ポップバースミックス
ポップカルチャーの交差点、あなたが主役のエンタメ宝庫の旅へ!
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緒方まこと(生見愛瑠)は、人に好かれようとして自分を隠して生きてきた。ある夜の事故で記憶を失い、人生が一変する。名前を含め全ての記憶をなくしてしまった彼女の前に、男性用の指輪が入ったカバンが現れる。しかし、誰からのものか思い出せない。そこには3人の男性が現れ、まことの記憶を巡るラブコメミステリーが始まる。
脚本:吉澤智子
音楽:末廣健一郎、MAYUKO
主題歌:Da-iCE「I wonder」(avex trax)
プロデューサー:八木亜未
演出:松木 彩、大内舞子
編成:武田 梓
製作:大映テレビ、TBS
なんだかんだで最後は瀬戸くんとよりを戻してほしい!
そして指輪は3人とも違う!母親とか亡くなった父親の可能性があると見た!笑
まことの記憶喪失や、彼女を取り巻く謎に、一気に引き込まれました。また、登場人物たちの関係や過去にも興味深く、続きがますます楽しみです!
まことや朝日、公太郎など、それぞれの人物が持つ個性や複雑な心情に共感しました。特にまことの成長や、彼女と公太郎の関係に興味津々です!続きが気になります!
運命の再会!記憶を取り戻したまことの選択は?
律(宮世琉弥)と再び付き合い始めたまこと(生見愛瑠)は、記憶が戻ったことを公太郎(瀬戸康史)に報告します。律がまことの指輪の相手だったと悟った公太郎は、「まことが幸せならそれでいい」と告げ、もう会わないと宣言しました。公太郎からの決別の言葉に、まことの目からは知らぬうちに涙があふれます。しかし、自分の決めたことだと言い聞かせるように涙を拭います。
一方、律の会社に観葉植物を届けに行った公太郎は、まことが事故にあった日に律が着ぐるみを着てお花見の会場にいた理由を知るのです。
そして、朝日(神尾楓珠)は、まことの事故現場でひとり佇んでいました。同じ頃、事故当日のことだけがどうしても思い出せずにいたまことは、事故現場へと走ります…!一体あの日、何が起きたのでしょうか?そして、全ての記憶を取り戻したまことが選ぶ恋の相手は誰なのでしょうか?すべてが明らかになります。
視聴率:5.8%
愛の再燃!水族館デートでの再会
まこと(生見愛瑠)は、ふとした瞬間に律(宮世琉弥)との恋人時代を思い出しました。そして二人は再び水族館デートを楽しむことに。まことは昔の思い出が蘇り、心が温かくなるのを感じます。デートの後、公太郎(瀬戸康史)に記憶が戻ったことを伝えに行きました。公太郎は驚きながらも、「まことが幸せならそれでいい」と告げ、もう会わないと決意を示します。
まことは香絵(丸山礼)に律との関係を話します。香絵は興味津々で、「公太郎さんへの気持ちはどうなの?」と尋ねました。まことは少し考え込み、「元に戻ることを考えている」と答えます。それを聞いた香絵はさくらんぼを食べながら、「さくらんぼは、今さら花には戻れないけど、おいしいよ」と意味深に言うのです。
まことは律を呼び出し、自分の気持ちを正直に伝えます。「本当の私に戻ろうって。でも間違えた」「もう私、律とは一緒にはいられない」。律は涙を浮かべながらも、「もう一度、オレと付き合ってくれませんか?」と告白しますが、まことは「ごめん」と断ります。律は「やっぱダメかぁ」とつぶやき、二人は握手してハグを交わしました。「最後に少しだけ…」。
まことが去った後、律は一筋の涙を流しながら、「今度は笑って別れられたからいいか」と自分に言い聞かせるのです。
まことは公園でブランコに乗りながら、幼い日の記憶がフラッシュバックします。沈丁花の香りが漂う中、公太郎が現れ、まことは花を見て寂しくなったと言います。公太郎は「花を見てうれしくなるのも、さみしくなるのも、自由だから」と優しく答えます。
まことは、「さみしくていいにおい」とつぶやき、「わたし、とっくに公太郎さんのこと好きだった」と気づきます。
まことは事故にあった階段に立ち、記憶を手繰り寄せます。「緒方!」、そこに朝日(神尾楓珠)が駆けつけます。その瞬間、まことは事故当日の出来事を思い出し、朝日に追いかけられて転落したことを思い出します。
朝日は「思い出した?全部」と尋ねます。実は、朝日はまことが落としたハンカチを返すために追いかけていただけだったのです。まことはそれをストーカーと勘違いしていたのでした。朝日は「カップ麺のことを思い出した?」「思い出せないんじゃなくて、最初から覚えていないんだよ」と話し、「オレにとっては特別な瞬間だった」と静かに去っていきます。
その場には公太郎もいました。まことは階段から落ちたのは公太郎のせいだと感情を吐露します。「桜を見てきれいだって。ダメもとで指輪を渡してみようと。公太郎さんのせい、桜のせい、花がきれいだったせい」。
公太郎は「それはごめん…」と謝ります。まことが「だから花を好きになれないかも」と言うと、公太郎は「いいよそれでも。好きになるまでずっといっしょにいるから」と優しく返します。「好き」。
まことと公太郎は抱きしめ合います。
泣き叫ぶ律。そしてその場には朝日もいました。律は「公開はないと、楽しかったし、つまんない友だちできたし」と泣き続けます。まことは公太郎に手作りの指輪を渡します。二人は手をつなぎ、まことは公太郎をからかって「ハンドクリーム男子!」と言います。公太郎はまことを後ろから抱きしめ、「好きだよ」と告げるのです。
このように、まことの心の中で揺れ動く感情は、愛と友情、過去の思い出と未来への希望が交錯する中で、新たな一歩を踏み出していくのでした。
失われた記憶の真実が明かされる!クリスマスの奇跡
去年のクリスマスまでの記憶が突然蘇ったまこと(生見愛瑠)は、大切な事実を思い出します。彼女が付き合っていたのは、なんと律(宮世琉弥)だったのです!一方、公太郎(瀬戸康史)がまことの元カレではないことにも気付き、なぜ彼が嘘をついたのか理解できず、まことは困惑していました。
その頃、律は「おんぶされた借りがあるから」と朝日(神尾楓珠)を誘い食事に行きます。偶然にも朝日は、律の会社が買収されそうだという驚愕の事実を知ってしまいます。
まことは、朝日や香絵(丸山礼)に去年までの記憶が戻ったことを告白します。しかし、公太郎と律にはまだ話せずにいました。井口夫婦との出会いを通じて、“忘れられる側”の辛さを知ったまことは、律がどんな気持ちで初対面のフリをしていたのかを考え、罪悪感が募っていきます。
そんな時、公太郎から驚きの告白が!「僕は君の元カレじゃないんだ…」彼の真意とは一体…?
