ドラマ『Destiny』6話あらすじ
炎の中に隠された真実、愛は正義を裁けるか
驚愕のニュースが飛び込んできた。野木真樹(亀梨和也)、その名前は多くの人々に知られる存在だが、今日彼がトップニュースとなる理由は衝撃的な事件にその名を連ねたからだ。彼の実家が何者かによって放火され、さらに痛ましいことに、彼の父であり弁護士の野木浩一郎(仲村トオル)が重体で意識不明となっている。
事件の謎は深まるばかり。なぜなら、その日、家族の家を訪れていた真樹自身が、警察に犯行を自白し、放火事件の主犯格として拘留されていたからだ。一体何が彼をそこまで追い込んだのか?
このニュースが全国に配信されると、横浜地検中央支部で働く検事・西村奏(石原さとみ)は、驚きと共に言葉を失った。彼女と真樹は大学時代に深い愛情を育んでいたが、運命のいたずらにより、12年の時を経て、今や彼女は検事、彼は被疑者という立場で再会することになる。彼らの再会は、ただの偶然なのか、それとも何か運命の導きなのか。
さらに衝撃的なのは、彼女の上司である支部長・大畑節子(高畑淳子)からの発言だった。節子はこの事件に隠された深い闇を知る一人で、彼女の次の一言が、この複雑な事件に新たな光を投げかけることとなる。
真樹と彼の父・浩一郎との間に、あの日何が起こったのか? そして真樹が犯行に及んだ本当の理由とは何か? これらの疑問が重くのしかかる中、初恋の二人は、取調室で静かに、しかし確かな感情を交えながら向き合う。彼らの視線の先には、かつての愛があり、今は深い悲しみと複雑な胸の内がある。
「あなたはこの愛を裁けますか―」この問いかけが、全てを変える。そして、真実への道が、今、ゆっくりと開かれようとしている。
ドラマ『Destiny』6話 視聴率
視聴率:7.6%
ドラマ『Destiny』6話ネタバレ
驚愕のニュース! 真樹が実家に放火し、野木浩一郎邸が全焼したという衝撃の事実が発覚しました。当時、浩一郎の妻と娘は外出中で、家には浩一郎だけがいました。彼は意識不明の重体でICUに入っています。
放火を自供した真樹は、担当刑事の渡辺(板尾創路)の取り調べを受けています。
梅田家の動揺
ニュースを見た知美(宮澤エマ)は、息子の奏に連絡しようとしますが、祐希(矢本悠馬)が止めます。「奏に何かを聞いたとしても、守秘義務があるから何も話せないだろう」と、祐希は冷静に言います。しかし、心の中で何かを抱えている様子です。
かつての恋人を取り調べ
大畑支部長(高畑淳子)の命令で、真樹の事件を担当することになった奏は、取り調べを開始します。真樹は口論の末、近くの棚にあったライターで火をつけたと供述します。「近くの棚にあったライターに火をつけて浩一郎に投げたらカーテンに燃え移った。浩一郎を残して1人で逃げた」と。
しかし、「何がきっかけで口論になったのか」の問いには黙秘し、「浩一郎に対して申し訳ないという気持ちはあるのか」と聞けば、「ありません」と冷たく答えます。この日、真樹はほとんど何も語らず、取り調べは進展しませんでした。
火事の疑問と祐希の転職
現場を訪れた奏は、渡辺刑事から見取り図を受け取ります。火元が真樹の供述通りのリビングなのかはまだわかりません。ライターも発見されていません。「全焼したことを考えると、なぜライターで火をつけたのか」と疑問が浮かびます。
入院中の浩一郎の様子を見に行くと、彼はかなり一酸化炭素を吸い込んでおり、気道に熱傷もある状態です。このまま目を覚まさない可能性もあります。
梅田家では、祐希が奏が真樹の担当検事になったことを伝えます。さらに祐希は、事務所を辞めたことも話します。「事務所の経営がうまくいかなくて、ノルマがきつくなって、新しい事務所を探してるけど、なかなか見つからなくて…」と話すと、知美は心配しますが、「国際文化法律事務所が面接してくれる」との連絡に喜びます。
真樹と浩一郎の確執
取り調べが進む中で、真樹は自身の過去について語り始めます。「もともとあの家とあの人が嫌いだった。中学生のとき、万引きをして、浩一郎に叱られた」と語り、父親との確執が浮き彫りになります。
真樹は、カオリの事故の後、東北に行き、震災後のボランティアをしていたことも明かします。「生き方を変えたかったから」と話し、「学生時代はブラブラしていた」とも言います。
奏はさらに問い詰めます。「楽しくなかったんですか」「恋人がいたんですか」「どうしてその人と別れたんですか」と質問を重ねます。真樹は「一緒にいたら辛くなりすぎると思ったから」と答えますが、「理由もわからず置き去りにされた人のことは考えなかったんですか」と問われると、「考えが回らなかった。俺、自分勝手だから」と答えます。
新たな証拠と真犯人の可能性
新たな証拠が発見され、ガレージにポリタンクの焼け残りが見つかり、ガソリンの成分が検出されました。また、近所から新たな目撃情報も寄せられます。奏はこの情報を基に、真樹の供述に矛盾があることを指摘し、さらに追及します。
真樹は「もっと燃えればいいと思い、家の外に出た後、ガソリンに火をつけた」と供述しますが、黙秘する部分も多く、真相はまだ不明です。
真樹と奏の再会
真樹は留置所で倒れて吐血し、入院します。貴志は「容体が安定したらすぐに手術をしないと命がもう長くない」と言い、奏を付き添わせます。
目を覚ました真樹は「俺の病気のこと知ってたの?」と尋ねます。「主治医から聞いてた」と答える奏に、「本当に火をつけたの?」と問いかけますが、奏は「もう聞かない」と答えます。
真樹は「苦しかった。奏と何時間も向き合ってるのに、それが検事さん」と言い、奏の手を握ります。「日本に帰ってきた本当の理由は奏に会いたかったから」と真樹は打ち明けます。「最期に一緒にいたいのは奏だった」と告白し、「逃げない? 2人で。またあの星空を見たい」と突拍子もないことを言い出します。
新たな疑問
真樹の供述には依然として矛盾が多く、真犯人の存在も疑われます。奏は支部長に、真樹が何かを隠している可能性があると伝え、勾留延長の許可をもらいます。
この事件の真相はどこにあるのか?真樹と浩一郎の確執、そして真樹の本当の心の中に何があるのか。真実はまだ明らかになっていませんが、奏は最後まで真実を追い求める決意を固めます。
ごめん
9話で完結するようなドラマならもうやらなくていいよ。なんの為のドラマ?不毛すぎる。