「命の使い道」を考えさせられる、ロボット交わる人間ドラマ
7月18日から「蒼穹のファフナー」シリーズを見始めよう!
夏休みが始まりました!毎日少しずつアニメを楽しみたい皆さんに、今回は「蒼穹のファフナー」シリーズをおすすめします。筆者にとって、「蒼穹のファフナー」はお盆に両親の実家やお墓を訪れ、自分の今の目標や故人との思い出を語らうような特別な気分にさせてくれるアニメです。では、その魅力について詳しくご紹介します!
シリーズ概要
「蒼穹のファフナー」は、以下の作品から成り立つ壮大なシリーズです。
- 第1期:全26話
- RIGHT OF LEFT:再生時間56分
- HEAVEN AND EARTH:再生時間94分
- EXODUS:全26話
- THE BEYOND:全12話
- BEHIND THE LINE:再生時間54分
公開順に楽しむべし!
最初に見るべきは第1期です。初めて放送されたのは2004年、監督は羽原信義氏、シリーズ構成は山野辺一記氏で、後半は冲方丁氏が担当。キャラクターデザインは平井久司氏が手掛けており、その描写は現代的かつ写実的で魅力的です。
第1期では、思春期の子供たちが未知の生命体「フェストゥム」と戦う姿が描かれます。彼らの成長とともに、「RIGHT OF LEFT」や劇場版「HEAVEN AND EARTH」も見逃せません。これらはシリーズの理解を深める重要な作品です。
「EXODUS」 - 命の使い道を深く考えさせられる!
筆者が特におすすめするのは「EXODUS」です。この作品は、竜宮島の人々が新たな可能性と出会い、壮絶な戦いを繰り広げる姿を描いています。夏の季節にピッタリな作品で、故人を偲ぶ「お盆」の時期にも重なります。灯篭流しのシーンは特に感動的で、筆者にとっても特別なエピソードです。
シリーズのクライマックス「THE BEYOND」!
「EXODUS」からさらに数年後の世界を描く「THE BEYOND」は、竜宮島の子供たちが大人になる姿やフェストゥムとの最終決戦を描きます。シリーズの集大成として、見逃せない作品です。
最後に見て欲しい「BEHIND THE LINE」
「EXODUS」と「HEAVEN AND EARTH」の間の出来事を描く「BEHIND THE LINE」は、シリーズを追い続けてきたファンにとって最高のご褒美となる1時間です。
音楽も見逃せない!
「蒼穹のファフナー」には、シリーズを支えてきた「angela」とワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団の存在があります。感動的な劇伴と挿入歌が、作品の魅力をさらに引き立てます。特に「EXODUS」の挿入歌「その時、蒼穹へ」や「愛すること」は必聴です。
この夏、「蒼穹のファフナー」を毎日2話ずつ楽しみながら、登場人物たちの「命の使い道」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。シリーズを通して描かれる人間ドラマは、あなたの心に深い感動を与えることでしょう。