
ディズニー&ピクサーの映画『マイ・エレメント』は、火・水・土・風という4つのエレメントが共に暮らす都市「エレメント・シティ」を舞台にした物語。異なる性質を持つ存在同士が出会い、互いを理解していく過程を描いた作品として、公開当時から多くの観客の注目を集めた。
日本語吹替版では、火のエレメントであるエンバー・ルーメン役を川口春奈、水のエレメントの青年ウェイド・リップル役を玉森裕太(Kis-My-Ft2)が担当している。
特に印象に残るキャラクターとして挙げられるのが、玉森裕太が声を演じたウェイドだ。感情が豊かで涙もろい彼の存在は、物語の中で重要な役割を果たしている。
ここでは、“涙もろい水の青年”ウェイドというキャラクターの魅力と、玉森裕太の声の表現に焦点を当てて作品を掘り下げていく。
ウェイド・リップルとはどんなキャラクターなのか

ウェイド・リップルは、水のエレメントとして暮らす青年。明るく社交的で、人の気持ちに敏感な性格を持っている。
彼の特徴として描かれているのが、とても涙もろいことだ。
感動したとき、悲しいとき、誰かの気持ちに触れたとき——ウェイドは感情が高まるとすぐに涙を流してしまう。
その姿はコミカルにも見えるが、物語が進むにつれて、彼の涙は単なる性格の特徴ではないことが分かってくる。ウェイドは相手の立場や気持ちを自然に受け止めることができる人物であり、その共感力の高さがキャラクターの大きな魅力になっている。
玉森裕太の声が表現するウェイドの優しさ

ウェイドというキャラクターの印象を大きく左右しているのが、日本語吹替版で声を担当した玉森裕太の存在だ。
玉森裕太は俳優としてドラマや映画で活動してきたが、本作での吹替参加は公開当時注目を集めた。彼の声は柔らかく穏やかな響きを持ち、ウェイドの人柄を自然に伝えている。
特に印象に残るのが、ウェイドが感情をあらわにするシーンだ。
涙を流しながら言葉を伝える場面では、声のトーンや息づかいが細かく変化し、キャラクターの気持ちが観客に伝わりやすくなっている。
こうした表現によって、ウェイドの優しさや共感力がより立体的に描かれている。
火のエンバー・ルーメンとの出会い
ウェイドが出会うのは、火のエレメントであるエンバー・ルーメン。
彼女は家族思いで、父が営む店を将来引き継ぐことを考えながら日々働いている。
火と水は、触れれば互いに消えてしまう可能性がある存在だ。
そのため、本来であれば深く関わることが難しい関係でもある。
しかしウェイドは、エンバーの抱えている思いや葛藤に気づき、彼女の言葉に耳を傾ける。
彼のまっすぐな姿勢は、エンバーの心に少しずつ変化をもたらしていく。
二人の関係は、『マイ・エレメント』の物語の中心となる重要な要素だ。
異なるエレメント同士でも理解し合うことができるのかというテーマが、彼らの交流を通して描かれている。
なぜウェイドは“泣けるキャラクター”なのか
ウェイドが観客の印象に残る理由は、涙もろいという設定だけではない。
彼は相手の考えを否定せず、まず受け止めようとする人物として描かれている。その姿勢が、エンバーの人生に新しい選択肢を示していく。
ウェイドの言葉や行動は決して派手ではない。しかし、相手を理解しようとする気持ちが物語の中で重要な意味を持つ。
そのため、彼の涙や感情表現に触れたとき、多くの観客が心を動かされるのだ。
地上波放送で改めて注目される『マイ・エレメント』
『マイ・エレメント』は2023年に日本公開され、観客動員200万人を超えるヒットを記録した。
そして2026年3月12日には、TBS系で地上波初放送が予定されている。
劇場公開時に作品を観た人にとっては改めて物語を楽しめる機会となり、初めて視聴する人にとっては作品の世界観やキャラクターに触れるきっかけになるだろう。
特に日本語吹替版では、ウェイドというキャラクターを通して玉森裕太の声の表現にも注目が集まっている。
ウェイドが象徴する“共感”というテーマ
『マイ・エレメント』が描く世界には、火・水・土・風という異なるエレメントが共存している。
しかし物語の冒頭では、それぞれのエレメントが自然と距離を保ちながら生活している様子も描かれている。
この設定は、価値観や文化の違いを抱えながら暮らす社会を象徴しているとも読み取ることができる。
その中でウェイドは、相手の違いを拒むのではなく、理解しようとする姿勢を持っている人物として描かれている。
エンバーが怒りや戸惑いを見せる場面でも、彼はその感情を否定せず、まず受け止めようとする。
こうした姿勢は、作品全体のテーマにもつながっている。
ウェイドは特別な力を持つヒーローではない。
むしろ感情がすぐ表に出てしまう、繊細で人間味のあるキャラクターだ。
しかしその感情の豊かさこそが、周囲の人の心を動かすきっかけになっている。
彼の存在によって、エンバーは自分の気持ちや将来について改めて向き合うことになる。
このように、ウェイドは『マイ・エレメント』の物語の中で、他者への理解や共感の大切さを象徴するキャラクターとして描かれている。
玉森裕太の穏やかな声の表現も、その人物像を自然に伝えている。
ウェイドは感情表現の豊かさが印象に残るキャラクターとして、多くの観客に受け止められている。
『マイ・エレメント』玉森裕太のウェイドが泣ける理由。“涙もろい水の青年”ウェイドとは?
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