これからの展開が待ちきれない!クリスマスの奇跡が再び訪れるのでしょうか?
視聴率:--%
大学の就職活動がピークを迎えていた頃、まこと(生見愛瑠)は新たな出会いに恵まれました。その出会いの相手は律(宮世琉弥)です。ある日、律はまことにこう声をかけました。
「先に帰るなら2人でお茶しません? 努力をラッキーに変換されて愚痴を聞かされる不毛な時間よりは、メリットあると思うんだけど」
この誘いをきっかけに、2人は少しずつ距離を縮めていきました。初めてのデートでは、水族館に行きました。青い海の中を泳ぐ魚たちを眺めながら、まことと律はお互いの気持ちを確かめ合い、ついには「好き」と口づけを交わす瞬間が訪れたのです。
まことは、もう一人の男性、公太郎(瀬戸康史)との関係も思い出します。公太郎とは花屋の前で偶然出会いました。仲が良くなっていく中で、公太郎は花屋で働き、まことは花を買わないお客という微妙な関係が続いていました。そして、会社の同僚である朝日(神尾楓珠)は、何度もチョコをくれたり、エレベーターのドアを閉める際のちょっとした出来事を思い出させる存在でした。
まことは親友の香絵(丸山礼)に、記憶が戻ったことを打ち明けます。
「ほんとうの自分を探すのはやめるって言ったけど、忘れられる人のツラさ、知っちゃったから」「律はどんな気持ちで初対面だって言ったんだろう」
香絵はまことに優しくアドバイスをします。
「それは一生わからないよね、ここにいても。会ってみたら。相手の気持ちはわからなくても自分の気持ちはわかるかもよ」
まことは決心して公太郎のもとへ向かいました。そこで、公太郎は驚くべき告白をします。
「ごめん、オレずっと嘘ついていたんだ。本当のことを話すよ」
公太郎は続けます。
「元カレじゃない。付き合ったこともない。花屋と花を買わないお客さんだった。ごめん、もっと早く話すべきだった」
まことがストーカーにつけられた雨の日、彼を守るために元カレとして振る舞ったのです。しかし、その善意の嘘が今となっては複雑な状況を生み出していました。
「元カレなら一番近くで助けられると思った。それに面倒なことにならないって」
まことは切実な声で答えます。
「すごく面倒なことになっている、私」
すると、公太郎も同じように言います。
「オレもとっくに面倒なことになっている」
2人はお互いを抱きしめ合い、涙を流しました。公太郎はさらに言います。
「記憶が戻ってオレから離れたくなったら、オレのことは何も気にしなくていいから」
まことは律に会いに行き、記憶が戻ったことを伝えます。律はその理由を説明しました。
「もう一度出会いからはじめて、またちゃんとまことさんに好きになってもらおうって」
律はまことを抱きしめ、喜びの声をあげます。
「ずっと待ってた。やっと会えた、まことさんに。よかった」
まことも涙ぐみながら答えます。
「ごめんね、ずっと忘れてて」
その瞬間、公太郎がその場を目撃していたことを、まことは知りました。公太郎は優しく微笑み、その場を立ち去ります。
律は旅行の約束をして、まことの部屋の玄関で口づけを交わしました。
「おやすみ」
と言ってドアを閉めた後、律は天井を見上げました。そして驚愕の事実が判明します。まことが落ちた階段に近づく男性がいました。朝日が、まことを階段から突き落としたのです!?
記憶のかけらを追い求めて!運命が交差する瞬間
「会いたくて」とフラワーショップを訪れたまこと(生見愛瑠)。彼女は胸の中で静かに公太郎(瀬戸康史)への想いを燃やしていました。お守りとして大切にしていた指輪のネックレスが、いつの間にかなくなっていたことに気づき、不安を抱えながらも…。
一方、朝日(神尾楓珠)は、まことに振られたことを香絵(丸山礼)に打ち明けます。香絵から「まことにストーカーがいたかもしれない」という話を聞き、彼の表情は一気に険しくなります。まことの安全を案じる朝日の心中は、複雑な思いで揺れ動いていました。
そんな中、街歩きデートに繰り出したまことと公太郎。笑顔と共に過ごす楽しいひと時が流れます。カフェでひと息ついていると、周囲を小走りで見回す井口(肥後克広)の姿が目に留まります。話を聞くと、千草(片平なぎさ)の行方が分からなくなったという知らせが!
心配する井口に共感し、まことと公太郎は千草を探すために行動を開始。街中を駆け巡り、手がかりを探し続けます。そして、ついに公太郎の目の前でまことの記憶が蘇る瞬間が訪れます…!
