TBS系ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』第2話が放送され、視聴者の注目を集めました。
主人公・佐藤ほこ美(奈緒)がボクシングジムの入会試験に挑む姿や、彼女の前に立ちはだかる“クズ男”葛谷海里(玉森裕太)の過去が徐々に明かされていきます。クズだったはずの海里が、ほこ美を導く救世主のような存在として描かれ始めるその展開は、今後の物語に大きな影響を与えそうです!
奈緒が挑むボクシングの試練!
第2話では、ほこ美がボクシングジムの本入会試験に挑みますが、その背景には海里の存在が大きく関わっています。第1話では、ほこ美にとって海里は単なる“殴りたい相手”でしたが、彼の言葉や挑発が彼女にとって強いモチベーションとなり、彼女を奮い立たせる存在へと変化していきます。
「諦めるんだ?なんか残念だな」と海里が軽く挑発するシーンや、「ほっこーのパンチ待ってる」と煽る姿が、ほこ美の中に新たな炎を灯します。小柄で華奢な奈緒が、全身を使ってボクシングに挑む姿は視聴者に共感と応援の気持ちを呼び起こします。彼女のひたむきさが、物語全体に大きな力を与えています!
玉森裕太が演じる海里の過去が明らかに!
物語が進むにつれ、海里の複雑な過去が少しずつ明かされます。彼は、ほこ美が通う羽根木ボクシングジムにかつて所属していた元ボクサーであり、過去に試合中に対戦相手を負傷させ、それが致命的な事故につながった可能性が示唆されます。悟(倉悠貴)が撫(玉井詩織)に「海里は人を殺したことがある」と告白するシーンでは、海里が抱える深い罪の意識とその後の人生の変化が描かれました。
この事件をきっかけに、海里はボクシングジムを去り、普通の生活からも距離を置くようになったのです。彼は毎月送金している「ヒラヤマミチエ」という人物に何らかの罪悪感や責任を抱えている様子があり、その過去が彼のクズとしての行動の背景にあることが少しずつ明らかになってきました。
海里の救世主的役割が見え隠れ
海里は表面上はクズのように見えますが、ほこ美がボクシングに挑む姿をどこかで応援しているかのようにも見えます。彼は自らの言動でほこ美を焚きつけ、挑発し、彼女が自分の限界に挑むよう仕向けますが、その言葉の裏には深い意味が隠れているのではないでしょうか。「普通が一番幸せ」と言い放つほこ美の言葉に、彼は何かを感じたはずです。
第2話では、ほこ美が地域の活性化プロジェクトで一緒に働く中、海里の撮った写真を「普通の人の普通の生活が滲み出ていて、幸せな気持ちになる」と評するシーンが描かれます。この言葉に、海里は思わず心を揺さぶられます。彼が忘れていた“普通の生活”への憧れが、この言葉によって蘇ったのではないでしょうか。
「羨ましいですよ、あんなにバカになれて。素直に笑ったり怒ったり泣いたり」という海里の言葉には、彼が抱えている虚無感や孤独感がにじみ出ており、クズとは言えない彼のもう一つの側面が垣間見えます。
今後の展開に注目!
『あのクズを殴ってやりたいんだ』第2話は、奈緒演じるほこ美のひたむきな成長と、玉森裕太が演じる海里の複雑な過去や内面が少しずつ明かされていく重要な回となりました。今後、ほこ美がボクシングを通してどのように強くなり、海里とどのように向き合っていくのか、目が離せません!
また、ゆい(岡崎紗絵)と海里の過去の関係性も今後の展開に大きく関わってくる可能性が示唆されており、物語がさらに深まっていくことが期待されます。次回もますます目が離せない展開が続きそうです!
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