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ドラマ「366日」11話 最終回 ネタバレ・視聴率・考察・感想|大阪転勤、揺れる想いと新たな決意!

ドラマ『366日』11話 最終回あらすじ

大阪転勤、揺れる想いと新たな決意!

ドラマ『366日』11話 最終回あらすじ

©︎ドラマ『366日』11話 最終回

「どうするべきかより、どうしたいかで考えてみるといいのかも」。雪平明日香(広瀬アリス)は、尊敬する池沢友里(和久井映見)から授かったこの言葉を胸に、大阪転勤を控える水野遥斗(眞栄田郷敦)に告白しました。しかし、遥斗はその気持ちを受け入れることはできませんでした。

傷ついた明日香のもとに現れたのは、吉幡和樹(綱啓永)です。彼は明日香に「遥斗に告白したけど振られた」と打ち明けると、続けて「僕は明日香が好きだ」と告白します。

その頃、大阪への引越し準備を進める遥斗のアパートには、宮辺紗衣(夏子)が訪れていました。紗衣は「大阪転勤が心機一転になる」と話す遥斗に、本音を尋ねます。さらに、紗衣は遥斗に記憶が戻っているのではないかと聞きますが、遥斗は答えません。紗衣は「友里に話すべきだ」とアドバイスします。

一方、明日香は来たるチャリティーコンサートに向けて準備を進めています。音楽教室の室長である山浦久典(赤ペン瀧川)は、忙しくも活き活きとする明日香を優しく見守ります。

いよいよ、大阪転勤が迫ったある日、遥斗は再び紗衣と会います。そこで紗衣は遥斗への思いを告白します・・・。一方、明日香は小川智也(坂東龍汰)と結婚することになった下田莉子(長濱ねる)の挙式準備を手伝っていました。突然、明日香たちのグループLINEに遥斗から「話したいことがある」と招集がかかります。動揺する明日香。彼女は何も知らない莉子に、遥斗に振られたことを打ち明けますが、強い決意を胸に、遥斗、智也、莉子、和樹と共にレストランに向かいます・・・。

大阪転勤前に巻き起こる人間関係の波乱、果たして明日香の未来はどうなるのでしょうか?

ドラマ『366日』11話 最終回 視聴率

視聴率:6.6

ドラマ『366日』11話 最終回ネタバレ

明日香の失意と和樹の告白

春の風が吹く中、雪平明日香(広瀬アリス)は公園のベンチに座り、ため息をついていた。その姿を見つけた吉幡和樹(綱啓永)は心配そうに近づいた。

「明日香、大丈夫?」 和樹の声に、明日香は顔を上げた。

「遥斗に告白したんだけど、ふられちゃったんだ…」 明日香の目には涙が浮かんでいた。

和樹は一瞬言葉を失ったが、深呼吸して決意を固めた。

「明日香が好き。このタイミングで言うことじゃないと分かってる。でも、明日香が辛いときには助けたい。頼りにしてもらいたい。俺は明日香の一番の味方でいたい」

大阪への引越し準備

その頃、大阪への引越し準備をしている水野遥斗(眞栄田郷敦)のアパートには、宮辺紗衣(夏子)が訪れていた。遥斗は新しい生活に向けて心機一転を図ろうとしていたが、紗衣はある疑念を抱いていた。

「遥斗、大阪の地理に詳しいけど、記憶が戻ってるんじゃない?」 紗衣の鋭い指摘に、遥斗は一瞬動揺した。

「そんなことないよ。ただ、色々調べたから…」

しかし、紗衣は主治医の池沢友里(和久井映見)に話すべきだとアドバイスした。

チャリティーコンサートの準備

2024年3月31日、明日香はチャリティーコンサートの準備に追われていた。ちなみ(鈴木絢音)は恋人の静原(前田公輝)と2年付き合った記念日を迎えており、嬉しそうに話していた。

「最初は恋愛対象じゃなかったけど、真っ直ぐ思いを伝えてくれて、気づいたら私も好きになってた」 ちなみの笑顔は幸福そのものであった。

記憶が戻った遥斗

4月1日、遥斗はついに池沢に記憶が戻ったことを伝えた。高校時代に訪れた場所で思い出したという。

「まだ誰にも伝えてないけど、池沢先生、自分のタイミングで話すようにって…」

池沢は優しく微笑んで、アドバイスをした。

「昔の自分に戻れるといいんですけどね」

「戻る必要あるのかな?過去よりも今じゃない?」 池沢の言葉に、遥斗は深く考えさせられた。

大阪転勤の前に

4月2日、いよいよ遥斗の大阪転勤が迫ってきた。会社の同僚たちからの餞別を受け取り、感謝の気持ちを胸に会社を後にした。その後、遥斗は紗衣と会うために外出した。

「大阪行く前にちゃんと話をしておきたかったんだ」 遥斗の言葉に、紗衣は静かに頷いた。

「私、遥斗の優しさに付け込んだこと、本当にごめんなさい。高校時代のあなたと明日香が一緒にいるのを見て、羨ましいと思ってた」

紗衣は遥斗の手を握り、感謝の気持ちを伝えた。そして、大阪行きをやめることを決意した紗衣は、遥斗に記憶のことを明日香に伝えるよう助言し、その場を去った。

結婚式の準備

一方、明日香は友人の下田莉子(長濱ねる)の結婚式の準備を手伝っていた。莉子と小川智也(坂東龍汰)の結婚は、多くの友人たちにとって喜ばしいニュースだった。

「遥斗にふられたんだけど、今は自分の人生を考えるいいチャンスかもって思い始めてるんだ。音楽をもっとちゃんと頑張りたい」 明日香の決意は固く、その目には輝きが戻っていた。

