2025年上半期、通信カラオケDAMの最新ランキングが発表され、話題をさらったのは間違いなくMrs. GREEN APPLE。「楽曲別」「歌手別」「上半期発売曲」の3ジャンルですべて首位を獲得するという快挙を成し遂げました。本記事では、総合TOP30に加え、アニメ主題歌・演歌部門も網羅。人気曲の背景やトレンドを深掘りし、「今年のカラオケ事情」に迫ります！
🎤 2025年上半期DAMカラオケ総合TOP30
| 順位 | 曲名 | 歌手名 | 2024年年間順位 |
|---|---|---|---|
| 1 | ライラック | Mrs. GREEN APPLE | ↑（27） |
| 2 | 怪獣の花唄 | Vaundy | ↑（1） |
| 3 | かわいいだけじゃだめですか？ | CUTIE STREET | ↑（圏外） |
| 4 | 残酷な天使のテーゼ | 高橋洋子 | ↑（6） |
| 5 | サウダージ | ポルノグラフィティ | ↑（7） |
| 6 | マリーゴールド | あいみょん | ↑（5） |
| 7 | さよならエレジー | 菅田将暉 | ↓（3） |
| 8 | ドライフラワー | 優里 | ↓（4） |
| 9 | 暁嵐歌 | tuki. | ↓（3） |
| 10 | ケセラセラ | Mrs. GREEN APPLE | ↑（13） |
| 11 | 小さな恋のうた | MONGOL800 | ↑（13） |
| 12 | 水平線 | back number | ↑（11） |
| 13 | 点描の唄（feat.井上苑子） | Mrs. GREEN APPLE | ↑（15） |
| 14 | 366日 | HY | ↑（29） |
| 15 | チェリー | スピッツ | ↓（12） |
| 16 | ダーリン | Mrs. GREEN APPLE | 初 |
| 17 | 高嶺の花子さん | back number | ↑（14） |
| 18 | 奏（かなで） | スキマスイッチ | ↓（15） |
| 19 | チャンカパーナ | NEWS | ↑（圏外） |
| 20 | 機憶光年 | Omoinotake | ↓（16） |
| 21 | Bling-Bang-Bang-Born | Creepy Nuts | ↓（2） |
| 22 | シングルベッド | シャ乱Q | ↑（23） |
| 23 | Bunny Girl | AKASAKI | ↑（圏外） |
| 24 | Soranji | Mrs. GREEN APPLE | ↑（圏外） |
| 25 | 青と夏 | Mrs. GREEN APPLE | ↑（19） |
| 26 | ひまわりの約束 | 秦 基博 | ↑（圏外） |
| 27 | 丸の内サディスティック | 椎名林檎 | ↓（17） |
| 28 | はいよろこんで | こっちのけんと | ↑（圏外） |
| 29 | Story | AI | ↑（圏外） |
| 30 | 最後の雨 | 中西保志 | ↓（24） |
1位はMrs. GREEN APPLE「ライラック」。DAMでは「痛みや苦味を乗り越える」というメッセージが若年層に強く響いたと分析されています 。
2位はVaundy「怪獣の花唄」、3位にCUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか？」がランクインしました。後者はSNSで話題になり、圏外から3位へ大躍進。このランキングには、挑戦心・共感・トレンド性が混在しています。
✅ Mrs. GREEN APPLEが1位独占の理由
-
若年層からの共感を呼ぶ歌詞とメロディ性
-
技術的に挑戦しがいのある歌唱構造
-
ミュージックビデオは1.6億回超再生
👥 歌手別ランキングTOP20
| 順位 | 歌手名 | 2024年順位 |
|---|---|---|
| 1 | Mrs. GREEN APPLE | →（1） |
| 2 | back number | →（2） |
| 3 | Vaundy | →（3） |
| 4 | あいみょん | →（4） |
| 5 | 米津玄師 | ↑（8） |
| 6 | Official髭男dism | ↑（7） |
| 7 | 優里 | ↓（5） |
| 8 | Ado | ↓（6） |
| 9 | サザンオールスターズ | ↑（10） |
| 10 | Mr.Children | ↑（11） |
| 11 | ポルノグラフィティ | ↑（15） |
| 12 | RADWIMPS | ↑（13） |
| 13 | スピッツ | ↓（12） |
| 14 | いきものがかり | ↑（圏外） |
| 15 | 美空ひばり | ↑（16） |
| 16 | マカロニえんぴつ | ↑（20） |
| 17 | 嵐（アラシ） | ↑（圏外） |
| 18 | YOASOBI | ↓（9） |
| 19 | 菅田将暉 | →（19） |
| 20 | aiko | ↑（圏外） |
トップはもちろんMrs. GREEN APPLE。続いてback number、Vaundy、あいみょんらがランクインし、2024年年間ランキングと同構図 。本ランキングからは、「感情的な歌詞×耳に残るメロディ」が安定人気の鍵となっていることが読み取れます。
🎵 上半期発売曲部門TOP20
| 順位 | 曲名 | 歌手名 |
|---|---|---|
| 1 | ダーリン | Mrs. GREEN APPLE |
| 2 | 怪獣 | サカナクション |
| 3 | クスシキ | Mrs. GREEN APPLE |
| 4 | Plazma | 米津玄師 |
| 5 | 昭和ごころ | 天童よしみ |
| 6 | Drop | HANA |
| 7 | BOW AND ARROW | 米津玄師 |
| 8 | 天国 | Mrs. GREEN APPLE |
| 9 | ROSE | HANA |
| 10 | 酒灯り | 三山ひろし |
| 11 | エルフ | Ado |
| 12 | かがみ | FRUITS ZIPPER |
| 13 | 大阪恋しずく | 水森かおり |
| 14 | 匠～たくみ～ | 福田こうへい |
