ドラマ『春になったら』第6話
ドラマ『春になったら』6話 あらすじ
一馬(濱田岳)との婚約を解消した瞳(奈緒)に異変が!? 雅彦(木梨憲武)は自ら幸せを手放そうとする瞳の姿にやりきれず、これから訪れる別れにも寂しさがこみあげて…
「私はかず君とは結婚しない!」――自分たち父娘のせいで一馬(濱田岳)が芸人をやめ、それに反発した龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた瞳(奈緒)は、一馬との結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。
同じ頃、人生ノートを書き終えた雅彦(木梨憲武)は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野(光石研)に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが…。一方で、日に日に症状が悪化していることから、これ以上は隠し通せないと、中井(矢柴俊博)と加賀谷(葵揚)に自分が末期の膵臓(すいぞう)がんであることを告白。治療は受けないという雅彦の強い覚悟に、2人は言葉を失う。
一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心はどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。雅彦もまた、瞳と一馬の結婚が破談になったと聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず、もやもやした気持ちを抱えたまま日増しに強くなる痛みと闘っていた。
そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸(深澤辰哉)が、突然、椎名家を訪ねてくる。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせていつも通り助産院へ向かうが…。
新たな一歩を踏み出す瞳。幸せとの闘い、そして別れの涙が交錯する中、彼女の未来はどう変わっていくのか。
ドラマ『春になったら』6話 視聴率
視聴率:5.2%
ドラマ『春になったら』6話ストーリー・ネタバレ
瞳の新たな一歩!幸せとの闘い、そして別れの涙
2012年3月25日。春の陽気が広がる中、瞳は17歳の誕生日を迎えていた。雅彦はサプライズの誕生日会を計画し、心を弾ませていたが、瞳は友達とのカラオケに行くと告げ、雅彦を置き去りにしてしまう。用意されたケーキが寂しげにそびえる中、物語は新たな局面へと進展する。
カズマルくんの理解と瞳の決断
瞳は結婚を決意した相手である一馬(濱田岳)に、やりたいことリストの「お父さんにかず君との結婚を認めてもらう」を消すことを伝える。一馬は、瞳が結婚に迷っていることを理解し、「結婚はまだ早い」と瞳の気持ちを汲み取る。一馬は大切なことを後回しにしたり、忘れたりすることの重要性を語り、結婚の話を保留することを提案する。
ウエディングプランナーの怒りと助産院での葛藤
一方で、ウエディングプランナーの黒沢は瞳の再々のキャンセルに怒りっぽく反応し、森野からは「キャパ狭すぎ」と指摘される。同時に、亜弥の両親は助産院を訪れ、出産に納得できない悩みを抱えていることが明らかになる。節子は両親を説得し、立ち会いを許可する。
雅彦の複雑な心情と告白
雅彦は人生ノートを書き上げ、阿波野の診療を受けながら、進行中のガンに直面していることを実感する。瞳との別れが寂しく感じ、延命治療の可能性を問う。中井と加賀屋に末期のすい臓がんであることを告げ、ふたりはショックを受ける。同僚の大沢の例を挙げ、雅彦は縛られた余命ではなく、自分らしい終わりを迎えたいと語る。
一馬と岸の複雑な心情
一馬は瞳からの婚約破棄を受け入れ、心の中で葛藤する。同時に、岸は瞳が結婚式をキャンセルしたことを知り、慌てて椎名家を訪れる。岸は瞳を気遣い、彼女を励ます言葉をかける。瞳は岸の優しさに触れ、涙を流す。岸は瞳に手を添え、「ありがとう」という言葉をかける。
一馬と岸の約束と瞳の退院パーティー
一馬と岸は偶然出会い、一馬は瞳のことを心から頼み、岸に彼女を支えてほしいと涙ながらに語る。岸は約束し、瞳の友達であり続けることを誓う。瞳の退院後、雅彦の声かけで集まった友達と共に、感動的な退院パーティーが開催される。手巻き寿司で祝福し、和やかなひとときを過ごす。
意外な結末と瞳の新たなスタート
パーティーの終わりに岸は、瞳の婚約解消について言及し、「やっぱり瞳はカズマルくんが好きなんだな」と感じる。岸もまた、瞳とカズマルの幸せを応援する心情に変化する。美奈子は岸に「ずっと友達でいてね」と語りかけ、新たなスタートを迎える瞳の前途に期待が膨らむ。
瞳の新たな決断と和やかな家族のひととき
瞳はストレスから倒れ、入院することになるが、その際には岸や美奈子らが瞳を心配し、お見舞いに訪れる。退院が決定した際、雅彦は瞳の「やりたいことリスト」を見つめ、自らの思いに向き合う。家に戻った瞳は岸や美奈子、まきと共に、雅彦の声かけで集まった友達と共に、新たなスタートを切ることを決意する。手巻き寿司を囲み、和やかなひとときを過ごす一同。雅彦は「やりたいことリスト」に書かれた「お父さんにかず君との結婚を認めてもらう」に改めて向き合い、瞳の幸せを願い始める。
ドラマ『春になったら』6話 みんなの感想・レビュー・評価
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1. 感動の嵐!瞳の複雑な心情にグッときた!
