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分散型取引所(DEX)の収益モデルを解剖:誰がどう稼いでいるのか?(2025年2月時点)

2025年2月28日

分散型取引所(DEX)の収益モデルを解剖:誰がどう稼いでいるのか?(2025年2月時点)

💱 そもそもDEXってなに?

DEX(分散型取引所)は、中央管理者を介さずにユーザー同士で仮想通貨を直接取引できるプラットフォームのこと。

有名なものに「Uniswap」「SushiSwap」「PancakeSwap」などがあり、2024年を通じて取引高が再び急増しました。

では、そんな“中央がいない”DEXは、いったいどこで収益を上げているのでしょうか?


💸 DEXの主な収益源とは?

実は、DEXの収益モデルは意外とシンプル。主に以下の3つが柱です。

1. スワップ手数料

ユーザーが通貨を交換(スワップ)すると、取引ごとに0.3%前後の手数料が発生。

この手数料は一部がDEXの運営に、残りは**流動性提供者(LP)**へ分配されます。

2. LP手数料からのシェア

Uniswap V3のような設計では、LP手数料から**プロトコルフィー(例:0.05%)**を自動的に差し引いて、DEXの開発チームや運営DAOに流れる仕組みになっています。

3. トークン発行によるインセンティブ

SushiSwapやBalancerなどは、独自のトークンを発行してLPに報酬を付与

この報酬の原資は、トークンの価値や発行量に左右されます。


🧠 誰がどうやって稼いでいるの?

DEXのエコシステムでは、次のようなプレイヤーが収益を得ています:

プレイヤー稼ぎ方
LP(流動性提供者)スワップ手数料の一部を得る(例:年利5〜20%)
DEX開発者・運営DAO手数料のプロトコル分配、ガバナンストークン保有
トレーダー価格差やアービトラージ(裁定取引)で利益を狙う
トークンファーミング参加者運営トークンをステーキングして報酬を得る

つまり、DEX自体が“稼ぐ”のではなく、ユーザーコミュニティ全体で収益を分配している構造になっているのがポイントです。


📉 問題点も?DEXの収益モデルの限界

DEXには魅力的な収益構造がある一方で、以下のような課題も存在します。

  • ガス代高騰(特にETHチェーン)

  • 低流動性ペアのスリッページ問題

  • トークンインフレによる報酬価値の下落

  • スマートコントラクトの脆弱性リスク

最近では、ArbitrumやOptimismなどのL2上のDEXが台頭し、ガス代の負担軽減とUX改善を進めています。


🔍 2025年に注目のDEXは?

2025年2月現在、注目すべきDEXは以下の通り:

DEX名特徴稼げる方法
Uniswap v4Hook機能で収益モデルの柔軟性が増加LP報酬・トークン運用
BalancerカスタムAMMプールトークンインセンティブ付きLP
dYdX v4独自チェーンに移行、取引所収益がDAOへ分配トレード&トークン報酬

特にdYdX v4のモデルは、「中央集権的な取引所に勝るDAO収益分配モデル」として話題になっています。


まとめ:DEXは「稼げる仕組み」そのもの

DEXの強みは、使う人も、作る人も、提供する人も全員が利益を得られるというエコシステム。

ただし、稼げる反面、リスク管理や知識も重要

2025年は、L2の進化やオンチェーン収益の透明性向上で、DEXはさらに使いやすく、魅力的な場所になっていくでしょう!

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