アニメ好きなら一度は耳にしたであろう、『炎炎ノ消防隊』と『ソウルイーター』の不思議な関係。
「ん?絵がちょっと似てる?」「月が笑ってる!?」「え、あのキャラって子孫なの!?」――そんな風に思った人、正解です。
この記事では、2作品の“繋がりの謎”をわかりやすく&ちょっとおもしろくひも解きながら、
読めばきっと誰かに語りたくなるような豆知識や考察をモリモリ詰め込んでお届けします!
🔥 『炎炎ノ消防隊』とは?〜火と筋肉とヒーロー魂〜
『炎炎ノ消防隊』は2015年から2022年まで連載された、"人体発火×消防士バトル"という異色のダークファンタジー。
街では突然人が「焔ビト」に変異し、炎の怪物となって暴れ出す世界。
主人公の森羅日下部(シンラ)は、空中を蹴って飛べるほどの火力を持つ"悪魔の足"の使い手。
“ヒーローになる”という熱すぎる目標を胸に、仲間と共にこの謎の現象に立ち向かっていきます。
…が!この物語、ただのバトル漫画じゃない。最終的には「世界を創り変える話」にまで発展します。
そしてこの創られた新世界が――なんとあの『ソウルイーター』へと繋がっていくのです…!
☠️ 『ソウルイーター』とは?〜死神と魂とカッコよさの塊〜
2004年から2013年まで連載された『ソウルイーター』は、死神の運営する学校「死武専」が舞台のバトルアクション。
マカとソウルの名コンビを筆頭に、武器と職人たちが「デスサイズ(死神の武器)」を作るため、
悪人の魂99個+魔女の魂1個を狩りにいくというぶっ飛んだ設定が魅力です!
世界観も独特で、笑う月や太陽、奇妙な建築物、アクの強いキャラたちが印象的。
そんな「一度見たら忘れない世界」が、実は『炎炎』のその先にあるとは……誰が予想した!?
🌍 2つの世界はこう繋がっていた!決定的な伏線まとめ
✅ ① 『ソウルイーター』のキャラが『炎炎』最終話に登場
もうこれは完全なる確信犯(いや、確信作者?)。
『炎炎ノ消防隊』最終話、なんと「死神様」「マカ(子ども時代)」「マカの母」「ブラック☆スター」「ソウル=イーター」がチラッと登場!
これは夢?幻?ファンサービス?……いいえ、世界線のバトンタッチです。
最終的に世界を創造したシンラの力によって、死が存在する新たな世界――
つまり『ソウルイーター』の舞台が形作られた、というのが公式の流れ。
✅ ② 太陽と月の“顔”が同じ!
『ソウルイーター』の代名詞とも言える「顔がついて笑ってる月と太陽」。
『炎炎』の終盤でも同じ顔の月が出てきて、「え?デザインのクセ?作者の趣味?」と話題に。
が、それもただの演出じゃなかった!
実は、“死のイメージが月に投影された”結果、あの不気味な笑顔が出現したという設定がちゃんとあります。
つまり、『炎炎』の世界観が『ソウル』の土台になってるってことなんです。
✅ ③ エクスカリバーがまさかの同一人物(?)
『ソウルイーター』で伝説の剣・エクスカリバー、
そして『炎炎』でもアーサー・ボイルの剣が“真エクスカリバー”と名乗る。
しかも、エクスカリバー自身が「相棒の友人は創世神で悪魔で公務員だった」と語るんですよ!
はい、それ全部シンラのことですね!!
この伏線回収の見事さ、震えるレベル。
✅ ④ 最終コマの「NEXT IS SOUL WORLD」
『炎炎』の最終話で、幼いマカが絵本を読み終えたラストカットに――
「NEXT IS SOUL WORLD」の文字が。
もう隠す気ゼロ!公式に「次はソウルの世界にバトン渡しますよ~」と宣言されています。
🧬 キャラの子孫説を考察してみた!この血筋、ホントにあるの?
● シンラ → デス・ザ・キッド
直接の血は繋がっていないものの、シンラが創造した死神が、彼をモデルにキッドを創った。
これはもう、「魂の子孫」と言っていいのでは!?
キッドの性格は繊細すぎて真逆だけど、外見はちゃんとシンラ似。
● インカ → 魔女の始祖?キム・ディール説
「子作り拒否された!魔女になってやる!!」とブチ切れたインカ。
その“魔女宣言”が伏線となって、『ソウルイーター』の魔女文化の始まり説が浮上。
キム・ディールと髪色も似てるし、ピンク髪は遺伝するのか!?
● 紅丸 → ミフネ
見た目は似てないけど、「日本刀使い+常に口に何か咥えてる」という不思議な共通点あり。
紅丸の魂が超絶強かった設定も、ミフネの「魂が普通の99人分」って話とリンクしていて説得力アリ。
● レッカ → ブラック☆スター
星の瞳!ここだけでもうポイント高い。
レッカの「無邪気な外道っぷり」も、ブラック☆スターの破天荒ぶりにどこか通じるものが……?
星族の祖先がレッカ、って仮説はわりとアリ!
🎨 作者・大久保篤が仕込んだ“伏線地獄”
『ソウルイーター』→『ソウルイーターノット!』→『炎炎ノ消防隊』とヒット作を連発してきた大久保篤先生。
実はこの“繋がる世界”は、『炎炎』スタート時から構想していたと言われています。
つまり、連載7年越しの伏線回収という…もはや神業。
📚【まとめ】2作品を一気読みすると世界が“燃え”て“死ぬ”ほど面白い!
出版社も連載誌も違うのに、世界観を繋げてしまった大久保先生、天才すぎます!
『炎炎』を読むと『ソウルイーター』の深みが増し、
『ソウルイーター』を読み返すと「あの月…焔ビトの時代の名残かよ!?」と震えがきます。
2つの作品はそれぞれで完成してるけど、合わせて読むと“1つの大きな物語”になる。
これぞ漫画クロニクルの醍醐味!
🔍【おまけ】ネットの声&さらに深掘りできるトリビアまとめ
・実はアニメ版『炎炎』のOPで「笑う月」がチラ見えしてるシーンがある(完全なる伏線)
・『ソウルイーター』の魔女文化は、“死”がある世界の「自然なカウンターカルチャー」だと考察されている
・作者インタビューで「実はもっと繋がる要素あったけど、泣く泣くカットした」との噂も
・“顔つきの月”は、大久保先生が中学生の頃に描いた漫画にも出てきたという都市伝説あり