
はじめに — 待望の新章、ついに始動!
このたび、舞台『鋼の錬金術師』 の“第3弾”として、タイトルが 「―闇と光の野望―」 に決定。
あわせてキービジュアルおよび全キャラクタービジュアルが公開され、ファンの期待が一気に高まっています。今回は、この発表内容を整理しつつ、舞台ならではの“見どころ”や観劇前に押さえておきたいポイントを深掘りしてみます。
“闇と光の野望” — タイトルとビジュアルが示す意味
今回の副題「闇と光の野望」は、言葉からも“対立”“葛藤”“理想と現実のせめぎ合い”といったテーマを強く感じさせます。そして公開されたキービジュアルでは、舞台の舞台となる“ブリッグズ”を想起させる雪が舞う厳しい環境の中で、主人公の兄弟や仲間たちが並び、まさに“荒涼とした世界”と“そこに希望を見出す人々”の対比が描かれています。舞台版ならではの“光と影”“静と動”の演出がどう表現されるのか、注目です。
また、キャラクタービジュアルでは、原作ファンにはおなじみの衣装・雰囲気が再現されている一方で、舞台ならではの“実在感”や“肉体表現”を感じさせる造形となっており、「2.5次元」の良さが生きるビジュアルになっています。
公演スケジュール/会場/チケット情報まとめ
| 会場/地域 | 日程 | チケット料金* |
|---|---|---|
| 東京 — シアターH | 2026年2月7日(土)〜2月15日(日) | 平日 13,500円/土日祝 14,500円 |
| 大阪 — 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ | 2026年2月20日(金)〜2月22日(日) | 同上 |
* 全席指定・税込価格
チケットのスケジュールは以下の通り:
- 先行販売(2.5フレンズ/LEncore先行など) — 2025年11月15日〜11月24日など 複数実施
- 一般発売 — 2026年1月10日(土) 12:00〜
※Wキャストの回については、公式サイトでスケジュール確認が必要です。
主なキャストとクリエイター陣 — 出演者一覧と裏方スタッフ
脚本・演出にはこれまでと同じく 石丸さち子。音楽監督は 森大輔。
主要キャスト(一部抜粋)は以下のとおり:
- エドワード・エルリック:一色洋平 / 廣野凌大(Wキャスト)
- アルフォンス・エルリック:眞嶋秀斗
- ウィンリィ・ロックベル:岡部麟
- ロイ・マスタング:蒼木陣/和田琢磨(Wキャスト)
- オリヴィエ・ミラ・アームストロング:AKANE LIV
ほかにも多数のキャラクターが登場予定 — 原作の人気キャラたちがリアルに舞台上でどのように動くか、期待が高まります。
なぜこの舞台が注目されているのか — “ハガレン”ならではの魅力
まず前提として、原作 鋼の錬金術師 は、2001年〜2010年に連載された作品であり、全世界シリーズ累計部数は約8,000万部を誇る“ダークファンタジーの金字塔”。アニメ、映画、ゲーム、実写など数多くのメディア展開を経験し、世代を超えて愛され続けています。
その “世界観の重厚さ” と “キャラクターの強烈な魅力” を、舞台という形で立体化する試みは、これまでも高評価を得てきました。特に、これまでの1st・2nd公演では、“身体表現”“ライブ感”“俳優が““錬金術”“戦闘”“葛藤”“感情”をそのまま“生きる”ことで、原作では得られないリアルさがファンを魅了。今回の第3弾は、原作でも屈指のシリアスかつドラマチックなストーリー「ブリッグズ編」であることから、その演出のスケールと密度に大きな期待が寄せられています。
また、Wキャスト制による複数俳優による役の演じ分けは、「同じ役でも違う解釈・雰囲気」を楽しめる可能性があり、舞台ならではの“観るたびに違う感覚”を味わえるという点も大きな魅力です。
よくある疑問に答える Q&A
Q. Wキャストって何? 同じ役を複数の俳優が演じるの?
A. はい。たとえばエドワード・エルリック役は一色洋平さんと廣野凌大さんのWキャストで、どちらが出演するかは公演スケジュールで指定されています。別回でキャストが変わることで、演出や雰囲気に微妙な差異が生まれる可能性があります。
Q. チケット、いつから買える? 先行と一般発売は?
A. 先行販売は2025年11月中に複数実施。一般発売は 2026年1月10日(土) 12:00〜 です。人気作・2.5次元という事情から争奪戦が予想されるため、予定をチェックしておくのが吉。
Q. どんな舞台になる? “ブリッグズ編”って?
A. 原作における「ブリッグズ編」は、国家・軍事・政治・戦争・極寒の地といった重厚かつ緊迫したテーマが中心。舞台版がどこまでその“世界観の闇と重さ”を再現できるかが注目。演出・美術・照明がカギになりそうです。
まとめとこれからの注目ポイント
2026年2月に予定されている第3弾「闇と光の野望」は、原作ファンだけでなく、初めて“舞台版ハガレン”に触れる人にも強くおすすめできる構成。キャスト・スタッフの顔ぶれ、ビジュアルの説得力、公演スケジュールの明示など、観劇ハードルもかなり整っています。
「舞台でしか味わえない“錬金術”“戦い”“絆”“葛藤”のリアル」と、「原作の物語とキャラクターの深みに踏み込む体験」が、この舞台には詰まっているはず。チケット争奪戦は厳しそうですが、ぜひチェックしてみてほしい — そんな舞台です。
🧠 過去公演の無料配信と「舞台ハガレン」の魅力を再考察
今回の発表にあわせ、過去の1st 弾・2nd 弾公演が、期間限定で無料配信されるとの情報も。公演を観に行く予定のある方は、まず“舞台の雰囲気”を掴むために視聴しておくのもおすすめです。特に、舞台ならではの“錬金術表現”“戦闘シーン”“光と影の演出”は、アニメや漫画とはまた違う迫力があります。
また、2.5次元であるがゆえの「ライブ感」「俳優の熱量」「観客との一体感」「生ならではの演出」は、映像では伝わらない“空気”や“熱”を伴います。原作の物語を知っている人も、初見の人も、「この作品がなぜ多くの人に愛され続けてきたか」を改めて実感できるはず。
第3弾は「ブリッグズ編」という原作の重厚かつドラマチックなエピソード。そこに、これまで培われてきた舞台『ハガレン』の演出力が加われば、“最高の2.5次元体験”になる可能性が非常に高い。観劇予定のある人も、迷っている人も、まずは過去作の無料配信をチェックしてから、チケット販売に備えると良いでしょう。





