ドラマ 国内ドラマ 芸能

Snow Man目黒蓮の現在地を刻んだ“あの役”――なぜ今、彼の原点を見返すべきなのか

Snow Man目黒蓮の現在地を刻んだ“あの役”――なぜ今、彼の原点を見返すべきなのか

2026年のいま、Snow Manのメンバーとして音楽活動を続けながら、俳優としても着実にキャリアを重ねている目黒蓮。ドラマや映画への出演が続くなかで、改めて注目したい作品がある。2022年10月期にフジテレビ系で放送された連続ドラマ『silent』だ。

本作は、川口春奈が演じる青羽紬と、目黒蓮が演じる佐倉想の“出会い直し”を描いた完全オリジナルストーリー。放送当時は視聴者の反響が大きく、2022年度のTVerアワードでドラマ大賞を受賞したことでも話題になった。現在、TVerで無料配信が行われており、改めて作品に触れられる機会が生まれている。

なぜ今、『silent』を見返す意味があるのか。それは、この作品が目黒蓮という俳優の転機のひとつと位置づけられるからだ。







『silent』という物語が問いかけたもの

『silent』は2022年10月から12月にかけて放送されたフジテレビ系木曜劇場。脚本は生方美久が担当した。主人公の青羽紬を川口春奈、紬の高校時代の恋人・佐倉想を目黒蓮が演じている。

物語は、高校時代に交際していた紬と想が、卒業後に突然別れ、8年後に再会するところから始まる。再会した想は若年発症型両側性感音難聴を患い、聴力をほとんど失っていた。音のない世界で再び向き合うふたりの姿を、丁寧に描いていく。

共演には鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人、夏帆、風間俊介、篠原涼子らが名を連ね、それぞれの立場から“伝えること”や“受け取ること”の難しさを表現した。

大きな事件が起こるわけではない。それでも視聴者の心に強く残ったのは、言葉が届かない状況のなかで、どう相手と向き合うかという普遍的なテーマがあったからだろう。

台詞を超えた表現に挑んだ目黒蓮

Snow Man目黒蓮の現在地を刻んだ“あの役”――なぜ今、彼の原点を見返すべきなのか

佐倉想という役は、声による表現が制限される人物だ。手話や筆談、視線、わずかな表情の変化によって感情を伝えていく。そのため、繊細な演技が求められた。

目黒蓮にとって本作はフジテレビ連続ドラマ初出演作でもあった。アイドルとしての活動と並行しながら、難しい役柄に向き合うことになった。

想は感情を大きく爆発させるタイプではない。だからこそ、怒りや戸惑い、諦めきれない思いといった複雑な感情を“抑えた表現”で示す必要があった。視聴者が「何を感じているのか」を読み取ろうとする余白を残す演技は、本作の世界観とも合致していた。

現在の目黒蓮の演技を見たとき、自然体でありながらも内面の揺れを感じさせる場面がある。その原点のひとつとして、『silent』での経験を挙げる声があるのも理解できる。

2026年のいま振り返る意味

放送から数年が経ち、目黒蓮は俳優としても活動の幅を広げている。主演作や話題作への出演を重ねるなかで、表現の引き出しも増えてきた。

その現在地から『silent』を見返すと、当時の緊張感や瑞々しさがより鮮明に映る。完成された姿というより、役に真正面から向き合い、ひとつひとつの場面を積み重ねていく姿がそこにある。

また、SNSや短尺動画が主流となった今、静かなテンポで進む物語をじっくり味わう体験は、放送当時とはまた違う意味を持つ。音が制限された世界で交わされる視線や沈黙は、情報過多の時代だからこそ強く響く。

『silent』は単なるヒット作ではなく、「伝えるとは何か」「わかり合うとは何か」を問い続けるドラマだった。その中心にいた佐倉想という役は、目黒蓮の俳優としての軌跡を語るうえで欠かせない存在である。

目黒蓮と“共感”というキーワード

Snow Man目黒蓮の現在地を刻んだ“あの役”――なぜ今、彼の原点を見返すべきなのか

『silent』が放送された2022年は、配信サービスの普及により視聴スタイルが多様化していた時期でもある。リアルタイム視聴に加え、見逃し配信で繰り返し作品に触れられる環境が整い、視聴者は自分のペースで物語を受け取ることができるようになった。