| 15 | きょういくばんぐみのテーマ | やみのおねえさん |
| 16 | Rock this Party | timelessz |
| 17 | Almond Chocolate | ILLIT |
| 18 | 百花繚乱 | 織田りら |
| 19 | SBY | Snow Man |
| 20 | 浪花魂 | 坂本冬美 |
新曲ランキングの王者は、やはりMrs. GREEN APPLEの「ダーリン」。NHK特別番組のタイアップも奏功し、“青春と葛藤”を描いた歌詞が共感を呼んでいます。米津玄師や天童よしみなど、多世代のアーティストが上位に並び、バラエティ豊かな顔ぶれとなりました。
📺 アニメ主題歌ランキングTOP10
| 順位 | 曲名 | 歌手名 | 関連アニメタイトル |
|---|---|---|---|
| 1 | 怪獣 | サカナクション | チ。 |
| 2 | クスシキ | Mrs. GREEN APPLE | 薬屋のひとりごと 第2期 |
| 3 | Plazma | 米津玄師 | 機動戦士Gundam |
| 4 | BOW AND ARROW | 米津玄師 | メダリスト |
| 5 | 百花繚乱 | 織田りら | 薬屋のひとりごと 第2期 |
| 6 | 走れSAKAMOTO | Vaundy | SAKAMOTO DAYS |
| 7 | スケッチ | あいみょん | ドラえもん |
| 8 | TWILIGHT!!! | King Gnu | 名探偵コナン |
| 9 | 然らば | マカロニえんぴつ | アオのハコ |
| 10 | ジャカジャジャン | Zett feat. C&K | DRAGON BALL DAIMA |
1位はサカナクション「怪獣」。NHKアニメ『チ。―地球の運動について―』のOP曲で、配信初日に国内再生50万超、Hot Animationチャート首位も獲得。
また、Mrs. GREEN APPLE「クスシキ」、米津玄師「Plazma」「BOW AND ARROW」など、アーティストの“アニメ展開力”が際立つ結果です。
🎵 演歌・歌謡曲ランキングTOP10
| 順位 | 曲名 | 歌手名 |
|---|---|---|
| 1 | 昭和ごころ | 天童よしみ |
| 2 | 酒灯り | 三山ひろし |
| 3 | 大阪恋しずく | 水森かおり |
| 4 | 匠～たくみ～ | 福田こうへい |
| 5 | 浪花魂 | 坂本冬美 |
| 6 | 終電車 | 北原ミレイ |
| 7 | 下北半島哀愁路 | 松原のぶえ |
| 8 | 北の断崖 | 山内惠介 |
| 9 | 北へひとり旅 | 柿木慶平 |
| 10 | 北の街 留置所 | 北川大介 |
首位は天童よしみ「昭和ごころ」。“昭和の情緒と現代性”が融合した普遍的な魅力が強い支持を得ています 。三山ひろし、水森かおり、坂本冬美などベテラン勢が上位を占め、シニア世代の定番曲への回帰も顕著です。
📈 トレンド分析｜2025年“歌われる曲”に共通する要素
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共感：痛み・葛藤を描いた歌詞が若者に支持
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難易度適度：歌いごたえのあるメロディがチャレンジ意欲を刺激
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タイアップ力：特にアニメ・TV・SNSとの連動が強力
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世代横断型：演歌～アニソンまで、幅広い層をカバー
これらは「歌ってみたい」「みんなで盛り上がりたい」の両軸をしっかり押さえた選曲傾向と言えます。
🏁 まとめ｜2025年上半期カラオケヒットの本質
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3冠達成という快挙でMrs. GREEN APPLEがカラオケシーンに君臨
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共感×挑戦×トレンド性が『歌われる曲』の新条件
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世代間を超えた選曲が、DAMランキングをより多彩に
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共感性の高さが歌われる鍵
「ライラック」「ダーリン」に共通するのは“等身大の歌詞”。自己投影できる作品でないと、カラオケでは歌われにくいという傾向が改めて裏付けされました。 -
音域・メロ構成が心理的挑戦を刺激
誰でも歌える既成歌ではなく、ある程度「挑戦」しないと歌えない曲の方が、カラオケでの熱唱意欲を掻き立てるようです。 -
アニメ・演歌というジャンル拡大
「怪獣」「昭和ごころ」など、特定ジャンルへの支持も上昇傾向。配信やライブで一度流行った曲が、次第にカラオケの定番へと昇格しています。 -
SNS時代のバイラル効果
CUTIE STREETのように、『SNS経由でバズった曲』が圏外からTOP3入りする例も。TikTokやX（旧Twitter）の影響力は、カラオケシーンにも直結しています。 -
来たる下半期注目アーティストの方向性
Mrs. GREEN APPLEはアルバム＆ライブが控え、さらなるヒットが期待されます。さらにアニメ主題歌展開が続くアーティストたちにも要注目。
■関連リンク
DAMオフィシャルサイト内2025年上半期カラオケランキングページ：
https://www.clubdam.com/ranking/2025/firsthalf.html
DAMオフィシャルサイト内2025年冬アニメ主題歌カラオケランキングページ：
https://www.clubdam.com/feature/standard/winter_anime_ranking_2025.html
DAMオフィシャルサイト内2024年年間カラオケランキングページ：
https://www.clubdam.com/ranking/2024