大切な友達として

4月3日、明日香、遥斗、智也、莉子、和樹はレストランに集まった。遥斗は皆に記憶が戻ったことを打ち明け、皆は安堵の表情を浮かべた。

「良かった、本当に良かった」 乾杯の音が響き渡った。

その後、明日香は和樹と一緒に帰ることになった。

「この間は困らせるようなこと言ってごめん」 和樹は謝罪の言葉を口にした。

「かけがえのない大切な友達だと思ってる」 明日香の言葉に、和樹は微笑んだ。

「あんな風に笑える日がまた来るといいな」 和樹の言葉は心からの願いだった。

智也と莉子の結婚式

4月6日、智也と莉子の結婚式が神社で執り行われた。披露宴には多くの友人たちが集まり、再現ドラマの上映で場が盛り上がった。

廊下で、トイレ帰りの明日香と遥斗が二人きりになる。

「がんばって」 明日香は遥斗を激励した。

「明日香なら大丈夫な気がする」 遥斗の言葉に、明日香は少し安心した。

「また音楽やろうと思えたのは遥斗のおかげ」

演奏会当日

4月7日、明日香の演奏会当日がやってきた。彼女は会場に到着し、緊張と期待が入り混じる中、演奏の準備を進めた。その頃、遥斗は駅のホームでチラシを見つめていた。

「明日香なら大丈夫。きっと素晴らしい演奏になる」 自分にそう言い聞かせるように、遥斗は電車に乗り込んだ。

演奏会場には、莉子、智也、和樹、そして花音(中田青渚)が集まっていた。池沢先生親子も訪れ、明日香と少し話をした。

「切り替えて頑張らないと。すぐに全部忘れることはできないと思いますけど」

「忘れなくたっていいんじゃない?」 池沢の言葉に、明日香は少しだけ心が軽くなった気がした。

最終回の結末

演奏会はついにスタートし、最後の曲「さくらのうた」が響き渡った。演奏が終わると、観客からの拍手が鳴り止まなかった。

「ありがとう、みんなありがとう」 明日香は涙を浮かべながら頭を下げた。

その時、チャペルの後方に遥斗の姿が見えた。明日香は驚きと喜びで胸がいっぱいになった。

「なんでいるの?」

「明日にした」

「大阪は?」

「明日香のクラリネットを聞きたかった。会いたかった。どうしても会いたかった」

「なんなの?思い出にしよう、気持ちにふたしようって決めてたのに。出来なくなるじゃん」

遥斗は明日香を抱きしめ、心からの想いを伝えた。

「俺、やっぱり明日香と一緒にいたい」

「それでもいい。一緒に泣いて、一緒に笑いたい」 明日香も遥斗を抱きしめ、互いの気持ちを確かめ合った。

その後、二人は隅田川へと向かった。去年の今日、鮫島の舞台に行った帰りに訪れた場所だった。

「不安もあるけど、頑張ろう」

「明日の自分は今日よりもいいかもよ」

「明日香、好きだよ」

「私も。昔も今も、ずっと大好き」

「明日もその先も、ずっと一緒にいたい」

「うん。ずっと一緒にいる」

二人は手をつなぎ、横断歩道を渡りながら、1年ぶりのキスを交わした。

「行こう、スカイツリー」

信号が青に変わり、二人は笑顔で走り出した。

2025年の幸せな朝

2025年5月、明日香と遥斗は一緒に暮らし始め、朝食を食べながら笑い合っていた。莉子は智也の運転で病院に向かう途中、和樹は元カノと再会し、お好み焼き屋「てるちゃん」では家族が賑やかに食事を楽しんでいた。

2028年の春

2028年春、桜の木の下で思い出に浸る明日香の元に、遥斗が息子の開斗を連れてやってきた。開斗は花びらを明日香に渡し、三人で幸せそうに遠くを見ながら歩いて行った。

これが、彼らの366日の物語だった。ずっと一緒にいることを誓い合った二人は、未来へと向かって歩き続けるのだ。

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家でオタク。
小さい頃からドラマや映画が大好きで、自分でドラマや映画の脚本を書いていました。コンクルールなどにもよく応募していました。 テレビドラマは毎期欠かさず全タイトルをチェック!面白いものは観続けますが、面白くない作品はドロップアウトしちゃいます。
漫画やアニメ、映画も邦画洋画問わずに観ちゃう雑食系。いろんな角度からドラマを観ています!ぜひ皆様の感想も知りたいです!

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