そのなかで『silent』は、派手さではなく感情の積み重ねで支持を広げた作品だった。特に目黒蓮が演じた佐倉想は、視聴者が自分の経験や記憶を重ね合わせやすい人物像として描かれている。将来への不安、大切な人に負担をかけたくないという葛藤、言葉にできない思い。そうした感情は多くの人にとって他人事ではない。

目黒蓮の演技は、強く主張するのではなく、相手の反応や状況を受け止めながら変化していくタイプの表現に見える。『silent』ではその特性が最大限に活かされた。共演者との間に生まれる間や沈黙が、そのまま物語の緊張感につながっていたからだ。

現在の彼は、音楽活動と俳優業を両立させながら、多様なジャンルに挑戦している。その姿勢は、特定のイメージに固定されず、作品ごとに新しい一面を見せようとする姿にも重なる。だからこそ、『silent』を振り返ることは単なる懐古ではなく、現在進行形のキャリアを理解するための手がかりになる。

いま改めてこの作品を見ると、物語の静けさの奥にある強さに気づくはずだ。そしてその中心にいる佐倉想の姿から、目黒蓮という表現者の出発点のひとつが浮かび上がる。

配信情報

『silent』

2022年10月〜12月放送/フジテレビ系

出演:川口春奈、目黒蓮(Snow Man)ほか

脚本:生方美久

TVerにて無料配信中(配信状況はTVer公式サイトをご確認ください)

サンタ帽のちいかわたちが可愛すぎる!「ちいかわベーカリー」クリスマスパン全3種&特典まとめ

2025/12/10

サンタ帽のちいかわたちが可愛すぎる!「ちいかわベーカリー」クリスマスパン全3種&特典まとめ

🎄 サンタ帽のちいかわたちが可愛すぎる!「ちいかわベーカリー」クリスマスパン全3種&特典まとめ クリスマスの気配が近づく12月、ちいかわファンにうれしいニュースが到着しました。 「ちいかわベーカリー」から、サンタ帽をかぶった“冬だけのちいかわパン”が 12月12日〜12月28日 の期間限定で登場します。 小さな丸いサンタ帽、きらきらの雪をまとったようなビジュアル…店頭で出会った瞬間に思わず笑顔になる可愛さです。 🍞 クリスマス限定パンは3種類。味も見た目も冬仕様! 今回お目 ...

映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』とは?セイレーン編をCygamesPictures×及川啓監督で映像化!

2025/11/29

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』は何がヤバい?原作セイレーン編から分かる注目ポイントまとめ

2026年夏に公開される映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』は、原作ファンの間でも“特別な長編”として知られる「セイレーン編」を題材とした作品です。 ちいかわシリーズの中でも突出してシリアスで緊張感のあるエピソードであるため、映画化が発表された瞬間から「絶対に観たい」という声と同時に「覚悟が必要かもしれない」という反応が広がりました。 本記事では、映画が“なぜヤバい(=衝撃度が高い)と言われるのか”を、原作の魅力と映画化ならではのポイントから整理して解説します。 映画『人魚の島のひみつ』の基本情報 公開:2 ...

映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』とは?セイレーン編をCygamesPictures×及川啓監督で映像化!

2025/11/24

映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』セイレーン編をCygamesPictures×及川啓監督で映像化!

イラストレーター・ナガノが生み出した人気シリーズ「ちいかわ」が、ついに劇場作品としてスクリーンに登場する。 タイトルは『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。公開は2026年夏が予定されており、原作ファンから大きな期待が寄せられている。 今回映画化されるのは、ファンの間で「セイレーン編」「島編」と呼ばれる長編エピソード。2023年3月から11月までSNSに投稿された物語だ。ある日、ちいかわたちのもとに「島でのカンタンな討伐で100倍の報酬」「限定の島ラーメンやスイーツが実質無料」といった、あまりにうますぎる誘 ...

『まじかるちいかわ』新MV公開!yamaが歌うテーマ曲「マジカルシンドローム」に世界中がときめく

2025/10/22

『まじかるちいかわ』新MV公開!yamaが歌うテーマ曲「マジカルシンドローム」に世界中がときめく

ナガノ原作の人気キャラクターたちが魔法少女に変身――。 そんな“夢のような世界”を描いたスペシャルアニメーション『まじかるちいかわ』のミュージックビデオがついにYouTubeで公開された。テーマ曲「マジカルシンドローム」を歌うのは、繊細な歌声と心を射抜く表現力で知られるアーティスト・yama。 かわいさと切なさが共存するその世界観に、公開直後からSNSでは「尊い」「泣ける」「映像のクオリティがやばい」と大反響が広がっている。 🌟 yamaが歌う“魔法のポップ”──「マジカルシンドローム」と ...

