
Snow Manの中でも、身体表現を軸に強い存在感を放つメンバーとして知られる岩本照。
ダンスやアクロバットといったフィジカルを生かしたパフォーマンスで注目を集めてきた一方、近年は舞台や映像作品を通じて、表現の幅を少しずつ広げている印象がある。
2026年9月から10月にかけて上演されるミュージカル『タイムトラベラーズ・ワイフ』で、岩本は主演として舞台に立つ。なぜ今、彼は“舞台”という場所で、一人の人物の人生を丁寧に描く役に挑むのか。現在の活動と重ねながら、その理由を見ていく。
身体表現を強みにしてきたこれまで
岩本照といえば、Snow Manのパフォーマンスにおいて、動きの大きさや安定感で目を引く存在だ。鍛え上げられた身体を生かしたダンスは、グループの楽曲やステージ構成の中でも重要な要素の一つとして機能してきた。
一方で、近年は「動くこと」そのものよりも、役として舞台上に立ち続けることが求められる現場に足を踏み入れている。
舞台や映像作品では、派手な動きがない時間も含めて、その人物として存在し続ける力が問われる。岩本が挑戦しているのは、そうした“止まっている時間”をどう成立させるか、という表現でもある。
時間に翻弄される男・ヘンリーという役

ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」は、オードリー・ニッフェネガーによる同名小説を原作とする作品だ。
映画版は邦題「きみがぼくを見つけた日」として知られ、物語の核には“時間”と“愛”という普遍的なテーマが据えられている。
岩本が演じるヘンリーは、自身の意思とは関係なく、突然過去や未来へ移動してしまう体質を持つ男性。
行き先もタイミングも選べず、いつ“戻ってくる”のかも分からない。特別な力を持つヒーローではなく、むしろ不安定さを抱えた存在として描かれる人物だ。
そのヘンリーが、妻クレアとの関係を通して、人を想い続けることの難しさと尊さに向き合っていく。感情の起伏を大きく表現するというより、どうにもならない状況を受け止めながら生きる姿を積み重ねていく役どころと言える。
共演者と演出が引き出す人物像
ヘンリーの妻クレアを演じるのは、舞台を中心に活躍を続ける和希そら。
感情の揺れを丁寧に描く芝居に定評があり、岩本にとっても、呼吸を合わせながら役を深めていく相手となる。
また、日本版上演台本と演出を担当するのはウォーリー木下。
時間という目に見えない概念を舞台上でどう表現するかは、この作品の大きな見どころの一つだ。舞台ならではの構造が、俳優一人ひとりの存在感を際立たせることになる。
「まだ分からない」と語る姿勢
上演決定に際し、岩本は次のようにコメントしている。
「これから稽古を通じてどんな風に仕上がっていくのか自分もまだわからないので、とてもワクワクしています。観に来てくださる皆様を時空旅行にお連れできるのを楽しみにしています」
完成形が見えていないことを、そのまま言葉にしている点が印象的だ。結果を断言するのではなく、過程そのものに向き合おうとする姿勢が、この作品への取り組み方を物語っている。
新しい劇場で迎える節目
本作は、東京・EX THEATER ARIAKEのオープニングラインナップの一つとして、2026年9月に東京、10月に大阪で上演される。
新劇場、日本初演の作品、主演という立場。環境が大きく変わるタイミングで舞台に立つことは、岩本にとって一つの節目となる。
岩本照と「時間の物語」が重なる理由
時間を扱う物語は、常に「選択」と「積み重ね」を問いかけてくる。過去をやり直すことができないからこそ、今の行動に意味が生まれる。
岩本照もまた、アイドルとして、表現者として、限られた時間の中で経験を重ねてきた。
その歩みが、この作品のテーマと静かに重なって見えるのは自然なことだろう。
ミュージカル「タイムトラベラーズ・ワイフ」で描かれるのは、運命を思い通りに操る物語ではない。
不確かな状況の中で、それでも誰かを想い続ける姿だ。
身体表現を強みにしてきた岩本が、物語そのものを背負う役にどう向き合うのか。
その過程と結果を見届けることが、この舞台を観る大きな価値になりそうだ。
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