ドラマ『Believe-君にかける橋-』5話あらすじ
魂の証明を賭けた逃亡劇！
©︎ドラマ『Believe-君にかける橋-』5話
無実を証明するため、狩山陸（木村拓哉）は決死の脱獄を遂げた。しかし、彼の行く手には刑事・黒木正興（竹内涼真）が立ちはだかり、激しい追跡劇が繰り広げられる！狩山は必死に逃げ続ける中、彼を助けようと決意した部下・南雲大樹（一ノ瀬颯）が、狩山の弁護士・秋澤良人（斎藤工）との争いの末、悲劇的な転落事故に遭遇してしまった！南雲は重体となり、狩山の心に深い衝撃を与える。
転落事故のニュースが広まり、狩山はついに観念する。彼は愛する妻・玲子（天海祐希）との約束を守り、警察に出頭する決意を固めるが、脱獄時に負った深い傷が彼を襲う。意識がもうろうとする中、突如現れた謎の男・半田豊（田中哲司）によって、静岡の自宅まで連れ去られてしまう！一体何が起きるのか…!?半田は「頼みたいことがある」と言い放ち、狩山を驚愕させる！
その頃、「龍神大橋」崩落事故の責任を狩山に押し付けようと画策する「帝和建設」は、さらに暗躍を開始。社長・磯田典孝（小日向文世）は、警察より先に狩山を捕らえるよう秋澤に指示する。秋澤の不穏な行動が始まり、状況はますます緊迫化！一方、黒木は執念深く狩山の足取りを追い続ける。果たして狩山は真実を手にすることができるのか!?
そして、夫の安否を気遣う玲子もまた、“かつてない危機”に直面する。非常事態が次々と巻き起こる中、狩山と玲子の運命はどこへ向かうのか！？
ドラマ『Believe-君にかける橋-』5話 視聴率
視聴率：9.8％
ドラマ『Believe-君にかける橋-』5話ネタバレ
©︎ドラマ『Believe-君にかける橋-』5話
陸の奪取
警察と帝和建設の関係者が陸を探し回る中、陸は自ら出頭しようとするが、突然半田が自分のトラックに強引に乗せてしまう。肋骨のケガに苦しむ陸は意識を失い、目を覚ますと神奈川のドライブインにいた。配送業者の運転手に見られた二人は急ぎトラックを走らせる。
一方、救急病院では南雲が意識不明のまま。刑事の黒木と梶田は絵里菜から話を聞いている。また、帝和建設では磯田社長と桑原常務が警察より先に陸を見つけ出そうと必死だ。秋澤弁護士に事故を公にしないよう説得させようとするが、秋澤弁護士は「いくら出せますか？調査費用です」と冷静に答える。
警察署では陸の目撃情報が集まりつつあるが、有力な情報はまだない。テレビで陸の逃亡が報道され、玲子は「何やっているのよ」と呟きながら、陸からのメッセージを見ていた。「諦めない絶対に。お前も諦めるなよ。ちゃんと治療をしてくれ」
神奈川から静岡へ
陸は半田に連れられて静岡の家に到着し、布団の中で眠りにつく。夢の中で玲子と焼肉を楽しむが、突如鉄板が燃え上がる悪夢にうなされる。朝、目を覚ますと肋骨のケガがバンドで固定されていることに気付き、部屋に入ってきた半田が手荒なことを詫びる。
「富士宮大橋で型枠でお世話になった半田さん？」と陸が尋ねると、半田は「そう、あんたなら覚えてくれていると思った」と答える。半田はかつて陸が静岡で橋づくりをした際に一緒に仕事をした工務店の社長だった。以前、牛かつ弁当を差し入れてくれた礼だと半田は言い、「あんたに頼みがあって連れてきたんだ」と続ける。
その時、半田の次女・紗月が部屋に入ってきた。紗月は看護学校に通っていて、陸の手当てをしてくれたようだ。「お父さんを止めてもらえませんか？狩山さん」と紗月は陸に頼み込む。
南雲の意識不明と玲子の不安
一方、救急病院では南雲の意識が戻らないまま。黒木刑事は徹底的に情報を洗い出すよう刑事たちに指示し、水田刑事は喫茶店で秋澤弁護士に情報を漏らしている。「動きがあれば教えてください」と秋澤は言い、金を渡す。
玲子の病院では、患者の奏美が姿をくらませたと聞く。玲子たちは奏美を探し始めるが、玲子は体調を崩し、病院に運ばれることに。陸は玲子に手紙を書いていた。「すぐに出頭できない理由が出来た。少しだけ待ってくれ。俺はお前との約束を破ってばかりだな」
半田の復讐計画
半田の家では、陸が世話になった礼を言い、頼みとは何かと尋ねる。半田は作業着を渡し、作業現場に陸を連れて行く。陸はマスクで顔を隠し、田中という名前で職人たちに紹介される。半田の娘・弥生の殺害事件について紗月が話し、陸は紗月に頼まれる。
「お父さんを止めてもらえませんか？狩山さん」と陸に頼み込む紗月。
その頃、警察は陸が乗っている車が静岡ナンバーだったという情報を元に動き出す。黒木刑事たちは陸を執拗に追い、半田工務店に辿り着く。黒木は半田工務店の社長が女子大生殺人事件の父親と同じであることに気付く。
黒木の訪問
黒木と梶田刑事が半田の家を訪れ、「犯人は特定できたのか？」と尋ねるも、特定できていないと謝る黒木。陸は紗月に密かに導かれ、裏の物置に潜伏。そこで半田が用意していた包丁を見つける。
黒木は弥生の仏前に手を合わせたいと申し出て、半田が家に招き入れると、部屋の奥から物音が！部屋の障子が開き、陸が現れる。「刑事さんご迷惑をおかけしました。自分が狩山陸です」と告げる陸。
真相の告白
陸と黒木が対面し、黒木は「はじめまして狩山さん」と冷静に応対する。半田は陸を連れてきた理由を語り、「犯人を殺しその罪を陸に着せようとした」と告白。陸は半田に、紗月のためにも自分が加害者になるべきではないと説得する。半田は涙ながらに「あんた口が上手い。でもだまされない」と言う。
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