視聴率:5.5%
久しぶりにまことが公太郎の店を訪れる。彼女の首元から、お守りとして身に着けていた指輪のネックレスが外されていることに、公太郎はすぐに気づいた。
「そのネックレス、どうしたの?」と公太郎が尋ねると、まことは少し恥ずかしそうに微笑んで答える。「前に進むために外したの」。
公太郎は驚いたが、内心では嬉しかった。「そっか、まことの大きな一歩だね!」
くま太もその場にいた。「本当にすごい決心だね、まこと!」
まことは公太郎とのデート場所に悩んでいたと打ち明ける。それを聞いて公太郎は、「連絡くれればよかったのに」と優しく言った。結局、行きたい場所が決まらず、二人は街をぶらぶら歩きながら決めることにした。
一方、朝日はまことに振られたことを香枝に報告している。きっぱりと振られたが、友達というポジションに満足している様子の朝日。しかし、香枝の「まことにストーカーがいた」という話で少し心配になる。
その頃、律は自宅でまこととのツーショットの写真を見ながら「苦しくなってきた…」と呟き、前回怪我をした足の痛みに苛立っていた。
くろこも心配そうに言う。「律とまことの過去が本当に謎のままだね…」
デートの日、まことと公太郎は美味しいスイーツを食べ歩きながら街を散策する。まことは甘い匂いを嗅ぎ分けるのが得意で、美味しいものをシェアしたいタイプだと判明する。一方、公太郎は実は虫が苦手だと打ち明ける。
雑貨屋で、指輪を選んでいるカップルを見つめるまことに、公太郎はレインボー柄の傘をプレゼントする。「これ、君に似合うと思うんだ」と公太郎が言うと、まことは嬉しそうに笑った。
オープンカフェで休憩しようとした時、クリニックの先生に遭遇する。先生は妹の千草さんが行方不明になって探し回っていたのだ。
「千草さんは若年性認知症だから心配だね…」とくろこが心配する。
二人は一緒に千草を探し始める。方々探し回った結果、花屋で困っている千草を発見。花選びを手伝う公太郎は、千草の名前をイメージしたグリーン系の花を提案する。嬉しそうに花を見つめる千草のところに、先生が走ってくる。
千草は、「結婚記念日おめでとう」と先生に花を渡す。なんと千草さんは先生の妹ではなく、妻だったのだ。認知症のため夫のことを忘れていた千草さんが、急に思い出したのだ。
先生は嬉しさで涙ぐむ。その様子を見つめながら、まことは忘れられた側の辛さを感じ、忘れた側の自分を責めてしまう。そんなまことの手を、公太郎が優しく握りしめた。「君がどう感じても、僕がそばにいるよ」
家に帰ったまことは、買ってきたキャンディを取り出した瞬間、同じものを過去に朝日からもらったことを思い出す。「あれ?朝日は、ほとんど喋ったことないって言ってたのに?」
更に、公太郎の記憶もよみがえる。「ごめん、そういうつもりで見たことないから」と公太郎から冷たく言われる記憶。そして、泣きながら「待ってよ」と叫ぶ律の姿が浮かび上がる。この記憶は何?どういうこと?
まことはクリニックを訪れる。自分の記憶と周りの話に齟齬があることに悩むまことに、先生は「自分の気持ちに嘘も正解もない」と伝える。まことはこれまでの公太郎との思い出を思い出し、今の自分の気持ちに正直になろうと決め、公太郎の店に向かう。
「次のデートは食べられる花があるところに行こう!」と公太郎を誘うまこと。公太郎はまことに「記憶がなくても戻ってもそばにいるから」と伝える。もし指輪の相手を傷つけたとしても、俺がまことを笑わせるから、と。
甘い匂いのする花びらを口につけたまことに、公太郎がそっとキスをする。まことの花びらが公太郎の口につき、「本当だ、甘い」と言いながら、再びキスをする公太郎。
くま太も感動する。「最終回のような展開…」
その瞬間、まことの記憶がフラッシュバックする。過去に律とキスをしたこと、デートをしたこと、律との様々な思い出が蘇り、混乱するまことは店を立ち去る。
まことはゆっくりと記憶を整理し始める。公太郎に初めて花をもらった日のこと、香枝と廊下ですれ違った日、職場で朝日と仕事をしていた記憶、そして律とデートし、水族館でキスをした記憶。一年記念のクリスマスに花束をもらった記憶。
律と付き合っていたことを思い出したまこと。「あれ?じゃあ、公太郎と付き合っていた記憶は?」
その瞬間、ピンポーンとドアのチャイムが鳴る。恐る恐るまことが開けると、ドアの前には公太郎が立っていた。
絆を繋ぐリングケース!まことと杏璃の挑戦
まこと(生見愛瑠)は、ある日突然、誰かに尾行されていた記憶が蘇り、その恐怖に震えながら公太郎(瀬戸康史)にしがみついてしまいます。心配した公太郎は、夜通しそばにいてくれましたが、まことは自分の記憶が完全に戻ったときに何が起こるのか、不安に駆られていました。
ある日、朝日(神尾楓珠)がまことを訪ねてリングショップに現れます。まことから「みんなに優しい」と言われた朝日は、真剣な表情で「俺が優しくしたいのは緒方だけだから」と告げます。そして、まことにデートのチャンスを求めるのでした。
その一方で、律(宮世琉弥)からランチに誘われたまことは、彼の様子に何か違和感を覚えます。律の行動にはどんな秘密が隠されているのでしょうか…?
いよいよ迎えた朝日とのデート当日。2人は朝日の希望でアートイベントに出かけ、楽しいひとときを過ごします。しかし、そこに思いもよらぬ人物が現れ、事態は急展開を迎えます!ついに朝日は自分の気持ちに正直になる瞬間が訪れるのでしょうか…!?
