
12月はイベント・年末進行・忘年会ラッシュで、気づけばメンタルも体力もごっそり削られるシーズン。
だからこそ“読むだけで回復するやつ”を補給したい。
今回の特集は、甘々・背徳・刺激・ギャップ・沼愛・シリアス……と、12月の“心の乾燥”に一番効くラインナップを30本まとめて投入。
仕事も恋も全部ほっぽって漫画に沈みたい夜、「今日は絶対にハズしたくない」そんな気分に刺さる作品だけを全力でピックアップしました。
今年ラストの“推し漫画”、ここから見つけてください。
『惚れ薬で豹変した最強騎士の暴走が止まりません!(春に稲妻)

北国騎士団副団長ウォルフハルトは、最強なのに妻セレーナのことになると不器用すぎる男。大事すぎて傷つけたくなくて、結婚一年経っても距離を詰められないヘタレ甘々タイプ。そんな彼が惚れ薬を盛られてしまって、抑えてた愛情と欲望が一気に暴走するのがこの作品の大爆発ポイント。
普段は鉄壁の理性でセレーナに優しく触れることすら怖がってた男が、薬の影響で「好きが溢れすぎて止まらん!」状態になっていくギャップが最高に刺さる。でもただの発情ではなく、セレーナも彼の葛藤を理解して受け止めてくれるから、初夜の壁を越える流れがめちゃくちゃ尊くてエロい。
力があるほど優しくなっちゃう最強騎士×包容力抜群の医務官の夫婦愛が、惚れ薬をきっかけに一気に開花する“甘々暴走ラブ”。胸も下も全部あったまる系のやつ。
古参ファンの私が、推しにクリ責めされるなんて…古参ファンの私が、推しにクリ責めされるなんて…(THE猥談)

古参ガチ恋ファンの巴香が、推し配信者・瀬見くんから突然DMをもらって舞い上がるところからスタート。会うだけでも事件なのに、気づいたらホテルじゃなくて瀬見くんの家に直行してる展開が早すぎて笑う。配信機材にテンション上がる巴香のオタク感もリアルで可愛い。
で、そこからはほぼ一直線でベッドイン。前戯までは落ち着いてた瀬見くんが、興奮した途端にキャラ変して強引になるギャップがいちばんの刺さりポイント。特に例の“24・25ページ”の構図はガチで強い。
中盤からは攻めに転じた巴香の凄テクで瀬見くんが撃沈し、一気にドタバタ甘エロ展開へ。ラストは自分の目で確認するタイプ。
ストーリーの積み上げは薄めで展開は爆速だけど、とにかく絵のクオリティが高いので「構図の良さだけでも読む価値アリ」な一冊。推し×ファンのハイテンション即エロが好きならハマるやつ。
100日後に妊娠するOLさん!

『100日後に妊娠するOLさん!』(べろきす)は、婚期を逃したOLが“何気ない日常”の中で運命に飲み込まれていく物語。タイトルのインパクトに反して、内容は繊細で切なく、恋と崩壊の境界線をリアルに描いている。
柔らかな線と淡い色調が日常のぬくもりを感じさせる一方で、100日というカウントダウンが進むたび、ページのトーンは静かに変化していく。フェチ描写も美しく、足や指先、視線の演出まで緻密に計算された構図は圧巻。
読み終えた後、胸に残るのは“背徳”よりも“哀しみ”。
成り代わりモブは逃げられない

