ドラマ『アンチヒーロー』7話あらすじ
12年前の驚愕の真実とは!?
明墨(長谷川博己)の真の目的についに辿り着いた赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)。
次なるターゲットの闇を暴くことで炙り出される、12年前の驚愕の真実とは!?
アンチヒーロー 7話 視聴率
視聴率:10.2%
ドラマ『アンチヒーロー』7話ネタバレ
瀬古判事の真の目的とは
赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)は、ついに明墨(長谷川博己)の真の目的が瀬古判事(神野三鈴)であることに辿り着きます。明墨は瀬古を弾劾裁判にかけると決意し、彼とその仲間たちは法務副大臣・加崎(相島一之)と瀬古の繋がりを暴こうと動き出します。
富田議員の乱入で会場は大混乱
物語が動き始めるのは、加崎のパーティーでのこと。明墨は潜入し、瀬古が一人になった瞬間を狙って「奇遇ですね」と背後から声を掛けます。瀬古は驚きながらも、「担当事件の裁判官への故意の接触はNG」と厳しく指摘し、「不適切にもほどがある!」と強く言い放ちます。
そんな中、衆議院議員・富田(山崎銀之丞)が突然乱入し、会場は大混乱に陥ります。富田は逮捕されましたが、起訴は取り下げられています。別室で、瀬古は憤る富田に「次期法務大臣にふさわしいから不起訴にした」と伝えて彼をなだめます。
秘書小杉の証言が事態を一変
明墨は富田の第一秘書、小杉に接触します。そして、なぜ小杉が釈放されないのかを指摘し、すべて秘書のせいにするつもりであることを暴露します。明墨は小杉を味方につけることに成功します。
釈放された小杉は、富田と瀬古の間に賄賂の受け渡しがあったことを認めますが、証拠は残されていません。赤峰は松永さん(細田善彦)の有罪判決について小杉に尋ね、小杉は「富田の指示で私が彼らに金を渡した」と証言の買収を認め、裁判で証言することを約束します。
再び動く明墨の策略
若手検事・菊地(山下幸輝)は明墨と小杉の接触を知り、検事正・伊達原(野村萬斎)や瀬古に伝えます。しかし、小杉は証言しないと明墨に伝え、加崎陣営の秘書になってしまいます。
一方、明墨は富田に接触し、瀬古が富田を釈放させたのは味方のふりをして油断させただけだと指摘します。さらに元副編集長・沢原(珠城りょう)から、富田の再逮捕の話があると吹き込みます。
「なぜ富田を落とし入れるのか。それは加崎の地位を確実にするためです。あなたと正一郎さんは権力争いの犠牲者です。やられる前にやるんです」と明墨は告げます。
瀬古判事の落日
富田は配信サイトで、瀬古に2千万以上の賄賂を現金で渡していたことを暴露し、息子の罪をもみ消してもらった代わりに瀬古を最高裁判事にすることを約束していたことを明かします。
この暴露により、瀬古は完全に孤立します。明墨はすべては瀬古を追及するために手を回していたのです。瀬古は伊達原に「私に政治家を紹介したのも賄賂を受け取るよう言ったのもあなただ」と怒りますが、伊達原は「はて?」ととぼけます。
最後の対決
裁判所で明墨は瀬古に会います。瀬古は「私には圧倒的な力が必要だった」と主張しますが、明墨は多くの女性が屈辱を受けていることを認めつつ、「女性副編集長・沢原が無実なのにあなたが落としいれた」と指摘します。
瀬古は自分の誇りを踏みにじった男たちといつしか同じようになっていたことを認め、バッジを外して泣き崩れます。
松永さんの裁判と感動的な結末
富田の暴露はマスコミに取り上げられ、世論が味方につき、瀬古の弾劾裁判は異例のスピードで進みます。一審で有罪となった沢原は無罪判決を勝ち取り、赤峰は弁護士として有罪判決(執行猶予)となった松永さんの裁判に臨みます。
「誰かを信じてもいいんだなと思えました」と涙ながらに感謝する松永の姿に、読者も感動せずにはいられません。
新たな展開への期待
一方、沢原は東京中央新聞の記者になったことを明墨に伝え、今後も冤罪事件を扱う決意を示します。明墨は「耳寄りな情報がひとつ」と持ちかけ、新たな展開を予感させます。
最後に
物語の最後に、明墨は志水に再審を求めるよう説得し、彼の娘・紗耶との再会を望むシーンが描かれます。緋山は重要な情報を掴み、赤峰は緋山との対決を予感させる場面で物語は締めくくられます。
次回の展開に目が離せません!