視聴率:5.2%
Tverの夜は静かに過ぎていく。まことがつけられた恐怖の記憶がよみがえり、震える彼のそばにいたのは公太郎だった。心配そうに寄り添いながら、朝まで共に過ごした二人。しかし、明け方に公太郎が帰ろうとしたその瞬間、朝日がその光景を目撃してしまったのだ。
後日、朝日はまことに対する思いを胸に抱きつつ、gramを訪れることにした。みんなから「優しい」と褒められる朝日は、実はただ一人、まことに対してだけ特別な感情を持っていた。「俺が優しくしたいのは緒方だけだから」と彼に告げ、さらに大胆な提案をする。「今度の休み、俺にもチャンスが欲しいんだ」と、デートの申し込みだ。
突然の朝日の告白に困惑したまことは、香絵に相談することにした。香絵は彼にこうアドバイスをする。「3人とも普段より勇気を出して向き合っているから、好きとか、恋とか、逢いたいとかの気持ちで向き合うのが礼儀じゃないかしら?」その言葉にまことは少しずつ自分の気持ちと向き合う決意を固めていく。
一方、律は公太郎を呼び出し、まことについての話を始める。「元カレでは無いですよね?」と律が問いかけると、公太郎も負けじと応じる。「まことが記憶を失った日、花見で一緒にいたよね?」二人は互いにけん制し合いながらも、公太郎は最後にこう言う。「まことの記憶が戻るも戻らないも、まことのためになるならどちらでもいいと思ってるんだ。」
律はその言葉に少しだけ心を軽くしつつも、公太郎が去った後、独り言を漏らす。「記憶が戻っても戻らなくても、どっちも困るよな。」
待ちに待った朝日とのデートの日、二人は横浜のアートイベントを訪れる。様々なイベントを楽しみながら、二人の距離は徐々に縮まっていく。しかし、その場に突然現れたのは律だった。「まことさんを裏切らないでね」と朝日に告げる律。実は、松永からまことと朝日が特別に仲が良かったわけではないことを聞いていたのだ。
デートの帰り道、朝日はまことの手を取り一瞬だけ握るも、すぐに離してしまう。そして、まことに向かって「好きだ」と告白する。まことは困惑し、「自分は恋していいのか」「指輪の人が現れたらどうするんだ」と言い訳を口にする。しかし、朝日は自分の本音をぶつける。「俺も正直に話すから、まことも正直に話してくれ。」そうして明かされたのは、朝日が同期の中で一番仲が良い友達だと言っていたのが「嘘」だったこと。
朝日は、まことが記憶を失った日以来、彼を好きになり、その見舞いに訪れるうちに「いちばんの友達」という設定を引きずるようになってしまっていたのだ。「まことは恋しちゃいけないと思い込んでいるだけで、すでに恋しちゃってるんだよ。」と朝日は続ける。
翌朝、まことは指輪のネックレスを外し、自分に正直になる決意を固めた。そして、まっすぐに公太郎のもとへ向かった。まことの新たな一歩が始まったのだ。
絆を繋ぐリングケース!まことと杏璃の挑戦
まこと(生見愛瑠)と杏璃(ともさかりえ)は、特別なリングケースを探しているという依頼を受け、試行錯誤を繰り返していました。そこで、花を使ったリングケースを思いついたまことは、公太郎(瀬戸康史)の元へ相談に行くことにしました。
数日後、公太郎がサンプルを持ってリングショップにやってくると、驚きの事実が明らかになります。なんと、公太郎は杏璃の弟、聡(浜中文一)と幼馴染だったのです。しかし、二人の間には過去のある出来事が原因で疎遠になってしまっていました。
この事実を知ったまことは、公太郎に聡との関係を修復してほしいと願います。しかし、忘れられない悲しみを抱える公太郎と、忘れようとしても忘れられない苦しみを持つまことの間で意見が衝突し、口論に発展してしまいます。
一方、朝日(神尾楓珠)は律(宮世琉弥)の元を訪ねていました。律がまことと以前から知り合いだったことを公太郎から聞いていた朝日は、律を問い詰めます。すると、律は「ただのいい人に負ける気しないんで」と朝日を挑発し・・・!?
視聴率:5.1%
物語は、まことの夢から始まります。夢の中で「待って」と呼ぶ声に振り返ると、そこには涙を流す律の姿がありました。まことはハッと目を覚まし、夢の内容を訝しげに考えます。
まことの職場では、お客様から特別なプレゼントとして指輪を渡すための「特別なリングケース」を注文されます。悩んだまことは、公太郎に相談することにしました。
ちょうど着替え中の公太郎の肩には、ピンク色の傷跡が見えます。この傷は大学時代の事故でバスケを辞めるきっかけとなったものでした。まことに「傷跡がキレイなピンク色だね」と褒められ、公太郎は少し嬉しそうです。
翌日、まことの店に公太郎がドライフラワーを敷き詰めたリングケースを届けます。「可愛い指輪のケース!!」と喜ぶまこと。
公太郎が店に現れると、杏璃がかなり戸惑います。実は、昔公太郎がバイク事故に遭った際、運転していたのは杏璃の弟、サトルだったのです。事故後、公太郎は連絡を絶ってしまいました。
まことは公太郎に話を聞きます。公太郎は「サトルと縁を切ったのは恨んでいるのではなく、サトルが責任を感じて辛そうだったから距離を取ったんだ」と語ります。まことは一方的にサトルの記憶を消そうとしている公太郎に怒りをぶつけ、「逃げるのではなく、新しい生きがいを見つけたと伝えるべきだよ」と言います。
翌日、まことが出勤すると、サトルと婚約者の彼女がリングを合わせに来ていました。サトルは公太郎に遠慮してSNSもやらず、結婚式に友人も招待していない状況でした。
サトルは両親が式で杏璃の彼氏に会うことを楽しみにしていると告げます。しかし、実は杏璃は彼氏と別れたばかりでした。ちょうどその時、まことをデートに誘うために朝日がやって来ます。「杏璃の彼氏役を演じてほしい」とまことは朝日に頼みます。
デートの約束が空振りに終わった朝日は、盛大に酔っぱらって公太郎の店にやって来ます。「公太郎と喧嘩したままだとまことが辛そうだから仲直りして欲しい」と訴える朝日。その素直な様子に「いい人だね」とほほ笑む公太郎。