転生したらモブだったリリュー、最初だけ原作知識でイキってんのよ。「俺この世界の事情全部知ってますけど?」みたいなやつ。でも物語が終わった瞬間それ全部ムダになって、借金・婚約破棄・人生終了コース。ここまではわりと自業自得。
そのタイミングで出てくるアルバートが問題よ。王子様ぶって近づいてくるのに、目が完全に“逃がす気ゼロ”。あれはもう執着。助けるって言いながら囲い込んでくるのエグいし、あの静か〜な押しが逆にエロい。わかる人は絶対わかるやつ。
リリューも自己評価低いからズルズル飲まれてくし、もう途中から「これ救済じゃなくて捕獲では?」って感じでニヤける。ファンタジー装った“逃げられないBL”で、ストーリーもエロもちゃんと濃い。
そういう温度差カップル好きなら刺さるやつ。最新続編も是非読んでみて!
淫魔専用車両 玩具痴幹線 ~急行ホテルイき~

アダルトグッズ開発会社で働くOL・舟寄が主役。恥ずかしさもあったけど、少しずつ仕事にやりがいを感じ始めた矢先、やる気ゼロ&生気ナシな後輩・八鬼の教育係を任される。
背は高くてイケメン、だけど退屈そうにぼんやり生きてる彼――実は淫魔でした、っていう衝撃の展開。
電車内での痴漢責めから始まって、声も出せず突かれまくるスリルが最高。そこからホテルに移動して、ギャップ全開の甘々イチャラブに発展。淫魔としてのテクと人間との歪んだ恋愛感情の入り混じりが、欲望と救いのあいだで揺れる。王道の「強引×初心者」フェチズムがどストライクなら、マジでハマる一冊。
オレっ娘を操ってアナルゼリー排泄させる話

物語の主役は、“オレっ娘”タイプの快活な少女。彼女はとある「操作実験」の被験者となり、自分の身体を自在に操られるという不可思議な体験に巻き込まれていきます。
この設定がただの刺激では終わらないのが夏木グミの真骨頂。支配と解放、羞恥と悦び──相反する感情がテンポよく描かれ、読む側まで“操られている”ような没入感を味わえます。
泣き虫怪物の愛しかた(いぬていこく)

『泣き虫怪物の愛しかた』は、ダリルの“ねえさま大好き”が限界突破した瞬間から物語が大きく動き出すタイプの作品。元々ダリルはミリシュねえさまに全振りの愛を向けてるんだけど、彼女が「結婚する」って嘘をついたことで、その想いが一気に暴走モードに突入する。姉の将来を思ってついた嘘が、弟の愛を逆に深めちゃう皮肉さがめちゃくちゃ刺さる。
ショックで泣き崩れるだけじゃなく、ダリルはそこで“奪いに行く覚悟”を決めちゃうんだよね。そこからは二人の距離が一気に近くなっていき、様々なプレイや本音のぶつけ合いを通して、お互いの心の奥にある“本当の気持ち”が露わになっていく。
ただエロいだけじゃなくて、嘘から始まる新しい関係の組み直しがしっかり描かれてるのがこの作品の魅力。重くて甘くて危うい、“すれ違いから溺愛へ”の姉弟ラブが好きな人は強く刺さるはず。
所詮は生殖本能だけの下等生物ですね
『所詮は生殖本能だけの下等生物ですね』は、誇り高い退魔師・操千が、自分の価値観ごと揺さぶられていく物語です。
触れたものを自在に操れるほど強い彼女は、異形の存在を“下位のもの”として遠ざけてきました。しかし、その圧倒的な力と純血ゆえに、思いもよらぬ形で異形の世界へ囚われてしまいます。
そこで操千は、記憶や感情に触れられ、心の奥にしまい込んでいた弱さや素直さを少しずつ引き出されていきます。見冷静に見えるキャラクターたちが、徐々にその仮面を剥がされ、支配と被支配の狭間で翻弄されていく展開。
治安悪そうなセラピストさんに甘やかされてしまいました

