【2024年2月23日公開,152分】
INTRODUCTION（イントロダクション）
「遂に日本でもその全貌を明かす──『The Zone of Interest』」
カンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得したジュスティーヌ・トリエ監督の最新作は、奇才リューベン・オストルンド監督からの破格の称賛を受け、世界中で注目を浴びています。
本作では、フランスでの大ヒットと共に、第81回ゴールデン・グローブ賞で作品賞、主演女優賞、脚本賞、非英語作品賞の4部門にノミネートされ、脚本賞と非英語作品賞の2部門を受賞しました。そして、主演女優賞に輝いたザンドラ・ヒュラーの見事な演技は、本年度映画賞レースで最も注目されています。
物語は、主人公サンドラ役のザンドラ・ヒュラーが冷酷さと自我を爆発させる圧巻の演技で観客を疑心暗鬼の渦へと引きずり込みます。息子のダニエル役のミロ・マシャド・グラネールと、愛犬スヌープに扮したボーダーコリーのメッシの存在感も、物語のカギを握っています。
『The Zone of Interest』は、事件の真相を追ううちに登場人物たちと共に〈落ちて〉いく、人間の深淵を描いた作品です。観客は、あらゆる価値観が覆され、愛と信頼の意味さえ解体されていく世界に引き込まれます。そして最後に突き付けられるのは、自らの姿を映し出す鏡──現代を抉る新たな傑作が誕生しました。
【監督・脚本】ジュスティーヌ・トリエ【脚本】アルチュール・アラリ
【キャスト】
| サンドラ | ザンドラ・ヒュラー |
|---|---|
| ヴィンセント | スワン・アルロー |
| ダニエル | ミロ・マシャド・グラネール |
| 検事 | アントワーヌ・レナルツ |
| サミュエル | サミュエル・タイス |
作品情報
あらすじ＜STORY＞ 人里離れた雪山の山荘で、男が転落死した。
はじめは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻サンドラに殺人容疑が向けられる。
現場に居合わせたのは、視覚障がいのある11歳の息子だけ。
証人や検事により、夫婦の秘密や嘘が暴露され、登場人物の数だけ＜真実＞が現れるが──。
映画『落下の解剖学』を観た人の感想・評価・口コミ・評判
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| @gh1013 | Follow |  |
| 落下の解剖学 試写 面白かった！ 私の中で、法廷劇→好物、雪山山荘→苦手、 フランス映画→当たり外れ、という基準があるのだけど、とても楽しめた。 夫が転落死し、容疑は妻にかけられた。目撃者は視聴覚障害のある息子ー。 写真は嘘つけるけど音は嘘をつけない。犬が凄い。 | ||
| @ku9ya8 | Follow | |
| 落下の解剖学 試写にて🎞 途中からこれもしかしていぬがかなり重要なのでは…と思ってたけど やっぱり犬映画で歓喜しちゃった パルムドッグ賞も受賞したという名犬スヌープくん🐶 結末についてなにも言えないのでいぬが最高ということだけ、、、 ウ〜〜〜ン早くもう一回見たい | ||
| @potuo | Follow | |
| 映画「落下の解剖学」試写。 さすがリューベン・オストルンド監督推し＆オバマリスト入り！ 静かに人間の深層をほじってくるミステリー。 ここにあるのは「人と人の関係に等分はあり得ない」という真理。 夫婦間の力関係に異文化ギャップも重なる。オバマ夫妻は大丈夫か笑 | ||
| @nkidn2576 | Follow | |
| 落下の解剖学を試写会で鑑賞。 夫殺しの疑いをかけられた作家の妻と 現場に居た視覚障害を持つ息子。 法廷を中心に語られる言葉の数々が真実なのか否か人の不確定さや多面性の描き方が素晴らしかった。 犬がここまで重要になる映画は初なのではと微笑ましくなった。 | ||
| @motomomo86 | Follow | |
| 『落下の解剖学』を試写で拝見。 震えが来るほど面白っ！ 時代に添うサスペンス・エンタメ。法廷劇でこれほど楽しめるとは。 あと、カウリスマキ監督作枯れ葉を観てからというもの、 良いワンコが出てくる映画は良い映画。ラストは脱帽です。 | ||
| @asstohailcaesar | Follow | |
| 『落下の解剖学』 片や自分に起きた悲劇を、片や自分の敏さと相手の鈍さを、 姿の見えない2人が息子を挟んだ鳥カゴ遊びのように投げ合うのを聴く長くて短い時間を経て、 どえげつない空気になった法廷で 「週明けダニエル君から証言があります。よい週末を」って言った裁判長が鬼すぎて震え上がりました。 | ||
| @kaimana708 | Follow | |
| 「落下の解剖学」を観ました。 2023年のパルム・ドール受賞で、楽しみだった作品。ほぼ満席でした。 約2時間半と長いんだけど、一切飽きることなく釘づけでした。 夫婦の内情が赤裸々にされる法廷シーンの緊迫感。脚本が秀逸です。 ザンドラ・ヒュラーの演技も凄いけど、犬の名演が素晴らしすぎる！ | ||
| @ray_yamazaki | Follow | |
| 『落下の解剖学』 ジュスティーヌ・トリエ この作品が面白いのは、おそらく観る人によって、 どの登場人物に共感するかが全く異なりそうなところ。 真相は1つだとしても、その結果に至る家族の愛憎、 生き方、思いやり等、包み隠された想いを表出する演技がすごい。 | ||
| @tanatomo7031 | Follow | |
| 『落下の解剖学』鑑賞 雪山の山荘で転落死した夫と殺人容疑のかかった妻。 観客は妻を疑い、その手口が明らかになるものと思ってしまう。 法廷で明らかになる夫婦のやりとりと、視覚障害（全盲ではない）のある息子の証言で二転三転。 前半は若干睡魔が来たが、後半に向かうにつれ目が離せなくなる面白いのは、結局最後まで真実がはっきりするわけではない事と、 状況証拠で完全に不利だった妻の立場が、息子の証言で覆されるところ。 プロットの素晴らしさを評価されたのだろう。 判決が下された夜、打ち上げの席で妻と弁護士がなんとも言えない表情をしたのが印象的だった。 | ||
| @kiyu_boku_mika_ | Follow | |
| 映画『落下の解剖学』観賞。 まるで自分が裁判の傍聴人になったかのように錯覚する法廷シーンの緊張感、 回想シーンの絶妙さ、生々しいセリフ… 約2時間半があっという間でした(ただお尻は痛くなる)。 かしこ可愛いワンコのスヌープが癒し(でも途中ハラハラする)。 | ||