一方で、公太郎は「律とまことが初対面というのは嘘だと思う」と警戒する様子を見せます。
サトルの結婚式の日、朝日は滞りなく杏璃の彼氏役を務めています。公太郎は何も知らずに注文のあった結婚式用のブーケを作り、式場に配達に来ました。式場に着いて初めてサトルの結婚式だと知る公太郎。
一旦引き返そうとしますが、思い直し、急いでブーケを立ち直るきっかけの花『ライラック』を使ったアレンジに作り直して控室に届けます。
公太郎はサトルに「自分が花という生きがいを見つけて今幸せなこと、サトルが事故のことで責任を感じる必要はない」と伝えます。号泣するサトルを抱きしめる公太郎。その様子を見た朝日は「10年間凍結していた友情が復活した」と感動します。
全てはまことのおかげだと感謝する公太郎。杏璃は「公太郎とまことのまとっている空気が似ている」と話します。まことの様々な発言で多くのことに気づかされたと感じる公太郎は、嬉しそうにまことのことを考え微笑みます。
その頃、まことはスマホに送られてきた結婚式の写真を見ながら、公太郎のことを嬉しそうに考えています。店には律が来ており、まことの嬉しそうな笑顔を見て切なそうに微笑みます。「昔の自分と今の自分が全く違う考えだったらどうする?」と尋ねる律。「自分のことを忘れないで」と告げて店を去ります。
休日、公太郎は以前まことが「バスケを教えて」と言っていた約束を果たします。過去の傷が癒え、再びバスケを始めた公太郎はまことを誘い、更に距離が縮まった様子の二人。
外で物思いにふける律の元に朝日がやって来ます。「自分に構ってないで、まことに想いを伝えたらいいのに」と挑発する律。「いい人に負ける気がしない」と言う律に対し、「俺は全然いい人じゃないから」と怖い顔で告げる朝日。
その頃、まことは公太郎のシュートが入ったら何か賭けようと提案します。賭けに勝ったら『デート』と言い、公太郎は見事に3ポイントを決めます。笑顔で駆け寄るまこと。その瞬間、過去の記憶がフラッシュバックします。
雨の夜、何者かに後を付けられ、必死で公太郎の店に飛び込んだ恐怖の記憶がよみがえり、青ざめて公太郎にしがみつくまこと。驚きつつも優しく抱きしめる公太郎。この瞬間、二人の絆がさらに深まったことが感じられます。
古い友人からの予期せぬメッセージ!
突然、YUKAと名乗る人物から「隼人とはあれからどうなった?」というメッセージが届いた。まこと(生見愛瑠)は、この予期せぬ連絡に困惑しつつも、高校時代の友人からのメッセージに心の底から喜びを感じていた。しかし、彼女の夫、公太郎(瀬戸康史)は、「隼人」という名前に何かを感じて不安げだ。
その後、香絵(丸山礼)が「隼人は以前まことが話していた指輪の彼ではないか?」と指摘。この推測がさらなる波紋を呼ぶことになる。
数日後、まことは香絵の勤めるカフェでYUKAと再会する約束を果たす。現れたのは上山由佳(田鍋梨々花)。由佳は感極まった様子でまことに抱擁を交わし、偶然その場に居合わせた朝日(神尾楓珠)は状況が掴めず戸惑う。しかし、まことが幸せそうな表情を浮かべているのを見て、ほっと安堵の息をつくのだった。
事態はさらに動きを見せる。まことに会いにリングショップを訪れた律(宮世琉弥)は、彼女が由佳から高校の同窓会に誘われていることを知る。まことを案じる周囲の心配をよそに、ついに同窓会当日がやってくる。その場で明らかになる隼人の正体とは一体…?
視聴率:--%
「YUKAは誰?」まことのスマホに届いた一通のメッセージ。それはYUKAという女性からだった。名前に心当たりのないまことは、困惑する。記憶を失ったまことは、誰なのか全く思い出せなかったが、第5話で母親に会い、本当のことを話さないと向き合えないと学んだことから、YUKAに自身が記憶喪失であることを伝える決意をする。
すると、YUKAからの返信が届いた。「私たち高校時代の親友だったんだよ」と。それを聞いたまことは、親友がいたことに喜びを感じる。
「自分で親友って言っちゃう子ってどんな子なの?」と、かえさんが不思議そうに尋ねると、咲が笑いながら答える。「私も同意見です。笑」
まことは、高校時代の親友であるYUKAと、かえさんの働くカフェで再会することに。YUKAによれば、まことは水泳部だったそうだ。2話で描かれた朝日とのデートで、陸での運動神経が悪いことが明らかになったまことだが、水泳は何とか泳げたようだ。
まことがどんな子だったのか尋ねると、YUKAは「いい意味でズルい子だった」と答える。その言葉を聞いた咲は、「いい意味でって…女同士の嫉妬でしょうか…?」と疑問を口にする。かえさんも何か怪しいと感じているようだった。
まことからYUKAや隼人の存在を知った律は、調査を開始する。YUKAのインスタグラムをチェックすると、自虐的な投稿が目立つキラキラインスタ系女子であることが分かる。ますます怪しいYUKAの存在に、律は不安を募らせる。
ここ最近、背後が気になるまこと。同窓会に出席するべきか悩むまことに、公太郎がアドバイスをする。「同窓会はやめといたほうがいいんじゃない?今でも連絡こないってことは事情があるんじゃないの?」しかし、まことは今の自分を信じたいと考え、同窓会に出席することを決意する。
記憶がないまことにとって、誰が嘘をついているのか、悪意があるのかを判断することは難しい。なるべく記憶がないことを知られないように振る舞いながら、同窓会に参加する。
同窓会が始まり、まことは「はやと」と名乗る少しふくよかな男性と会う。しかし、指輪をはめてみると全く合わなかった。
「この方は苗字がはやとという方でしたね。」と咲が説明する。記憶がないまま同窓会に疲れたまことは、一旦抜け出して会場である学校を探検することに。高校時代の自分に思いを馳せながら歩くまこと。「高校生の自分は恋とかしてたのかな…?」