都会でメンタルすり減らしてたおもちちゃんが、SNSで見つけた“治安悪そうなセラピスト”アヤメくんに連絡するところから始まるんだけど…この男、見た目は完全にヤバい。ピアス多いし、喋りも軽いし、「絶対遊んでるだろ」ってやつ。でも実際に施術入ると態度が180度違うのよ。距離近いし、褒め方が妙に丁寧だし、触れ方がプロすぎて逆にエロい。
おもちちゃん、自分の体型にコンプレックス強いタイプなんだけど、アヤメくんが「そこ可愛いよ」「そのままで好き」みたいに、ピンポイントで刺してくる。あれ、甘やかしじゃなくて落としにきてるよね。
人生終了配信~住所や学校から恥ずかしい部分までぜんぶ晒されちゃう清楚系JK~(どろり庵)

「もう人生詰んだ…」と嘆く主人公が、開き直って“人生終了配信”を始めた瞬間から物語は急加速。視聴者のコメントは容赦なし、トラブルは倍返し、そして本人のメンタルはジェットコースター並みに上下!
だがこの作品、ただの破滅コメディにあらず。配信の裏で暴かれていく人間関係、予想外の展開、そして主人公の妙にリアルな心のツッコミがクセになる。
“終わり”を宣言した男の人生が、逆にカオスで面白く転がり始める…そのギャップが最高のスパイス!
目がイってるだけの普通の女(あきや)

“普通の女”って何だ?そもそも“目がイってる”ってどういう状況?――そんな疑問を瞬時に吹き飛ばす一作。主人公の彼女、普段はごく普通の女子に見えるのに、目がイってるだけで周囲の反応が一変。ナンパされて勢いだけで動いたり、予想外すぎる言動を繰り出したり、そのミスマッチ感が最高に面白い。何が“普通”で何が“イってる”のか、その境界線を笑いながら突き崩す展開に思わず引き込まれます。クセのある女子が好きなら、確実に当たりの一作!
茅原啓佑の×恋

『仕事ができない榊くんは夜だけ有能』のスピンオフとして描かれる『茅原啓佑の×恋』は、爆イケなのに恋愛だけは全然うまく立ち回れない茅原が主役。端的に言って“恋愛不器用イケメンの青春やり直し編”。見た目とのギャップがまず刺さるし、彼の内面的な葛藤やこじらせ具合がかなり丁寧に描かれてる。
物語は青春ラブ寄りで進んでいくんだけど、ただの甘酸っぱいだけじゃなくて、周囲のキャラとのやり取りや小さなハプニングが重なって、茅原自身が少しずつ変わっていく流れがめちゃ気持ちいい。
シリーズでおなじみのモブたちも程よく関わってきて、茅原の世界に“生活感”を与えてくれるのもポイント。
最終的にはきちんとハッピーエンドに着地するから、彼をずっと見てきた読者ほど胸があったかくなるタイプのスピンオフ。茅原推しは確実に読んで損なし。
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乳首カリカリ我慢ゲーム(やつきくろのほんや)

「絶対に声を出してはいけない乳首カリカリ選手権」——そんな地獄みたいな天国みたいなゲームに挑む主人公の姿が、とにかく笑えて、とにかくエロい一作。
序盤は余裕ぶっていたのに、相手のテクが予想の3倍いやらしくて表情が崩壊。耐えれば耐えるほど、読み手の方が“がんばれ…でも負けろ…”と謎の応援モードに突入する不思議な作品です。
シンプルな設定なのに、ちょっとした表情や息づかいで爆発的におもしろくなる“フェチの本質”が詰まった一冊。声を出したら負けなのに、読む側はニヤけが止まりません。
人間の壊し方 (墓場)

「人間って、意外と簡単に壊れるんだよ?」
そんな不穏な一言から始まる本作は、壊す側と壊される側の心理戦を、墓場らしいブラックな笑いとフェティッシュな描写でえぐってくる一冊。
表向きは落ち着いた関係なのに、裏では感情・理性・快楽がぐしゃぐしゃに崩れていく。その“壊れていく過程”の描写が妙にリアルで、読者はドン引きしつつも目が離せない。
ただ残酷なだけじゃなく、どこか人間臭くて笑える瞬間もあるのがクセ。壊れる音が聞こえるほどの濃密な関係が、最高にゾクッときます。
新刊が×××なのは売り子のせいです(むら茶木屋)

