🔥 市場は一進一退、BTCは8.3万ドルを推移中
こんにちは、グリプトです!
2025年4月16日時点でのビットコイン(BTC)は、一時8.6万ドルを突破したあと調整が入り、現在は8.3万ドル前後で落ち着いています。
背景にはETFへの期待感と同時に、複数のネガティブ要因も絡み、市場全体が静かな緊張感を持って推移しています。
📉 ネガティブ要因:不正流出・AWS障害・米株の軟調
KOEXとZK関連プロトコルにおいて不正流出が報告
AWSの障害によりバイナンスなどのサービスが一時停止
米株は財政問題や増税リスクから下落傾向にあり、リスクオフムードが強まる
マイナー企業のビットコイン売却(CleanSpark)や、Binanceの上場廃止リスト投票が話題となり、仮想通貨特有のリスクも再燃しています。
💰 ポジティブ材料も!RWA銘柄やETFフローに回復の兆し
ジャノバがビットコインを追加購入、ソラナにも資金流入
米ETFのフローは7日ぶりにプラス圏(+0.38億ドル)
カナダのアルトETF(ソラナ連動型)の登場が注目
また、RWA(Real World Asset)の期待も再燃し、アルトコイン市場が新たなセクター循環に入る気配があります。
📊 マクロ経済指標に注目|日米欧で警戒すべきイベント
日付 | イベント | 注目度 |
---|---|---|
4/16 | 米小売売上高 | ★★★★☆ |
4/17 | 日米貿易協議、米・製造業指数 | ★★★★★ |
4/18 | 日本&米国CPI | ★★★★★ |
4/19〜 | 各国ステーブルコイン規制案の協議 | ★★★★☆ |
また、日本の30年国債利回りが2.88%(20年ぶりの水準)となり、円高・ドル安要因としてリスクオフを警戒する声もあります。
🧠 専門家の見解:「ビットコインが米株をアウトパフォームするかも」
複数の大手金融機関(ビットワイズ、チャールズ・シュワブ、TD)などは、以下のような見解を示しています:
ビットコインは金に次ぐ“新たな退避資産”としての地位を確立しつつある
米ステーブルコイン法案が通過すれば、需要が10倍に膨らむ可能性
米国債の買い支え役としてステーブルコイン事業者の存在感が増すとも
🧪 アルト銘柄の焦点:XRPとソラナに注目
XRPのレバレッジETF「XXRP」が取引開始、将来的なETF本承認への期待高まる
ソラナはカナダ市場のETF登場を機に再評価モードへ
ALTO(マラ)の価格はバイバック発表で一時1ドルまで急騰後に調整中
🔚 まとめ:楽観と警戒が交錯する“踊り場”にいる市場
ETFフローの回復やRWA市場の期待がある一方で、
不正流出・上場リスク・米株連動リスクなどのネガティブ要素も根強く、
しばらくは“上にも下にも動きやすい相場”が続くと見られています。
今夜(4月16日)21:30の米小売売上高発表が、次のトレンドの鍵を握りそうです!