物語の中で繰り広げられる瞳の感情の揺れが素晴らしかったです。彼女の複雑な心情に胸が締め付けられ、涙が止まりませんでした。登場人物たちの細やかな感情表現が、視聴者に共感を呼び起こしました。
2. 雅彦のストーリーに感動の嵐!
雅彦の生きる意味を探す姿勢に、心から感動しました。彼の病気との向き合い方や人生ノートの存在が、物語に深みを与えています。感動と共に、人生の尊さを改めて考えさせられました。
3. 友情の約束が涙を誘う!
一馬と岸が瞳のために誓った約束のシーンが、胸を打ちました。友情と約束の力強さがストレートに伝わり、感動の嵐が押し寄せました。物語の結末には、心が温かく包まれた気持ちになりました。
4. 瞳の成長が感じられ、感慨深い!
瞳が過去の葛藤から抜け出し、新たなスタートを切る姿勢に感激しました。彼女の成長がじんわりと伝わり、視聴者としては彼女の未来に対する期待と喜びが湧き上がりました。感慨深いエピソードでした。
5. 絆の温かさに心打たれた!
家族や友達とのふれあいが描かれた場面で、絆の温かさに心が打たれました。手巻き寿司を囲んでのほっこりとしたひとときが、視聴者にも優しい温もりをもたらしました。感動の余韻が長く残る素晴らしいドラマでした。
ドラマ『春になったら』6話 見どころ
1. 瞳の複雑な心情の描写
瞳が結婚を迷い、一馬との婚約を解消する過程で、彼女の複雑な感情が丹念に描かれています。一馬との関係だけでなく、雅彦との絆や病気との向き合い方も緻密に描かれ、登場人物たちの深い心情が感じられます。
2. 雅彦の生きる意味の模索
雅彦のガンと向き合いながら、人生ノートを書く姿勢が感動的です。彼の心の葛藤や終末期の現実と向き合う姿勢が、視聴者に深い感銘を与えます。物語が進むにつれ、雅彦の人間ドラマがより際立ってきます。
3. 友情と約束のテーマ
一馬と岸が瞳のために心から約束する場面が感動的です。友情と約束のテーマが物語を締めくくり、視聴者に感動を呼び起こします。瞳の新たなスタートに向けた仲間たちの支えが、希望と温かさを与えます。
4. 瞳の成長と新たな決断
瞳が自らの気持ちと向き合い、新たなスタートを切る姿勢が魅力的です。彼女の成長が感じられ、過去の葛藤から抜け出す決意に、視聴者は感情移入せざるを得ません。物語の中での瞳の変化が見どころの一つです。
5. 家族や友達との絆の描写
退院パーティーでの家族や友達とのふれあいが、心温まる場面となっています。手巻き寿司で祝福し、笑顔あふれるひとときが、家族や友情の尊さを改めて感じさせます。物語全体を通じて、絆の大切さが描かれています。