せっかく全力で仕上げた新刊が、なぜか当日“とんでもない内容”として話題沸騰。その原因が 売り子の暴走 だと知った瞬間から物語は一気にカオスへ。
本来は控えめで手伝い上手なはずの売り子が、作者への好意と独占欲が爆発し、まさかの“×××仕様”へと改変。
焦る作者をよそに、売り子はニヤニヤと悪戯モード全開で、イベント会場は笑いとエロさで大惨事。
「ちょっと!どこ直したの!?」「全部です♡」みたいな掛け合いが最高で、トラブルすらご褒美に変わる暴走ラブコメ。
同人界隈の“あるある”をエロと混ぜて極限まで面白くした一冊です。
お前はいつも負けず嫌い(和菓子)

勝ち気すぎるヒロイン、今日も主人公に全力マウント。
ちょっとした言い争いでも絶対に引かず、「それ負け認めたら死ぬの?」レベルの負けず嫌いっぷりを発揮する。
しかし和菓子作品らしく、その強気の奥には“好きバレしたら即死”みたいな純度100%の照れが沈んでいて、ふとした瞬間に一気に崩壊。
強気 → 動揺 → デレ落ちのジェットコースターが気持ちよすぎる。
意地の張り合いがそのまま恋の火種になる、甘さとスパイスのバランスが絶妙な一冊。
カノジョは要らない服部先生!

結衣が片想いしてる服部先生、学校では「彼女います」って言い張ってるけど実は真っ赤な嘘。むしろ童貞。ここでもう読者は勝ち確を悟るやつ。で、結衣がそのマシュマロボディ全開で押した瞬間、先生の理性は秒速で崩壊してそのまま学校で初体験。そこから毎日みたいに抱き合って、体だけじゃなく心までちょっとずつ近づいてく流れが甘エロい。
教師×生徒の禁断感だけじゃなく、すれ違いでちょっと切なくなる展開も効いてて、ただの抜き漫画じゃなく“関係性の沼”がしっかり描かれてる。
むちむち結衣×筋肉先生の肉感コンビが絡むベッドシーンは圧倒的ボリュームで、濃さ120%。ハードめの甘々が好きな人は絶対刺さる一冊。
祥太朗は私のこと、もうなんとも思ってない?

麻由は半年前にフラれた元カレ・祥太朗のことがまだ忘れられないまま。その祥太朗と、友達の気まぐれで飲み会後に2人きりになるという地獄みたいなチャンスが到来。気持ちを確かめたくて「真実か挑戦か」を提案するんだけど、これが見事に火種になる。質問がどんどん昔の恋人時代に踏み込んでいって、麻由が「もうなんとも思ってないの?」って聞いた瞬間、祥太朗の独占欲スイッチが完全に入る流れが最高にエモい。
2人ともめちゃくちゃ素直で、拗らせて、でも好きすぎて苦しいタイプだから、向き合った瞬間の熱量がエグい。
身体測定の結果で性教育する学校(六畳)

「身体測定の数値によって、性教育の“担当内容”が決まります」――そんな教育制度があったら大問題どころの騒ぎじゃないのに、六畳の世界ではなぜか当たり前。
主人公は毎年ドキドキしながら結果を待つも、今回の数値がまさかの“超・実技向き”。そこで始まる指導が、教育という名のカオス!
真面目に説明してるのに内容がアウト、赤面必至の状況でも先生は淡々、そして当の生徒は振り回されっぱなし。
六畳特有の 真剣さとエロのズレ が爆発していて、「こんな授業あったら絶対寝坊しない」と思えるほどクセになる一本。
梱包男子 闇オークションの裏側(なついろ女)

