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【新機動戦記ガンダムW新連載】ヒイロ再始動!PREVENTER-7で描かれる“その後”の物語とは

【新機動戦記ガンダムW新連載】ヒイロ再始動!PREVENTER-7で描かれる“その後”の物語とは

かつて“少年たちが戦った意味”を描ききった名作『新機動戦記ガンダムW』。その世界が、30年の時を経て新たなステージへ──。

2025年8月26日発売の「月刊ガンダムエース10月号」(KADOKAWA)にて、新連載『新機動戦記ガンダムW 0.5POINT HALF PREVENTER-7』がスタートしました!

主役はもちろん、あのヒイロ・ユイ。

そして舞台はA.C.197、戦争終結から1年後の世界です。

今作では、“戦士のその後”を描く大人の群像劇が展開されます。単なる懐古では終わらない、「今だからこそ描けるガンダムW」に、ファンの期待が高まっています!

ガンダムW30周年でついに始動──「PREVENTER-7」とは?

今作の舞台は、エピローグ的存在だった『Endless Waltz』の1年後。平和が訪れたはずのA.C.197で、元ガンダムパイロットたちは“火消し”部隊・PREVENTER(プリベンター)として再始動します。

PREVENTERとは、戦争の火種を未然に消すことを使命とする非正規組織。

つまり、「戦いのない世界を維持するための最後の砦」とも言える存在です。

今作では、ヒイロ・ユイを中心に、彼らが新たに直面する任務と、戦争では語りきれなかった内面の変化が掘り下げられていくのです。

そしてタイトルにある「0.5POINT HALF」とは、“本編と完結編の間にあった物語”という意味合いが含まれていると考えられます。

原作脚本・隅沢克之 × 作画・あさぎ桜──信頼の布陣が復活!

『新機動戦記ガンダムW』本編でシリーズ構成・脚本を担当した隅沢克之氏が、今作でも再びペンを執ります。

ガンダムWの世界観を誰よりも理解している彼だからこそ描ける“空白の時間”──それがPREVENTER-7です。

作画は『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』などを手がけたあさぎ桜氏。繊細でエモーショナルな描写が得意な作家であり、美麗かつ凛としたヒイロたちを現代の読者にも違和感なく届けてくれます。

ファンからは「この2人が描くなら間違いない!」と、すでに高評価の声も多数上がっています。

ヒイロ・ユイは今──「プリベンター」という新たな戦いの形

かつて自らの命と引き換えに“平和”を選び取ったヒイロ・ユイ。

今作では、そのヒイロが“平和を守る者”としてどう生きるのかが、物語の核心にあります。

PREVENTERでの任務は、かつての戦場よりも複雑で、しばしば道徳的ジレンマを伴います。ヒイロがかつてのように「撃つか撃たないか」では解決できない局面に立たされたとき、彼は何を選ぶのか。

兵士ではなく、ひとりの人間としてのヒイロ・ユイが、初めて本当の「選択」を迫られる──

そんなドラマが待っていそうです。

30周年記念ブックも同梱!緑川光ら豪華座談会も収録

【新機動戦記ガンダムW新連載】ヒイロ再始動!PREVENTER-7で描かれる“その後”の物語とは

新連載のスタートに合わせて、今号には「ガンダムW 30周年記念ブック」が別冊として付属!

内容は、原作脚本・隅沢克之氏、作画・あさぎ桜氏、そしてヒイロ・ユイ役の声優緑川光さんによる特別座談会。

キャラクターへの想いや、今作の制作秘話など、“作り手たちのリアル”が語られています。

その他、ガンダムWの30年の歴史を振り返る年表や、イラストギャラリーなど、ファン垂涎の内容が詰まった永久保存版です!

今からでも間に合う!ガンダムWの基礎知識をおさらい

「ガンダムWって昔観たけど忘れた…」という方、あるいは「名前は知ってるけどちゃんとは観てない」という方も安心。

PREVENTER-7を読むにあたって、以下の3点を抑えておけばバッチリです!

✔ ガンダムWとは?

  • 1995年放送のテレビアニメ。5人の少年パイロットが地球圏統一連合と戦う物語。

  • キャラクター重視&シリアスな政治ドラマが人気を博した。

✔ Endless Waltzとは?

  • 1997年公開のOVA作品で、テレビシリーズの完結編。

  • ガンダムのデザインが一新され、“羽の生えたウイングゼロ”が登場。

✔ PREVENTERってどんな組織?

  • 地球圏統一国家の下で暗躍する独立諜報機関。

  • ヒイロ、デュオ、トロワ、カトル、五飛の5人もそれぞれ関与。

🔍PREVENTERという存在が映す“戦後”の現実とは?

PREVENTERという言葉には、“未然に防ぐ者”という意味があります。

戦後の社会において、軍や武力を持たずに平和を維持する──その理想は美しくも、現実は決して単純ではありません。

本作では、武器を捨てた元兵士たちが、“言葉”や“交渉”や“潜入捜査”という形で再び戦いに身を投じます。

それは「武力によらない戦争」のようなものであり、皮肉にもかつての戦場よりも苦しいかもしれません。

また、PREVENTERはフィクションながら、現代の国際情勢やテロ対策、サイバー戦争にも通じるテーマ性を持っています。

“平和の維持”という名のもとに、個人がどこまで犠牲を払うべきか。その問いがヒイロたちに突きつけられるのです。

戦争は終わった。でも、それで人生が終わるわけではない。

「その後」を描くこの新連載は、単なる続編以上の価値を持っています。

✨30年の時を超えて、再び動き出す「少年たちの物語」

『新機動戦記ガンダムW 0.5POINT HALF PREVENTER-7』は、懐かしさだけでは語れない、“今だからこそ必要な物語”です。

  • あのヒイロが何を思い、どう動くのか。
  • 平和を維持することの難しさと、その意義。
  • 戦い終えた者たちの“その後”の人生。

これらが丁寧に描かれる本作は、間違いなく大人になった今こそ読むべき「ガンダムW」でしょう。

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