
勇者と天地雷鳴士を同時に使える時代が来た!?
ドラゴンクエストVII Reimaginedは、単なるグラフィック刷新にとどまらない“再構築”を掲げたリメイク作品だ。
なかでも注目を集めているのが、職業システムの大幅な拡張と、探索と育成を強く結びつける新要素“強モンスター”の存在である。
本記事では、職業かけもちによる新しい戦略性、上級職・マスター職の位置づけ、そしてモンスターの心を巡る新たな育成ループまで、公式情報に基づいて丁寧に整理していく。
多彩な職業がパーティ構築の軸になる
本作では、キャラクターが職業に就くことで呪文や特技を修得し、戦闘スタイルそのものが変化する。
ここまではシリーズ経験者ならおなじみだが、『Reimagined』では職業そのものの捉え方が一段階進化している。
固有の「初期職」が戦い方を決める
主人公や仲間キャラクターは、それぞれ固有の初期職を持った状態で物語が始まる。
この初期職は単なるスタート地点ではなく、序盤の戦術や役割分担に明確な個性を与える設計となっている。
もちろん転職は可能で、成長に応じて基本職へ、さらに条件を満たすことで上級職・マスター職へと道が開かれていく。
上級職・マスター職という“到達点”
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基本職を極めた先には、より専門性の高い上級職が存在する。
そして、複数の上級職を修めた者だけが到達できるのがマスター職だ。
勇者と天地雷鳴士が並び立つ意味
マスター職の中には、シリーズを象徴する勇者、そして強力な呪文と支援能力を併せ持つ天地雷鳴士が含まれている。
これらは単体でも完成度の高い職業だが、本作ではここで終わらない。
新システム「職業かけもち」が戦略を変える

『Reimagined』最大の革新とも言えるのが、職業かけもちシステムだ。
この仕組みにより、キャラクターは複数の職業特性を同時に活かせるようになった。
たとえば、
勇者の安定した攻防性能
天地雷鳴士の呪文・補助能力
これらを一人のキャラクターに集約することも理論上は可能になる。
組み合わせ次第で役割の再定義が起こり、従来の「前衛」「後衛」といった固定観念は大きく揺さぶられる。
職業の選択そのものが、戦略の核心になる設計だ。
フィールドに潜む“強モンスター”とは何者か

石版の導きで訪れる世界には、通常モンスターとは明確に一線を画す強モンスターが出現する。
これらはオーラをまとい、ステータス・行動パターンともに強化された存在だ。
無策で挑めば全滅もあり得るが、討伐に成功すれば特別な報酬が待っている。
モンスターの心が育成の幅を広げる

強モンスターを倒すことで入手できるのが、アクセサリー扱いのモンスターの心だ。
「いどまじんの心」「サイクロプスの心」など、モンスター名を冠した装備には、通常装備では得られない特殊効果が付与される。
これにより、
職業 × 装備 × 心
という三層構造のビルドが成立し、キャラクター育成はさらに奥深いものになる。
無料体験版で見える“再構築”の方向性
配信中の“旅のはじまり先行プレイ版”では、ウッドパルナ地域までの冒険を体験可能だ。
序盤から初期職の特性や、職業システムの方向性を実感できる構成になっている。
セーブデータは製品版へ引き継ぎ可能で、マリベル専用の衣装も入手できるため、体験版とはいえ遊ぶ価値は高い。
なぜ『ドラクエ7』は“職業”と相性がいいのか

ここからは、公式情報を踏まえたうえでの独自視点になる。
『ドラゴンクエストVII』という作品は、もともと時間と積み重ねをテーマにしたRPGだ。
石版を集め、過去の世界を巡り、少しずつ現在を変えていく構造は、短期的な達成感よりも“積層する成長”を重視している。
職業システムも同様で、
「今すぐ強くなる」より
「遠回りしてでも可能性を広げる」
という思想が根底にある。
今回の『Reimagined』では、
職業かけもち
マスター職の明確な到達点化
モンスターの心による個性付け
これらが噛み合うことで、成長の履歴そのものがキャラクターの個性になる設計へと進化している。
勇者になるまでに何を極め、どんな強モンスターを倒し、どの心を装備してきたのか。その過程すべてが、最終的な戦い方を形作る。
だからこそ本作は、攻略効率だけでなく、「どんな旅をしてきたか」を語れるRPGとして再定義されているのだ。
