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『あんぱん』ついに物語が動き出す!今田美桜&北村匠海の登場に高まる期待と、涙を誘う子役ラストシーン

2025年4月11日

『あんぱん』ついに物語が動き出す!今田美桜&北村匠海の登場に高まる期待と、涙を誘う子役ラストシーン

©︎『あんぱん』

NHK朝ドラ『あんぱん』が、第2週の終盤でついに本格始動。

物語の中心人物となる“のぶ”と“嵩”の成長した姿として、今田美桜さんと北村匠海さんが登場しました。爽やかな学生服姿と、のどかな田舎道に響く“おのぶ節”。たった数秒の初登場ながら、視聴者の心を一瞬でつかみました。

しかし、その鮮やかなシーンに至るまでの数分間は、まさに涙腺崩壊もの。子役たちによる圧巻の“バトンタッチ劇”が、静かに、でも深く胸を打ちました。

子役が見せた、圧巻のラスト芝居──バトンはしっかりと渡された

物語は、8年の時を超える前の“最後のエピソード”で大きな節目を迎えます。

幼き嵩(木村優来)が母・登美子(松嶋菜々子)を訪ねて高知の街へ。ようやく再会できたと思った矢先、投げかけられたのは思いがけない言葉――「何しに来たの」。

かつての母のぬくもりを追い求めていた嵩にとって、それはあまりにも残酷な現実でした。母の再婚、そして新たな家族。そのすべてを受け止めきれず、嵩は静かにその場を後にします。

涙を見せることなく、でも心が粉々になるような痛みを視線と表情だけで伝えきった木村優来くんの演技は、まさに“名演”。言葉ではなく、背中で語る。その演技力に、多くの視聴者が心を動かされたはずです。

のぶの“やさしさ”が、嵩の心を溶かす

そんな嵩を見つけたのは、のぶ(永瀬ゆずな)と羽多子(江口のりこ)。

「お腹空いてない?」と無言で差し出されるあんぱん。嵩は無我夢中でそれを頬張ります。何も言わない、ただただ食べる。涙ではなく、温もりで癒すシーンに、あんぱんという存在の重みが滲み出ていました。

この一連の場面は、のぶの優しさと、物語全体の“やさしさの本質”を象徴する名場面だったといえるでしょう。

そして今、物語は“新たな章”へ──今田美桜&北村匠海がいよいよ始動!

『あんぱん』ついに物語が動き出す!今田美桜&北村匠海の登場に高まる期待と、涙を誘う子役ラストシーン

©︎『あんぱん』

そして迎えた転換点。舞台は一気に8年後へ。

中学生となった千尋(中沢元紀)と嵩(北村匠海)が、漫画片手に並んで歩く。その背後から、「遅刻するで、ボケ!」と元気に飛び込んできたのは、のぶ(今田美桜)。

漫画のように自由で、破天荒で、でもまっすぐ。そんな“ハチキンおのぶ”のエネルギーを、今田さんが全身で表現。彼女の第一声が画面に放たれた瞬間、空気が一変しました。

北村さん演じる嵩も、幼い頃とはまた違った繊細さと芯の強さを感じさせる存在感。成長した2人の関係性が、これからどんな化学反応を見せてくれるのか、期待は膨らむばかりです。

名子役たちが築いた土台の上に、新たなドラマが生まれる

のぶ役の永瀬ゆずなさんと、嵩役の木村優来くん。彼らの芝居は、単なる“序章”には収まらない完成度と深みがありました。

とくに永瀬さんは、『監察医 朝顔』での“つぐみちゃん”以来、多くの視聴者に親しまれてきた存在。今回の“のぶ”役では、それを超えるインパクトを残し、国民的子役としてのステップアップを確実なものにしました。

子役から本役へと移る橋渡し。そこに妥協は一切なく、むしろ「本編より泣けた」という声すら出てくるほど。まさに、記憶に残る“交代劇”となったのです。

第3週以降の展開に注目!再登場の登美子、三姉妹も勢揃いへ

そして、第3週の週タイトルは、あの名曲の一節「なんのために生まれて」。

この時点で既に涙腺が刺激されますが、さらに再登場する登美子や、のぶ・蘭子・メイコの三姉妹の揃い踏みなど、注目ポイントが目白押し。

豪華キャスト陣の実力が、いよいよ本格的に交差し始めるこれから。

『あんぱん』はここからが本当の意味での“始まり”なのかもしれません。

まとめ|『あんぱん』は今、心を動かすドラマへと変貌していく

物語の流れが変わる瞬間に立ち会った今週。

視聴者にとっても、のぶや嵩にとっても、「ここからが本番だ」と感じさせる回でした。

子役たちが全力で描いた“過去”と、俳優たちがこれから築く“未来”が、滑らかに接続された第2週ラスト。

朝ドラ『あんぱん』、いよいよ本格始動です!

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!

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