ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』10話あらすじ
失われた記憶の真実が明かされる!クリスマスの奇跡
去年のクリスマスまでの記憶が突然蘇ったまこと(生見愛瑠)は、大切な事実を思い出します。彼女が付き合っていたのは、なんと律(宮世琉弥)だったのです!一方、公太郎(瀬戸康史)がまことの元カレではないことにも気付き、なぜ彼が嘘をついたのか理解できず、まことは困惑していました。
その頃、律は「おんぶされた借りがあるから」と朝日(神尾楓珠)を誘い食事に行きます。偶然にも朝日は、律の会社が買収されそうだという驚愕の事実を知ってしまいます。
まことは、朝日や香絵(丸山礼)に去年までの記憶が戻ったことを告白します。しかし、公太郎と律にはまだ話せずにいました。井口夫婦との出会いを通じて、“忘れられる側”の辛さを知ったまことは、律がどんな気持ちで初対面のフリをしていたのかを考え、罪悪感が募っていきます。
そんな時、公太郎から驚きの告白が!「僕は君の元カレじゃないんだ…」彼の真意とは一体…?
これからの展開が待ちきれない!クリスマスの奇跡が再び訪れるのでしょうか?
ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』10話 視聴率
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ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』10話ネタバレ
就職活動から始まる物語
大学の就職活動がピークを迎えていた頃、まこと(生見愛瑠)は新たな出会いに恵まれました。その出会いの相手は律(宮世琉弥)です。ある日、律はまことにこう声をかけました。
「先に帰るなら2人でお茶しません? 努力をラッキーに変換されて愚痴を聞かされる不毛な時間よりは、メリットあると思うんだけど」
この誘いをきっかけに、2人は少しずつ距離を縮めていきました。初めてのデートでは、水族館に行きました。青い海の中を泳ぐ魚たちを眺めながら、まことと律はお互いの気持ちを確かめ合い、ついには「好き」と口づけを交わす瞬間が訪れたのです。
公太郎との複雑な関係
まことは、もう一人の男性、公太郎(瀬戸康史)との関係も思い出します。公太郎とは花屋の前で偶然出会いました。仲が良くなっていく中で、公太郎は花屋で働き、まことは花を買わないお客という微妙な関係が続いていました。そして、会社の同僚である朝日(神尾楓珠)は、何度もチョコをくれたり、エレベーターのドアを閉める際のちょっとした出来事を思い出させる存在でした。
忘れられるツラさ。。。
まことは親友の香絵(丸山礼)に、記憶が戻ったことを打ち明けます。
「ほんとうの自分を探すのはやめるって言ったけど、忘れられる人のツラさ、知っちゃったから」「律はどんな気持ちで初対面だって言ったんだろう」
香絵はまことに優しくアドバイスをします。
「それは一生わからないよね、ここにいても。会ってみたら。相手の気持ちはわからなくても自分の気持ちはわかるかもよ」
公太郎の告白
まことは決心して公太郎のもとへ向かいました。そこで、公太郎は驚くべき告白をします。
「ごめん、オレずっと嘘ついていたんだ。本当のことを話すよ」
公太郎は続けます。
「元カレじゃない。付き合ったこともない。花屋と花を買わないお客さんだった。ごめん、もっと早く話すべきだった」
まことがストーカーにつけられた雨の日、彼を守るために元カレとして振る舞ったのです。しかし、その善意の嘘が今となっては複雑な状況を生み出していました。
「元カレなら一番近くで助けられると思った。それに面倒なことにならないって」
まことは切実な声で答えます。
「すごく面倒なことになっている、私」
すると、公太郎も同じように言います。
「オレもとっくに面倒なことになっている」
2人はお互いを抱きしめ合い、涙を流しました。公太郎はさらに言います。
「記憶が戻ってオレから離れたくなったら、オレのことは何も気にしなくていいから」
再び始まる律との関係
まことは律に会いに行き、記憶が戻ったことを伝えます。律はその理由を説明しました。
「もう一度出会いからはじめて、またちゃんとまことさんに好きになってもらおうって」
律はまことを抱きしめ、喜びの声をあげます。
「ずっと待ってた。やっと会えた、まことさんに。よかった」
まことも涙ぐみながら答えます。
「ごめんね、ずっと忘れてて」
その瞬間、公太郎がその場を目撃していたことを、まことは知りました。公太郎は優しく微笑み、その場を立ち去ります。
隠された真実
律は旅行の約束をして、まことの部屋の玄関で口づけを交わしました。
「おやすみ」
と言ってドアを閉めた後、律は天井を見上げました。そして驚愕の事実が判明します。まことが落ちた階段に近づく男性がいました。朝日が、まことを階段から突き落としたのです!?