『ちいかわ』最新8巻は島編フル収録!初グッズ化の特装版BOXが超豪華

2025/9/6

『ちいかわ』最新8巻は島編フル収録!初グッズ化の特装版BOXが超豪華

ちいかわファン待望の島編、ついに単行本化へ 2025年11月21日(金)頃、『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』第8巻が講談社から発売されます。 今回の目玉は、シリーズ史上最大の長編ストーリー「島編」を完全収録していること。2023年3月にX(旧Twitter)で公開されて以来、読者の間では「単行本化はまだ?」「まとめて読みたい!」といった声が絶えませんでした。 島編は、これまでの短編中心だった物語とは一線を画すスケールで、既存キャラクターが総出演。物語の舞台も一新され、ファンを新しい世界観へと引き込 ...

【6月27日スタート】くら寿司×ちいかわコラボ第3弾!限定メニュー&グッズが大充実!

2025/9/6

【6月27日スタート】くら寿司×ちいかわコラボ第3弾!限定メニュー&グッズが大充実!

🌟 導入文 ついにこの日がやってきた!人気キャラ「ちいかわ」と、くら寿司が3回目の史上最強タッグを結成!2025年6月27日(金)から開催される超豪華コラボは、限定メニュー&グッズの大放出でファンのテンションMAX!これは絶対見逃せない!! 💫 コラボ限定メニュー速報 1️⃣ 湧きドコロごはんのお寿司茶漬け(480円) アニメ第12話でお馴染み、ハチワレのお寿司茶漬けが再現。たまご・マグロ・サーモン・いくらを「無限白米湧きドコロ」風に並べ、くら出 ...

みんなの気になるランキング

「ベランダ越しに会いたい人♡」SnowManで“リアルに隣人だったらヤバい”メンバーランキングTOP10!

2025/11/20

「ベランダ越しに会いたい人♡」SnowManで“リアルに隣人だったらヤバい”メンバーランキングTOP10!

ベランダの向こうに、恋が始まりそうな気配。 もしSnowManが隣人だったら、あなたはどの瞬間に恋に落ちる? 「ベランダ越しに会いたい人」——そんな妄想がSNSで広がる今、“もしSnowManが隣の部屋に住んでいたら?”という禁断のテーマで調査(ポプバ調べ)を実施!日常に潜むベランダという“小さなステージ”で、彼らがどんな存在になるのか…リアルな生活感とファンタジーが交錯するランキングが完成しました。あなたの理想の隣人、見つかりましたか?是非エンタメとして楽しんで下さい🎵 第10位:岩本照

「本気で付き合うなら誰?」 30代・40代女性が選ぶ“嵐メンバー恋人にしたいランキングTOP5”

2025/11/20

「本気で付き合うなら誰?」 30代・40代女性が選ぶ“嵐メンバー恋人にしたいランキングTOP5”

「大人の恋は、“安心感”と“素”が決め手だった──」 「もし、嵐のメンバーと本気で付き合えるとしたら?」 そんな妄想、30代・40代女性なら一度はしたことがあるはず。 今回は、PopVerseMix編集部が独自にSNS投稿・恋愛観トレンド・世代別コメントを分析し、“大人の本気の恋愛目線”で選ばれた「恋人にしたい嵐メンバーランキングTOP5」を大発表! 「ときめき」だけじゃない、「安心」「会話」「未来」が見える5人とは? 第5位:櫻井翔(42歳) 「理知的な安心感と、大人の余裕が染みる男」 コメント: ・「

20代女性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング【2025年最新版】

2025/11/20

20代女性が選ぶ恋人にしたい有名人ランキング【2025年最新版】

“付き合いたい”のリアルな温度感。2025年、恋の主役はこの10人(ポプバ調べ) 「恋人にしたい」と思うその瞬間、人はどんな魅力に惹かれているのか――。 SNS投稿、検索トレンド、日常会話の中に散りばめられた“推し”たちの存在感をもとに、PopVerseMix編集部が20代女性の“本音”にフォーカスしたランキングを作成! 今年ならではの価値観が透けて見えるラインナップに、あなたもきっと「わかる〜!」と頷くはず。 次の推し活の参考にも、ぜひご一読を! 第10位:赤楚衛二(俳優・30歳) 距離感のうまさが“恋

この記事を書いた執筆者・監修者
この記事を書いた執筆者・監修者

ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!