時間が経ち、YUKAから連絡が入る。急いで戻る途中、なぜか公太郎が現れる。花屋として呼ばれてきたとのことだった。また、かえさんから隼人の正体を探るよう頼まれた朝日も同窓会会場に現れる。さらに、同窓会会場のイベント企画を手がけた律も登場する。
咲が驚いた表情で言う。「指輪候補の3人が揃います。」
YUKAは同窓会メンバーの前で暴露する。「YUKAが好きだった隼人に、裏で告白して付き合ったこと、まことはそういうズルい人間だったこと、記憶がないこと。」まことは全てを鵜呑みにしてしまうが、実はこれらはYUKAの嘘だった。
本物の隼人が現れ、卒業以来会っていないことや、隼人が振られたことが判明する。最近隼人と会っていたというのも嘘であり、まことにとってはただの部活仲間だった。
由佳はその場から走り去り、行き着いた先はプールだった。そこでまことへの想いを打ち明ける。由佳は要領よく生きるまことのことが嫌いだった。地元で彼氏(朝日)と歩いている姿を地元のグループLINEで知り、相変わらず要領よく生きていると感じた由佳は、うまくいっていない自分の腹いせに同級生の前でまことの評価を下げようと企んでいたのだ。
それを聞いたまことは、由佳のことを憎めない。「由佳は優しい。だってコーヒーをこぼしたとき、自分のカバンよりまことの服を拭いてくれたから。」
咲が微笑みながら言う。「それが記憶をなくした今のまことが知ってる由佳なんだよね!」
素直になれない由佳は、プールに落ちそうになるまことを助けようとするが、結局二人ともプールに落ちてしまう。プールに落ちた二人は、「最悪!」と言いながらも思わず笑ってしまう。プールに落ちたまことだけを引き上げようとする指輪候補3人を見て、由佳は怒りをぶつける。「やっぱりムカつく!」そして3人をプールへ突き落とし、その場を立ち去るのだった。
カーネーションと記憶:家族との再会
公太郎が運営するフラワーショップは、母の日を控え、鮮やかなカーネーションで溢れていました。店内の花々は、訪れる人々の目を楽しませると同時に、幼い頃の記憶を呼び覚ます魔法のような力を持っています。
公太郎の常連客であるまことは、この日も例外なく店を訪れていました。彼女は、色とりどりの花々を眺めながら、幼少期のほのかな記憶を公太郎に話し始めます。まことにとって、母親との関係は複雑で、生まれてこのかた、誕生日さえ祝ってもらえたことがありません。そのため、母親との間には大きな心の距離を感じていました。記憶喪失に苦しむまことは、これまでその事実を母親に打ち明けることができずにいました。
しかし、この日、まことは決意します。カーネーションを手に、母親に真実を伝えるために実家へと向かいます。途中、なぜか朝日が現れ、「心配だからついて行く」と宣言します。二人は共に実家に到着し、まことが恐れていた通り、母・百合子は朝日を見て大きな勘違いをしてしまいます。
一方で、フラワーショップの公太郎は、律という青年と出会っています。律は、一見すると穏やかながらも、どこか計算高い一面を持ち合わせており、「嘘臭い元彼には負けない」という驚くべき宣言をします。公太郎はこの宣言に困惑しつつも、何か大きな決断を迫られる状況に直面しています。
視聴率:5.0%
まことは、百合子に向かって深刻な表情で尋ねました。「私にどっちが本当好きかって聞いたこと覚えてる?」 この質問は、ただの会話ではなく、過去の重要な瞬間を掘り返す試みでした。しかし、百合子はその記憶がないと答えるのでした。このやり取りは、まことが子供の頃に家族と共に過ごした幸せな瞬間の一片を思い出させるものでした。
まことが実家を訪れた際、幼少期に書いたとされる「けっこんきねんびおめでとう」と記されたメモを見つける場面は、まこと自身にも忘れられた過去がまだ多く存在することを示唆しています。この発見は、彼の内面に新たな疑問を投げかけることになるのです。
百合子からの衝撃的な告白がまことをさらに動揺させます。百合子は、自身が前夫との離婚直前にまことに投げかけた問い、「ママとパパどっちが好きなの?」という重たい質問を明かしました。まことが答えに詰まったことを受けて、百合子は「まことは本当に賢い子だね」と慰めたと述べるのです。このエピソードを聞いて、まことはなぜ自分が今、自分の好みすら選べないのか理解することができたのです。
混乱の中、まことは百合子に記憶喪失であることを打ち明けます。そして、友人である公太郎からもらった「ピンチの時に開けろ」と書かれた謎の箱を開ける決心をします。箱の中には意外なメモが入っていました。「カーネーションは食べられる」というメモを見つけたまことは、思い切ってそれを試してみることに。しかしその味は彼の期待を裏切り、彼は自分がカーネーションを好まないという新たな自己理解に至ります。
その後、朝日と共に帰路につくまことに対し、朝日はぽつりと「これ以上思い出さないで」とつぶやきます。この言葉は、まことがこれまでに抑圧してきた記憶や感情が、彼自身や周囲の人々にどれほど大きな影響を与えているかを示唆しています。この謎めいた忠告は、まことに新たな謎を解く鍵を握っているのかもしれません。
家に戻ったまことのスマホに突然、YUKAからメールが届きます。「隼人とはあれからどうなった?」という内容に、まことは困惑します。YUKAも隼人も、彼の記憶には存在しない人物です。これはまことの過去、または彼が忘れてしまった別の人生の断片なのでしょうか。このメッセージは新たな謎をまことに投げかけ、彼の探求はまだ終わりを見せません。
記憶と再発見: まことの不確かな誕生日
まこと(生見愛瑠)は、自分と親の間に距離があることを痛感しており、その影響で忘れ去られがちな誕生日に思いを馳せていました。自身の記憶喪失と周囲の沈黙が重なり、誕生日に「おめでとう」と言われることがないのではないかと心配していました。
