Nintendo Switch2向けに登場した最新作『ドンキーコング バナンザ』。
プレイを始めてからというもの、仕事中も家事中も、頭の片隅は常にドンキーコングでいっぱい――そんな中毒的な面白さがこのゲームにはあります。
この記事では、なぜ『バナンザ』がここまで人を夢中にさせるのか、そしてこれから始める人が押さえておくとさらに楽しめるポイントを、レビューと簡単な攻略の両面から解説します。
地下世界を舞台にした圧倒的破壊アクション
『バナンザ』の最大の特徴は、目に映るほぼすべてを破壊できる点です。
舞台は広大な地下世界。そこに広がる壁、地面、岩、オブジェクトのほとんどが殴打や踏みつけで粉砕可能。ドンキーコングの豪腕によって、地形が一瞬で姿を変える爽快感は、他のアクションゲームではなかなか味わえません。
しかも、この破壊行為にはちゃんとゲーム的なメリットがあります。掘り進めた先で手に入るのはゴールドや化石、宝箱。これらは装備やアイテム、拠点「別荘」の建設資金に。つまり、「破壊するほど得をする」仕組みが常に働いているのです。
「破壊=前進」のシンプルかつ中毒性の高いゲームデザイン
ドンキーコングはマリオのような器用なジャンプアクションキャラではなく、力任せに突き進む豪快さが魅力。
このキャラクター性と「壊しまくることが推奨される」ゲームシステムが見事に噛み合っています。
パンチ3方向(前・上・下)で自在に掘削
スタミナ制限なしで延々と破壊可能
ゴールド回収もワンボタンでサクサク
遊んでいると、まるで自分が地下世界の“頂点捕食者”になったような感覚に。敵も地形も、力でねじ伏せて進む快感が止まりません。
難易度はやや優しめ=誰でもキング・オブ・キングスに
戦闘は基本的に近づいて殴るだけ。
ボス戦でも小細工は不要で、相手の攻撃を多少受けながらでも殴り続ければ勝てる設計です。
そのため、アクションゲームが苦手な人でも、短時間で「無敵感」を味わえるのが大きな魅力。
攻略のコツ:序盤からガンガン掘れ!
せっかくなので、これから始める人向けに簡単な攻略アドバイスも。
序盤はゴールド稼ぎ優先
地形をくまなく掘り、見つけたゴールドは全部回収。早期に装備や服を揃えると後半が楽に。爆発岩は温存せず使う
壁越しの宝箱や敵集団も一気に処理可能。爆発の余波で大量の鉱石を獲得できることも。別荘を早めに建設
回復ポイントが増えるだけでなく、拠点感が生まれてプレイのテンポが向上。
中毒注意報:生活に支障をきたす面白さ
『バナンザ』の危険なところは、ただ破壊しているだけで楽しいため、ストーリーそっちのけで何時間も掘削してしまう点です。
しかもSwitch2の快適なロード速度と高画質によって、破壊→報酬→また破壊…というループが途切れません。
まとめ
『ドンキーコング バナンザ』は、
破壊=報酬のループが生み出す爽快感
ドンキーコングのキャラ性と完璧に噛み合ったゲームデザイン
誰でも味わえる“生態系の頂点”感覚
この三拍子で、あなたの日常を支配してくる危険なタイトルです。
Switch2を手に入れたら、ぜひ地下世界でドンキーコングとともに破壊の限りを尽くしてみてください。
ただし、遊びすぎには要注意――コングの虜になったら、もう抜け出せません。