
Suchmosが、新体制へと舵を切った。サポートベンバーとして共に歩んできたベーシストの山本連が正式加入。新体制ビジュアルも公開され、再始動後の“次の章”がいよいよ輪郭を帯びてきた。
今回のニュースは「メンバーが増えました」で終わらない。
山本連が、ライブと音源の両方で“必要な存在”になっていった流れを辿ると、加入が自然に見えてくる。
山本連は、派手に目立つより“空気を整える”ベーシスト
山本連の魅力は、主張が強すぎないのに、バンド全体のノリが一段クリアになるところ。
低音で前に出るというより、ドラムと歌の間を縫いながら「この曲の気持ちいい場所」を作っていくタイプだ。
だからこそ、再始動直後のような「バンドの空気をもう一度作り直す」タイミングで効く。
言い換えるなら、グルーヴの職人。目立つためではなく、“整えるため”に鳴らすベースだ。
最初の大舞台は再始動ライブ、横浜アリーナだった
山本連が横浜アリーナのステージに立ったのは、2025年6月の再始動ライブThe Blow Your Mind 2025。
ここでの演奏が、再始動の空気感を支えた──と語られるのは、単に上手いからじゃない。
変に気負わせない
でも緩ませない
いまのバンドに合う温度で、グルーヴを安定させる
この“現場力”が、まずライブで証明された。
音源でも決定打。EP『Sunburst』で“新しいSuchmosの低音”になった
ライブで噛み合っただけなら、加入まではいかない。決定的だったのは、EPSunburstの全曲レコーディングに参加したこと。
音源はずっと残る。そこで「この低音がSuchmosの今」と言える形で刻まれたからこそ、山本連はサポートの域を超えた。
“加入”はゴールじゃない。2026年ツアーへ向けた布陣に見える
さらにThe Blow Your Mind TOUR 2026の開催も発表されている。
対バンツアーは会場の空気も、相手の色も、日によって変わる。そこで必要なのは、毎回ブレない基準を作れる低音だ。
山本連の加入は、「再始動を完成させる」だけでなく、これから動き続けるための安定装置にも見える。
まとめ:新章の輪郭は“低音”から見える
再始動ライブで、まず“現場”で噛み合った
『Sunburst』で、音源として“今のSuchmos”を形にした
そして正式加入で、新体制として前に進む準備が整った
Suchmosの新章は、派手な宣言よりも、足元のグルーヴで始まっている。その最後のピースが山本連だった──そう感じさせる発表だ。