そんな折、リングショップで顔なじみとなった律(宮世琉弥)から、突如としてデートに誘われます。その日は偶然にもまことの誕生日。この誘いを知った杏璃(ともさかりえ)が休みを与えてくれたため、戸惑いつつもデートを承諾しました。仕事帰りには、元彼である公太郎(瀬戸康史)に会いに行くも、彼が誕生日を覚えていないことにショックを受けます。また、ゴールデンウィークの予定を尋ねる朝日(神尾楓珠)に対しては、律との出かけることを隠し、忙しいと伝えるのでした。
デート当日、律と過ごす時間は予想外に楽しく、まことは素晴らしい時間を過ごしますが、律の仕事で急なトラブルが発生し、一人残されたまこと。しかし、誕生日の夜、まことのもとに訪れたのは予期せぬ誕生日プレゼントでした。
視聴率:5.6%
ドラマ『くるり〜誰が私と恋をした?〜』の第4話は、主人公・まことの心模様が繊細に描かれています。まことは、母親からの電話を通じて、母が再婚し、新しい家庭を築いていることを知ります。電話の向こうで話す義父からは、温かい言葉が投げかけられます。「たまにはこっちに帰っておいで」 との言葉に、まことは自分が家族から疎遠にされている現実に寂しさを感じずにはいられません。
職場では、誕生日に指輪を選ぶカップルを眺めるまこと。同僚の杏璃が放つ言葉、「誕生日は愛を伝える日でしょ?」 は、まことの心に深く刺さります。自分には誰も祝福を送らないのではないかという不安が、彼女をより一層孤独にさせます。
そこに現れるのが、律です。彼は店の常連として、まことに親しみを持って接近します。さりげなく指輪を見ながら、「5月5日にデートしよう」 とまことを誘います。その日がまことの誕生日であることを律は知らないようですが、偶然にも彼女の特別な日にデートの約束がなされるのです。
公太郎の花屋では、彼の態度が何かおかしいことにまことは気づきます。彼はまことがリングショップで朝日と過ごしていたことを知り、嫉妬心を隠せませんでした。「まことの様子がいつもと違う」 と感じる公太郎は、元カレとしての複雑な感情を抱え、まことに対して大人げない態度を取ってしまいます。
一方、まことは自分の生活をInstagramに投稿し始めます。友人の香絵からのアドバイス、「今の自分が好きだと思ったものをインスタにあげてみたら?」 に従い、カフェアートの写真をアップします。それを見た朝日はほほ笑みますが、律は過去のまことが「料理やキラキラした写真を掲載するのは妬まれるだけ」と言っていたことを思い出します。
律との初デートは、まことの誕生日。律は記憶喪失前のまことと過ごした時間を再現しようとしますが、まことの変化に戸惑います。それでも、二人はデートを楽しみ、自然と手を繋ぐ距離感に。「以前のまこととは手を繋げなかったみたい」 と語る律の言葉から、二人の関係がどれほど変わったかが伺えます。
誕生日の夜、まことは朝日と律、そして公太郎に囲まれます。公太郎がドライフラワーで作った誕生日ケーキを持って現れ、「誕生日おめでとう。」 と言います。この言葉に、まことは公太郎が自分の誕生日を覚えていたことに心から感謝します。
奮闘する指輪職人、まことの日々
まこと(生見愛瑠)は、指輪職人としての夢を追いかけ、情熱を持ってその道を歩み始めたものの、途方もなく不器用であることに気づき、落ち込んでいた。何度も何度も挑戦しても、失敗作の山はどんどん高くなるばかり。夜遅くまで、食事も忘れるほどにリング作りに没頭する日々。しかし、その努力が実を結ぶことはなく、指輪職人の杏璃(ともさかりえ)からは「少し休みなさい」と助言されてしまう。
そんなある日、まことは公太郎(瀬戸康史)が経営するフラワーショップに足を運ぶ。公太郎は、休息を怠れば、どんなに努力してもただの「下手の横好き」になってしまうと、まことに助言を与える。この会話がきっかけで、まことは過去のある記憶を探る決心をする。公太郎と共に、かつて自分が転落したとされる場所へと向かうと、不思議なことに朝日(神尾楓珠)が現れる…!?
一方で、まことのもとを訪れた律(宮世琉弥)は、まことがリングショップで働いていることを知って驚く。律が訪れたことに怯えるまことだが、律の指にまことが作ったリングがぴったりとはまり、さらに驚くことになる。まことの周りでは公太郎や朝日といった男性たちが、まことのリングを試着し、それがぴったりと合うという、思わぬ偶然が重なる。
この偶然が何を意味するのか、律の真意が徐々に明らかになり、まことの前に新たな道が開かれていく。
視聴率:5.3%
春の陽気が心地よいある日、公太郎はいつものようにランニングで地元の神社を訪れます。神社の階段で偶然、朝日と出会うのです。「危ないですよ」と声をかける公太郎に、朝日は笑顔で応えます。その一瞬、二人の目が合い、何か言葉を交わすでもなく、ただ見つめ合うのでした。
「くろこ、くろこ、2人とも事故に関係してたのかな?」 という疑問が頭をよぎります。この出会いが、後に大きな意味を持つことになるとは、この時の二人には想像もつかなかったでしょう。
一方で、まことは指輪職人としての厳しい道のりに直面しています。自らの不器用さに気づき、指輪を均等に叩く練習に四苦八苦。作業が雑になり、師匠の杏璃からは「今日はもう帰りなさい」と厳しい言葉をかけられます。疲れ切ったまことを見かねた公太郎は、店に寄った彼に温かい飲み物とバナナを差し出し、さらにハンドクリームを手に塗ってあげるのです。
この時、杏璃がいないにも関わらず、まことは「なんでわかるんだろう」と不満を漏らしますが、公太郎はこう助言します。
「くろこ、くろこ、上司が弟子を見るんじゃなくて、弟子が上司を見るものなんじゃないの?」
