ドラマ『下剋上球児』4話 あらすじ
いよいよ、甲子園予選1回戦の日がやってきました! 舞台は越山高校と、昨年夏の大会で一回戦で敗退した多気高校との激闘です。甲子園に向けて燃える青春の日々が、その瞬間に集約されようとしていました。監督の横田(演じるのは生瀬勝久)が隠れ蓑に副部長として指揮を執ることになり、この大会を最後に教師を辞めることを決意してベンチ入りしていた南雲(鈴木亮平)は、その意気込みをベンチからも感じさせています。
エースの翔(中沢元紀)をはじめ、久我原(橘優輝)、楡(生田俊平)など、1年生の活躍が冴えわたり、越山高校はまさに勢いに乗っていました。試合は、多気高校に対する越山高校のペースの展開となり、観客たちはその熱い瞬間を楽しむことができました。感嘆符があっても足りないほどの興奮が、甲子園予選のこの瞬間に漲っていました!
一方、南雲の私生活にもドラマが広がっていました。美香(井川遥)は、南雲を残し、子どもたちと東京へ行くことを決意しました。しかし、事情を知らない息子の青空(番家天嵩)は、東京行きに難色を示していました。
ドラマ『下剋上球児』4話の視聴率
視聴率:8.0 %
ドラマ『下剋上球児』4話 ネタバレ
闘志の翼 - 甲子園の誇り
物語は、越山高校野球部のエースピッチャー、翔(中沢元紀)を中心に繰り広げられます。1年生の久我原(橘優輝)や楡(生田俊平)も大活躍し、チームは試合を有利に進めていきます。しかし、先制1点を取った越山高校は中盤で逆転され、1−2で追いかける展開に。最後の攻撃は犬塚が担当し、大きなあたりを放つものの、外野のファインプレーで捕球され、悔しい敗戦となりました。
一方、主将の日沖(菅生新樹)の弟で、中学時代に正捕手の経験がある日沖壮磨(小林虎之介)は、兄が試合に出ないことに疑問を抱き、校長に直談判。しかし、日沖は過去の騒動を起こした責任をとり、試合に出場しない選択をしました。試合終了後、越山の選手たちはコールド負けではなく、9回の最後まで試合ができたことを喜び、団結の力を感じました。
最後の挨拶では、涙を流す日沖が、最初は自分ひとりしかいなかった野球部なのに、多くの仲間が入部してくれたことに感謝を述べました。南雲もまた、怖いもの知らずで戦う選手たちを見て胸が熱くなり、多くのことを教えてもらったと感動を伝えました。そして、南雲は野球部から退くことと教員を辞めることを選手たちに告げました。
物語は続き、日沖の弟である日沖壮磨(小林虎之介)が野球部に入部することを宣言しました。兄が試合に出なかったことに悔しい涙を流し、自分が入部して勝利に導くと誓います。一方、美香(井川遥)は子供たちを連れて一年間だけ東京へ行く決意を固めていますが、息子の青空(番家天嵩)はこの決断に反発します。美香の父は、南雲の不正が公になれば、青空が苦しい目に合うことを懸念していますが、青空は両親の離婚を心配しています。