丁寧な梱包が取り柄の男子が、なぜか“闇オークション”の裏仕事に巻き込まれるというカオス展開からスタート。
“割れ物注意”どころか“人間注意”レベルの仕事が次々と舞い込み、彼の几帳面スキルがまさかの場面で大活躍。
緊張感MAXなのに妙に笑えて、そして思った以上にエロいという絶妙な三段構えがクセになる。
梱包テープの音だけで心臓に悪いシーンもあれば、取引の裏で繰り広げられる密着・拘束シチュがフェチに刺さりまくり。
“梱包男子”というニッチ設定を、ここまで振り切って面白く仕上げるのは才能の暴走。裏社会×フェチのミックスが最高にスパイシーな一冊!
親友の内海に裏垢女子やってるのバレて×××された(飴色りんご)
「バレたら人生終わる…」そんな裏垢女子の最大タブーを、よりにもよって“親友の内海”に発見されるところからすべてが崩れ始める。
内海くんは普段クールなのに、裏垢の内容を見た瞬間スイッチがバチンと入って、まさかの“お前、こんなことしてんの?”モードに突入。そこからの主導権逆転&攻め展開がエグいほど速い。
羞恥・支配・バレた瞬間の空気感が刺さる人にはド真ん中。SNSの闇と青春の暴走が混ざりあう、“バレたら終わり、でも読めば始まる”一冊です。
ドライな彼氏の×××なホンネをあばく夜

普段クールで温度差バチバチの彼氏。
「好きとか言わない」「会っても淡々」…そんな“乾いた男”の本音が、一晩で一気に洪水化するのがこの作品の醍醐味。
最初はいつも通りの無味無臭な態度なのに、隠していた欲がバレた瞬間スイッチが入り、彼氏の理性が見事に蒸発。まるで別人みたいに情熱全開で迫ってくるギャップが最高のスパイス。
“ドライな男ほど一度濡れると止まらない”という名言を実感できる、ギャップ好きにはド直球の一冊です。
超絶巨根ド突き回し溺愛 XXXXXL後輩 荒井凌の絶倫猛愛は止められない(THE 猥談)

学校では大人しくて礼儀正しい“普通の後輩”…のはずが、じつは規格外サイズの“XXXXXL”を隠し持つ荒井凌。
先輩への恋心が限界突破した瞬間、彼のスイッチが入り、普段の控えめさからは想像できない“絶倫猛愛モード”に豹変!
一度火がついたら止まらない大型犬みたいな勢いと、「先輩が好きすぎるんで無理です!」という純情が混ざったギャップが最高。
押し倒すのに照れる、独占欲むき出しなのに不器用…その全部が可愛いのにエロい。
“巨大後輩の過剰愛”というフェチを極限まで詰め込んだ、破壊力抜群の一冊です。
子煩悩で優しい夫、絶倫雄々野獣形態に戻る(THE猥談)

家では子どもにメロメロ、料理も家事も完璧、まさに“理想の夫”そのもの。
……なのに、ふとしたキッカケでスイッチが入ると、“雄々しい野獣形態”に逆戻りするというギャップが破壊力MAX。
普段は優しさ100%なのに、スイッチ後は独占欲も体力も桁違い。
「え、さっきまで離乳食作ってたよね?」と思うほど豹変し、妻も読者も置いてけぼりの爆走モードに突入。
甘さとエロさのバランスが神がかっていて、“優しい夫×絶倫暴走”という最高の二重構造がクセになる一冊です。
いじられキャラはもっとえっちないじりを期待している(アウェイ田)

みんなに軽くいじられるタイプの主人公。
――が、実はその“いじり”の先に、もっと刺激的な展開を期待しているという性癖がバレた瞬間から世界が一変。
ちょっとからかっただけのつもりのヒロインが、彼の反応を察した途端にスイッチON。「え、そういうのが好きなの?」から始まる意地悪×優しさ×フェチの三重奏が最高におもしろい。
アウェイ田特有の“羞恥で真っ赤になる→でも喜んでる”ギャップが炸裂し、読者はずっとニヤニヤ&悶絶。
いじりが本気になる瞬間の破壊力にハマる一冊!
幼なじみのツムグ君は。