記憶を取り戻すため、まことは再び事故現場の神社を訪れますが、思い出すことはできません。そこへ仕事帰りの朝日が現れ、三人で食事に行くことに。公太郎と朝日はお互いをけん制しながら、ハンバーガーを食べる競争をします(笑)。その間、まことは「シンデレラ作戦」として、色んな人に指輪を試してみようと言い出しますが、公太郎は「近づいてくる奴がみんないい人とは限らない」と忠告。
そして、朝日は「指輪の人がもし現れたら、また付き合えるのか?」と質問します。まことはその答えに悩みます。
事故の日にウサギの着ぐるみを着ていたのは、律だと判明します。律はまことの店に現れ、まことが気づかないうちに「例の指輪」を試し、ぴったりとはまります。「運命だね♡」と笑う律に、驚くまこと。
元カレの公太郎のことを探っていた律は、公太郎から「嘘の匂いがした」と言われ、ますます疑念を深めます。一方で、まことは初めての客としてペアリングを作ることに。その夜、店に残っていたまことのもとを訪れた朝日は、「好き」という言葉をドーナツに対してだと勘違いしますが、実は彼女の心の中ではまことへの感情が芽生えつつありました。
次の日、まことは母親だと思われる加藤百合子に電話をします。電話の向こうで男性が「まことちゃん?」と尋ねる声に、驚くまことの表情を描いて、このエピソードは幕を閉じます。
迷いながらも前進するまことの物語
会社を辞めてから、まこと(生見愛瑠)は新たな一歩を踏み出そうと奮闘していた。しかし、記憶を失っている彼女は、就職活動が予想以上に難航していた。自己PRや自身の長所・短所についてうまく答えることができず、自分の進むべき道が見えないままであった。
そんな中、彼女は大切な人々からさまざまな助言を受ける。朝日(神尾楓珠)は「向いている仕事」を提案し、律(宮世琉弥)は「自分の幸せを追求することが仕事」という視点を与え、公太郎(瀬戸康史)は「好きなことを仕事にする」というアドバイスを与える。しかし、まことにはその「好きなこと」すら見つけることができず、彼女は落胆していた。
しかし、彼女は前進する決意を固める。自分自身を知るために、まずは様々なことに挑戦しようと決意する。朝日と共に、新しい経験に飛び込むことを決断する。
そんな中、公太郎のフラワーショップに訪れた律がまことの前に現れる。徐々に律の正体が明らかになりつつある中、まことは自分の内面と向き合い始める。そして、彼女は公太郎、朝日、律との交流の中で、自分の心の声を聞き取ることに成功する。
彼女が見つけ出した「やりたいこと」とは一体何なのか。まことの新たな一歩が始まる。
視聴率:5.3%
「くるり~誰が私と恋をした?~」の第2話は、主人公・緒方まこと(演:生見愛瑠)が自己探求の旅を進める中で、過去と現在、そして未来の自分を見つめ直す過程を描いています。
まことは会社を辞めた後、生計を立てるため転職活動を開始しますが、記憶喪失の影響で自己PRが思うように進みません。「弊社で何がしたいか?」という質問にも、自分の気持ちがわからず困惑するシーンがあります。この状況から、まことは自己探求を深めるために、元同僚・朝日と元彼・公太郎に相談することに決めます。
朝日からまことは、仕事選びの重要なアドバイスを受けます。朝日は「仕事は、向き不向きで選んでいる」と語り、好きなことと得意なことは必ずしも一致しないと教えます。これに刺激されたまことは、さまざまな活動に挑戦しますが、自分の得意なことや長所を見つけるのは容易ではありません。しかし、朝日はまことの優しさを長所として評価し、友情を深めていく様子が描かれます。
記憶喪失の事実を知る律は、まことの過去を調べるために彼女の元彼・西公太郎に接触します。一方で、律はまことに仕事の誘いを口実に食事に誘うが、まことは他の面接を受けていたことを告げ、複雑な心境を抱えます。律が驚くのは、まことが花や子供に興味がないことを知った時で、彼女の過去と現在のギャップに戸惑います。
まことは「gram」というリングショップで、過去に好きだった人に渡す予定だった指輪のことを知り、その感情を再発見します。これがきっかけで、まことはリング職人としての職を求め、新たな自分を形成していきます。また、母親の存在が判明し、これまでの自分を見つめ直す契機となります。
視聴率:5.8%
桜が満開の夜、緒方まこと(演: 生見愛瑠)は不気味な追跡者から逃れようとしている最中、階段から転落し、意識を失ってしまう。目覚めたとき、彼女は自らの過去や身元についてのあらゆる情報を失っていた。混乱するまことは、自分を助けようとする人々との交流の中で、失われた記憶のかけらを探し始める。
バッグの中から見つけた男性用の指輪は、彼女にとって何かの手掛かりとなるのかもしれない。だが、その指輪が誰からのものなのか、贈り主の姿や意図はまことの脳裏には浮かばない。こうした状況に戸惑いながらも、まことは周囲の助けを借りて、自らの過去を取り戻すための旅路に身を投じる。
同僚であり唯一の男性友達である朝日結生(演: 神尾楓珠)は、まことに支えとなる存在だ。彼の励ましと共に、まことは記憶喪失の中で自らを取り戻す試みを続ける。また、新たな出会いも彼女の人生に影響を与える。元カレである西公太郎(演: 瀬戸康史)の登場は、彼女の過去と向き合うきっかけとなる。
記憶を失ったまま社会復帰を果たすまことは、自らを取り戻す試みとともに、現実世界での新たな挑戦に直面する。職場での人間関係や日常の中で、まことは様々な試練に立ち向かうことになるだろう。その一方で、彼女の記憶を取り戻す手助けをしてくれる人々もまた彼女の人生に深く関わってくる。
『くるり』第1話では、失われた記憶と再生の物語が展開される。まことの過去や身元にまつわる謎が次第に明らかにされ、彼女の人間関係や内面にも新たな光が当たる。視聴者はまことの物語に引き込まれ、彼女の成長と謎解きに期待を寄せることになるだろう。
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