
【,124分】
INTRODUCTION(イントロダクション)
実在の裁判を起点に、現代社会に潜む矛盾を静かに抉る深田晃司の最新作が、カンヌ国際映画祭「カンヌ・プレミア」部門に正式出品された。本作が照射するのは、日本のポップカルチャーにおける“アイドル”という存在の両義性である。彼らは熱狂と夢を生み出す象徴であると同時に、その背後では人間的な感情さえ規律で制御されるという皮肉な構造を抱えている。
物語の中心に据えられるのは、アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」のセンターを務める一人の女性。彼女は“恋愛禁止”という業界慣習に反したことで裁かれる側へと追い込まれ、華やかな表舞台の裏に潜む孤独、犠牲、そして自己回復の闘いが鮮烈なリアリティで描かれていく。深田は約10年の歳月を費やし、自ら企画・脚本を練り上げた。着想源となった実際の裁判をフィクションへと再構築する手腕は、すでに国際的な評価を獲得している監督ならではと言える。
主演を務めるのは、元・日向坂46の齊藤京子。映画初主演にして、アイドルという制度の中での葛藤や内面的なひび割れを圧倒的な身体性をもって体現した。深田監督は「齊藤さんとの出会いがなければこの映画は完成しなかった」と語り、「絵空事でしかなかった脚本に血肉を与えてくれた」と惜しみない賛辞を贈る。倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎ら実力派が脇を固め、作品に奥行きを与えている。
アイドル文化の光と影を通して、私たちは“何を信じ、何を裁いているのか”。本作は観客の価値観を揺らし、前提を疑わせる稀有な映画体験となるだろう。
作品情報
| 監督・脚本 | 深田晃司 |
| 共同脚本 | 三谷伸太朗 |
| 主題歌 | yama「Dawn」 |
| キャスト | 齊藤京子/倉悠貴/唐田えりか/津田健次郎/仲村悠菜/小川未祐/今村美月/桜ひなの 他 |
人気急上昇中のアイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」でセンターを務める山岡真衣は、中学時代の同級生・間山敬と偶然再会し、恋に落ちる。アイドルとして背負う「恋愛禁止ルール」と、抑えきれない自身の感情との間で葛藤する真衣。しかし、ある事件をきっかけに、彼女は衝動的に敬のもとへと駆け寄る。その8カ月後、事態は一変。所属事務所から「恋愛禁止条項違反」で訴えられた真衣は、事務所社長の吉田光一、チーフマネージャーの矢吹早耶らによって、法廷で厳しく追及されることとなる。あらすじ<STORY>
映画『恋愛裁判』を観た人の感想・評価・口コミ・評判
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| @film8163570 | Follow | |
| 『恋愛裁判』 いつしか普遍化したアイドルの恋愛禁止ルールを巡る問題、業界が孕んでいる歪みなどについて、とてもフェアネスに踏み込んでいる。 人前に立つことを生業とする者に清廉性を求めた結果として、どのような権利の侵害や深刻な事態が生じるのか。 アイドルの在り方、それらを良くも悪くも消費する受け手側、ファンの在り方も含め、映画を通して思考を強く促される。 一方で本作は、アイドルというものが持つ本質的な魅力の部分、芸能が人々にもたらす希望を決して切り捨てない。 非常に説得力あるアイドル描写、地に足のついた青春群像劇としても大変な見応えがあり、登場人物それぞれの切実な心情が胸に迫る。 道を隔てた人と人との距離、空間の演出、じっとりと人物にズームする撮影、主人公の目に度々映る木々の揺らめき、 舞台と法廷の対比など、極めて映画的で読み取りがいのあるレイヤーが何層にも重なる語り口も秀逸。 | ||
| @bafkm | Follow | |
| 「恋愛裁判」(2026) 悪くない。脚本が凄い。 今までの様々なアイドルの問題を、2時間の映画に落とし込んで見せる。 芸能人の進退を気に掛ける深田監督らしいと思う。ただ、裁判はそんなに描かれない。 人間ドラマということなんだろうが、新味はあまり感じられない。 主演女優のアイドル映画としては完璧だ。 | ||
| @kaimana708 | Follow | |
| 「恋愛裁判」を観ました。 大好きな深田晃司監督の新作。 女性アイドルが男性ファンと恋愛したことで、事務所から損害賠償を請求されたというニュースを見た監督が、 そこから発想を膨らませた物語。 契約書に「恋愛禁止」と記され、裁判にまで発展するって衝撃。深田監督の抉り方は毎度秀逸です。 | ||
| @mochiii6320 | Follow | |
| 『恋愛裁判』 齊藤京子さんがこの役を演じる覚悟と作品にもたらしたリアリティに拍手! アイドルの日常の描写の細やかさ、一人の人間の尊厳と葛藤、 世界の複雑さを見つめる物語に一瞬たりともスクリーンから目が離せなかった。 | ||
| @shiyozukat23769 | Follow | |
| 映画(恋愛裁判)観ましたよ~😃 いい映画でしたね😁 確かにドキュメンタリータッチで それが良かったですね😆 山岡真衣さんが齊藤京子さんを演じてるようにも観れましたね🤗 京子さんのファンじゃなくても観てほしいですね🙂↕️ (きょんこいず)は ぜひ観てください | ||
| @mimi_cinefil | Follow | |
| 映画「恋愛裁判」 アイドル恋愛禁止という業界の構造的問題に切り込んだ意欲作 演者のリアリティさと演出が素晴らしく解像度の高さに驚かされる😳 スポットライトの下の華やかさと無機質な裁判所との対比が残酷なまでに鮮烈‼️疑似恋愛の代償と人権問題🤔 アイドルの枠を超え普遍的な歪みを鋭く描く✨傑作 (ここから雑感) 『LOVE LIFE』の深田晃司監督の新作✨かなり面白かったです😊 アイドル業界の歪みを真っ向から描いており、アイドルを推している人なら胸に刺さる場面が多いはず⁉️ 会社が悪いのか、本人の過ちなのかという葛藤や詭弁を冷淡な視点で描かれていて、 言葉で説明しすぎず、映像だけで登場人物の追い詰められた心理を分からせてしまう演出力が素晴らしいです👏 最後まで飽きることなく没入できる作品でした。おすすめー。傑作(୨୧ ❛ᴗ❛)✧ | ||
| @cha_ichiro | Follow | |
| 『恋愛裁判』東宝試写。 「正しくなさ」に挑む女性を描いた、紛れもない深田作品の力強さ。 齊藤京子さんは映画に愛されている。 観ている途中、ダグラス・サーク作品が脳裏よぎる魔法のような瞬間が。 風を吹かせ、雨を降らせ、もっと映画は映画の嘘に挑むべきだと思いました。 | ||
| @ZodiacJTK | Follow | |
| 齊藤京子主演『恋愛裁判』鑑賞してきました いやいやいや大傑作じゃないか 間違いなく今年ベスト級 まだ初日だから詳しい感想は話せないけど、 「アイドル」であるか「女の子」であるか、明確な答えはあるのか?そこに挑む意味は? そして最後はしてやられた!笑 梨紗ちゃんやるな | ||