ののかが高校2年でクラス替えしたら、よりによって疎遠になってた幼なじみ・ツムグと同じクラスに。小学生の頃に冷たくされた記憶があるせいで、ののかは彼の顔を見るだけで落ち着かないし、「私なんてツムグの幼なじみにふさわしくない…」って自己評価ズドン。ところが、実は当のツムグの方こそ、昔からずっとののかが好きで、素直になれなくてツンツンしてただけという少女漫画みたいな爆弾設定。
人気モデル級イケメンなのに、好きな子の前だけ不器用で距離感おかしいツムグがめちゃ刺さる。すれ違い→向き合い→本音ぶつけ合い→甘々に溶けてく流れが王道で最高。
ハプニングきっかけに一気に距離が縮む感じも読んでてニヤけるやつ。イチャラブ好きなら確実にハマる。
会社で真面目な静野さんは家で男を飼ってるらしい

会社では“しごできクール美女”として尊敬されてる静野さん、家ではまさかの由貴という男を“飼ってる”。この由貴がもう魔性で、フラッと現れては甘く抱いて、またどこかに消える猫系ヒモ男。その正体が掴めないのに、エッチだけは甘いわ激しいわで毎回静野さんの理性を吹き飛ばしてくる。
朝からアラーム無視でずっと抱いてくるし、会社行っても体が反応しちゃうレベルで痕跡残すし、夜は夜で「ほしいのあげるからベッド行こ」の破壊力。こんなん落ちないわけない。
最初はセフレみたいな曖昧関係なのに、気づけば互いに依存してく感じがめちゃエロいし、由貴が静野さんだけに見せるダークな執着も刺さるポイント。
“頑張りすぎ女子×魔性の甘やかし男”の共依存ラブが好きならドンピシャな一冊。
所詮は生殖本能だけの下等生物ですね

「あなた達なんて、所詮は生殖本能だけで動く下等生物ですよ?」
――開幕からマウント全開のヒロインが、相手を見下しまくりながらも、いつの間にか自分の理性の方が崩れていくというギャップ特化の一冊。
最初は冷たく突き放し、論破し、優位に立っているはずなのに、ちょっと攻められただけで反応がバグっていく姿が最高におもしろい。
“見下しヒロインが自分の本能に負ける瞬間”の快感が詰め込まれていて、プライドの剝がれ落ちる過程がめちゃくちゃ魅力的。
尊大→動揺→敗北の三段落ちが気持ちよすぎる、支配×ギャップ好きに刺さる作品です。
ぎゃるばす・あれるぎー!(玉ぽん)

学校で常にバズらせている最強ギャル・アレル。
明るくて距離感ゼロ、テンションは常にハイ…なのに主人公だけは、なぜか彼女を見ると“謎の反応”が出てしまう。
これってアレルギー? それとも恋の症状??
本人はまったく悪気なく距離を詰めてくるから、主人公の心拍数は常に限界突破!
ギャルの無自覚破壊力と、主人公の“好きなのに認めたくない”ジタバタが絶妙に噛み合って、テンポ良くニヤけるラブコメ。
“ギャルは刺激が強すぎる”という事実を、笑って実感できる一冊です。
12月は一年の疲れが一気に押し寄せて、気づけば心まで乾きがち。
でも、新しい物語にひとつ出会うだけで、意外と気分も流れも変わるものです。
今回選んだ30作品は、どれも“読み始めたら一日が終わる”タイプの危険作ぞろい。
無料で試し読みできるタイトルも多いので、まずは気になる1本から軽くつまんでみてください。
もしかしたら――
2025年最後の“最高の出会い”が、この中に潜んでいるかもしれません。





















