・白鳥龍彦は、仕事も生きる意味も金もあてもなく歌舞伎町一番街を歩いる。
自分の現状に嫌気がさし燻っていた龍彦は、底辺からのし上がるために新宿をその場に選んだ
龍彦の髪型を「天パ」とばかにして頭を叩いたゴロツキ7人組と殴り合いの喧嘩になる。
圧倒的に劣勢な龍彦を助けたのは、歌舞伎町で顔が利く銀の短髪の男・真虎(まこ)。
真虎の瞼と上唇には傷。
真虎は龍彦のことを「ダチ(友達)だ」と言い出す。
真虎にぺこぺこするゴロツキたちは退散する。
真虎、初めてのスカウト
真虎は龍彦に食事を奢り、スカウトマンにならないかと誘う。
スカウトマンは女性を風俗店に勧誘、紹介する仕事。
真虎は龍彦を気に入り、一人前のスカウトマンに育てようとする。龍彦にスカウトの基本を教える。
何回目、何十回目の声掛けでの土下座作戦が成功し、龍彦はある女性のスカウトに成功する。
しかし、龍彦がスカウトした女性を真虎が案内したのは、クラブではなくファッションヘルス。クラブホステスの勧誘と聞いていたので、龍彦はショックを受ける。
さらに龍彦は女性が面接される様子を見て、「(この業界に)向いてない」と思う。
女性はAランクがつき、龍彦にはボーナス5万と、月々の彼女の給料の10%が貰える。
向いていないと真虎に告げると「向いてねえ?てめえがびびっただけじゃねえか」と叱咤される。
真虎は龍彦に「風俗で働く女を不幸だと思うのは間違いだ」と言う。
その言葉を聞いた龍彦は、これからは自分が関わった女性全員を幸せにする、と決意。
真虎、スカウト会社・バーストに入り
スカウトに励み始める真虎。
龍彦をばりばりに意識するのは、ライバル会社のハーレム所属の秀吉。
しかし龍彦はそれを知らない。
スカウト会社・バーストの社長・山城神は、新宿を束ねる暴力団「紋舞会」の天野会長から、ライバル会社のハーレムが上納金を上げてくることをにおわされ、さりげなく上納金の増額を要求。
承
龍彦、潜入調査
天野会長に山城が現在支払っているのは、半年で1000万円。
またライバル会社のハーレムの松方社長は、金に困っているという噂。
上納金の増額は厳しいと考えた山城は、本当にハーレムが上納金をアップするつもりなのか、揺さぶって調べることにする。
山城は新入りの龍彦を真虎の担当から外して、関につけさせる。
関は龍彦に命じて、わざとハーレムの縄張りでスカウトさせる。
縄張りを破った龍彦は、ハーレムの連中に捕まってしまう。
対応する秀吉の顔を龍彦が知らなかった(覚えていなかった)ことで怒った秀吉は、必要以上に龍彦を拷問して指を折る。
後日
もう1度今度は幹部・関と龍彦がハーレムのスカウトマンに袋叩きにされたのを口実に、山城社長らはハーレムに乗り込む。
幹部の関に怪我を負わせたことを問題にして、松方に借金を肩代わりしろと囁く。
しかし、松方社長は幹部の葉山に相談なしで事を進めようとして、失脚。
現場を押さえた葉山は、無条件でハーレムの傘下に入ることを宣言。バーストとハーレムは合併。
社長は山城で、幹部はバースト側からは真虎と関、ハーレム側からは葉山と時正(ときまさ)が務めることに。
そしてもう1人ヒラの中から幹部を取り上げると山城が言い出す。
1か月間トータルで最も多くスカウトを成功した人物を、幹部に引き上げるという山城の発言で、皆は盛りあがる。
合併した際、龍彦は揉めた相手・秀吉を敵視し、手を出すなと真虎が釘を刺す。
龍彦は真虎を尊敬しているので、言う通りにする。
涼子登場
龍彦はスカウトしている時に、和服の若い女性・涼子に声をかけられる。
喫茶店で話をした龍彦と涼子は、揉める男女の仲裁をして意気投合する。
涼子は「ハンコつこうか」と言う。
涼子は高級クラブ『ムーランルージュ』のママ。
涼子は龍彦に「うちの店でくすぶっている子たちに、新しい店を紹介してあげて」と言って、戦力外ホステスのリストを渡す。「ハンコをつく」ことで、龍彦は涼子に認められた、数年に一度の男になる。
秀吉と葉山
秀吉は葉山と組んで、裏でクスリを捌いて金を得ていた。
野心家の秀吉は、金を得てのしあがることで、新宿を仕切っていずれは全国統一の夢を抱いていた・・・・
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