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「あんぱん」第4週あらすじ・ネタバレ|のぶ合格・嵩不合格…母の家出と“希望の言葉”に涙

2025年4月18日

「あんぱん」第4週あらすじ・ネタバレ|のぶ合格・嵩不合格…母の家出と“希望の言葉”に涙

NHK朝ドラ『あんぱん』第4週(4月21日〜25日放送)のテーマは、「なにをそて生きるのか」。

受験という人生の大きな分岐点を迎えたのぶと嵩(たかし)。

夢に向かって突き進むのぶと、迷いながらも一歩を踏み出す嵩──2人の未来に待ち受けるのは、まさかの“明暗”と心揺さぶる別れでした。

この記事では、朝ドラ『あんぱん』第4週のあらすじを一気にご紹介するとともに、感動の名シーンや視聴者が涙した名言まで徹底解説します!

🗓️【第4週サブタイトル】「なにをそて生きるのか」

物語の舞台は1935年(昭和10年)。

のぶは「学校の先生になる」という夢を抱き、女子師範学校を目指して勉強に励みます。一方、嵩はまだ自分の進む道に迷いを抱えながら、家族と語らいを重ね、高知第一高等学校を受験することを決意。

迎えた受験本番の日──

嵩に、思いがけない“事件”が待ち受けていました。

📘 各話の展開まとめ(第16話〜第20話)

● 第16話(4月21日・月)

嵩は受験を決意し、のぶと同じ日に試験を受けることに。

ところが当日、受験票を忘れるという大失態に気づき、試験会場でパニックに。事態を知ったのぶは、全力疾走で受験票を届ける──「韋駄天おのぶ」ここに爆誕!

● 第17話(4月22日・火)

のぶと嵩、なんとか無事に試験を終える。

だが運命は非情──結果はのぶが合格、嵩は不合格。母・登美子は思わずのぶに当たり散らしてしまい、家庭内に不穏な空気が漂う。

● 第18話(4月23日・水)

登美子が家を出てしまい、嵩もまた姿を消す。

弟・千尋やのぶは“最悪の事態”を想像して慌てるが、嵩は線路に耳を当てながら眠っていたという驚きの展開に。

● 第19話(4月24日・木)

伯父・寛が嵩を見つけ、「絶望の隣はねや、希望じゃ」と声をかける。

この言葉が、嵩の心に光を差し込むきっかけとなる──。

● 第20話(4月25日・金)

のぶと嵩、それぞれ別の道へ。

「一緒には進めないけれど、どこかでまた会える」──別れを乗り越える2人の姿に、多くの視聴者が涙しました。

💔 試験に落ちた嵩と、家を出ていく母・登美子

嵩の不合格は、彼の心に大きな傷を残します。

さらに、母・登美子が「のぶのせい」と感情をぶつけたことで、家庭は崩壊寸前に。弟・千尋に叱責された登美子は、耐えきれず家を出てしまうのです。

追い討ちをかけるように、嵩までも姿を消す──

ここで視聴者は、一気に“最悪の想像”をしてしまったことでしょう。

🚨 線路の上で眠る嵩?衝撃の展開に心臓が止まりそう…

のぶと千尋が必死に探す中、ようやく見つかった嵩。

彼はなんと線路の枕木に耳を当てて電車の音を聞きながら眠っていたという、危うくも切ない描写。命に別状がなかったのは幸いですが、精神的には限界寸前だったことがうかがえます。

🌈 「絶望の隣はねや、希望じゃ」──寛の一言が救う命

嵩の伯父・寛がかけたこの言葉。

実はこれは、やなせたかしさんが生前に語っていた名言に由来すると見られています。

「絶望の隣は、希望です!」

ーーやなせたかし著『絶望の隣は希望です!』(2011年)

この言葉がドラマの中で引用されたことで、嵩は“光”を見出し始めます。

そして視聴者もまた、やなせさんの哲学に触れ、胸を打たれた瞬間でした。

🪄【見どころ解説】のぶの「全力疾走」と変わらぬ絆

受験票を届けるために全速力で走るのぶの姿には、子どもの頃と変わらない真っ直ぐな優しさが表れていました。

たとえ進む道が違っても、困ったときには手を差し伸べる──

この関係性が、「あんぱん」らしい温もりを物語っていましたね。

✍️やなせたかしが語る「希望」の意味とは?

『アンパンマン』の生みの親であり、嵩のモデルともされるやなせたかし氏

彼は戦争、飢餓、挫折といった数々の試練を経て、遅咲きの成功を収めた人物。

そんなやなせ氏が晩年に記したエッセイ『絶望の隣は希望です!』には、こんな一文があります:

「正義は時に間に合わない。でも、遅れてでも必ず来る。」

今回の嵩の不合格は、まさに“間に合わなかった希望”なのかもしれません。

けれど、寛の一言が導いたように、希望はすぐそばにある

このドラマは、その事実を私たちに改めて教えてくれているように感じます。

✅ まとめ|明暗を分けた2人の進路、その先にある「再会」を願って

のぶと嵩、それぞれ違う道を歩み始めた第4週。

一度離れても、また出会える日が来る。そんな希望を残して、物語は次の章へ。

次週は、のぶの新生活や嵩の心の変化がさらに深掘りされる予感。

引き続き、「あんぱん」から目が離せません!

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この記事を書いた執筆者・監修者
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ポプバ ドラマ部:佐伯・Pちゃん

脚本家の視点でドラマを深掘る、雑食系オタクライター。
幼少期からドラマと映画が大好きで、物語を追いかけるうちに自然と脚本を書き始め、学生時代からコンクールに応募していた生粋の“ストーリーマニア”。現在はドラマのレビュー・考察・解説を中心に、作品の魅力と課題を両面から掘り下げる記事を執筆しています。
テレビドラマは毎クール全タイトルをチェック。「面白い作品だけを最後まで観る」主義で、つまらなければ途中でドロップアウト。その分、「最後まで観る=本当に推したい」と思える作品だけを、熱を込めて語ります。
漫画・アニメ・映画(邦画・洋画問わず)にも精通し、“ドラマだけでは語れない”背景や演出技法を比較的視点で解説できるのが強み。ストーリーテリング、脚本構造、キャラクター心理の描写など、“つくる側の目線”も織り交ぜたレビューが好評です。
「このドラマ、どう感じましたか?」を合言葉に、読者の感想や共感にも興味津々。ぜひ一緒にドラマの世界を深堀りしていきましょう!