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【レビュー】映画『完全なる飼育 etude』

2020年11月29日

「月船さんの凄味を感じる!素晴らしい女優!」「ある意味、早苗が一番狂気かも!」「想定以上の熱量をドカーンと脳みそにぶち込まれた!」


上映中【2020年11月27日】

 

数々の衝撃作を送り出してきた「完全なる飼育」シリーズ第9弾。演劇界の寵児として一世を風靡するも観客動員が伸び悩んでいる女性演出家・小泉彩乃。公演初日2日前に主演俳優が突然降板してしまい、代役のオーディションを行ったところ、篠田蒼という青年が現れ……。出演は「変態だ」の月船さらら、「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」の市川知宏。監督は、木村大作、降旗康男といった監督のもとで助監督を務めてきた加藤卓哉。-Movie Walker-

 

あらすじ<STORY>

イギリスの演劇界で名を成した後、帰国し、その前衛的な作風で演劇界の寵児として一世を風靡するもここ数年は観客動員が伸び悩んでいる女性演出家・小泉彩乃(月船さらら)。新作舞台『完全なる飼育』の公演初日を2日後に控えるなか、俳優たちをとことん追い込むサディスティックな演出についていけなくなった主演俳優が突如降板。すぐに代役のオーディションが行われるが、なかなか決まらず、もはや中止にするしかないと彩乃は諦めていた。そんな折、彼女が劇場を後にしようとした時、一人の青年・篠田蒼(市川知宏)がやって来て、何とかオーディションを受けさせて欲しいと懇願。彩乃は蒼を追い返そうとするが、彼のすがるような眼差しに彩乃の血が騒ぐ。そして、二人きりの過酷な舞台稽古が始まった……。実際に起きた女子高生誘拐監禁事件に着想を得た舞台『完全なる飼育』。それは、江戸時代、藩主の娘・菊姫を貧しい鍛冶職人が拉致・監禁し、やがてふたりに恋愛感情が芽生えてくるという前衛時代劇であった。蒼に対して、稽古という名の容赦ない“飼育”をする彩乃。そんな“飼育”を経て、蒼の演技は次第に凄みを増してゆき、遂には、ふたりの関係が逆転してしまう……。

●キャスト●

小泉彩乃月船さらら
篠田蒼市川知宏
大原早苗金野美穂
落合茂寺中寿之
今村直子永井すみれ
松井るな
後藤田義政竹中直人

●スタッフ●

監督加藤卓哉
原作松田美智子
脚本山本浩貴

映画『完全なる飼育 etude』を観た人の感想、評価、口コミ

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆
下記のコメント欄にお気軽に書き込んでください!!

◉映画『完全なる飼育 etude』見た。
この手の映画は見た後に何とも言えない感想を抱きがちなんだけど、
凄まじい熱量を浴びたようで、端的に言うとかなり良かった…
そして当然だけどエロいし、なんか妙に怖かった。

 

◉映画「完全なる飼育 etude」
劇中劇が「完全なる飼育」と言う復讐劇で二重構造になっていて
濃厚な空間と時間が組み立てられており面白かった。
思ったよりHなシーンは少なかったな。R15指定だったね。
金野美穂演じる大原早苗を深掘りして欲しかったな。
ある意味、早苗が一番狂気かも。

 

 

 

◉映画『完全なる飼育 etude』
本編と舞台挨拶を観てきました!

狂気と暴力の中でのそれぞれのキャストの感情変化が
良く表現されていて素晴らしい作品でした😆

舞台挨拶での月船さららさんの最後の話は感動して泣きそうでした😭

 

◉『完全なる飼育 etude』
有名なシリーズ物だけど見るのは初めて、
単なるポルノ映画では無かった。

舞台稽古場での密室劇。動機の目新しさは正直無いが、
全体的に演者出の狂いが凄い、特に首吊りシーンの菊姫。
些細な事で感謝してしまう私はもうダメかも。
ピーナッツ突っ込むシーンは不意打ちで草。

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最新みんなのレビュー

何度でも観たくなる!

2025年10月7日

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終わり方が原作と違ったけど、見た人の感じ方でいいんじゃないかな?と。

正解が分からない終わり方が面白かった!

まきぽん

考察が止まらない!深掘り必至のスルメ系映画

2025年10月6日

人間の執着が引き起こすホラー&ミステリー。原作に比べてホラー要素は薄くマイルドな描写に見えるが、代わりに原作より多く登場するカブトムシが薄気味悪さや得体の知れない執着や恐怖をひき立てているように感じた。役者さんが全員好演で含みのある演技が後からじわじわ効いて考察が止まらない。映画だけど映像に出てこない匂わせな部分が気になって気になって。原作やパンフレットを読んでから2度目、3度目が観たくなる映画。この不思議で薄気味悪く恐ろしい世界観を噛み締めたい。

Y

エンタメ要素満載

2025年10月6日

テンポ感よくさくさく観れるし

後からまた振り返って見るとなるほどってなる

ゆん

皆さんの観たお気に入りの映画のレビューを書いて盛り上げましょう♪
この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者
kog

ポプバ映画部:茉下 小路

映画ライター・編集者として10年以上のキャリアを持ち、最新の話題作から名作クラシック、国内外の映画賞事情まで幅広く網羅。
映画興行収入や視聴率、配信動向などのデータ分析にも強く、作品レビューとともに市場動向を読み解く記事に定評があります。映画メディアやエンタメ系ニュースサイトでの執筆実績も多数。独自の取材ルートと考察力を武器に、一次情報とファン目線のバランスを意識した執筆を心がけています。

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