ドラマ『フェルマーの料理』8話 あらすじ
パリの繁華街に佇む「K」という名のレストラン。その厨房には、一筋の謎めいた光が差し込んでいた。志尊 淳演じる海が、出店準備のためにいなくなり、料理長の座を高橋文哉演じる岳に託すという予想だにしない出来事が起きた。
いつも活気にあふれ、美食と芸術が交わる「K」。しかし、海の突然の姿消しにより、店は不穏な空気に包まれた。給仕長の寧々(宮澤エマ)も何かを察知したかのように出勤せず、謎めいた影が厨房に立ち込める中、蘭菜(小芝風花)も休みを取りたいと告げる。店は、これまでの陽気さを失い、静まり返ってしまった。
三人の不在により、店を回すこととなったスタッフたちは、未知の舞台に立たされた役者のように心を決めた。しかも、驚くべきことに、「K」の未来は、岳が料理長としてその重責を引き継ぐという運命をたどることになった。それは、海からの書き置きと「K」のスタッフの共感によるものだった。
岳は初めてのシェフ・ド・キュイジーヌの座に戸惑いを感じながらも、彼自身の料理への情熱と「K」への深い愛情が、心の支えとなっていた。彼は海の思いを胸に、パリの舞台裏で「K」を守るべく奮闘することを決意する。
ドラマ『フェルマーの料理』8話の視聴率
視聴率:4.9 %
ドラマ『フェルマーの料理』8話 ネタバレ
パリの舞台裏
店を守るため、そして「K」の未来を切り開くため、料理長の岳が立ち上がる!
岳の華麗なる舞台裏
「K」の料理長である岳は、海からの任務を引き受け、書き置きとスタッフの総意により料理長の職務を担うことになった。岳は「K」を守るために奮闘するが、寧々と蘭菜の不在により、店には大きな変化が訪れる。
謎の西門理事長の登場
一方で、店の実態は出資者によって経営されていたことが判明。そこで登場するのが、西門理事長(及川光博)だ。彼は海の持つ海の秘密を知っており、経営権の譲渡を要求する。
海の過去と味覚の試練
そして、海の過去が浮かび上がる。彼は10歳の頃、フランスの孤児だった。渋谷は海の味覚才能を認め、シェフとして育てたが、3年前に味覚障害を発症。淡島医師によれば、脳の一部に腫瘍ができており、手術が難しい状況だと告げられる。