氷上で築いた本田真凜の軌跡
2001年8月21日、京都に生まれた本田真凜さん。
2歳からスケートを始め、2016年の世界ジュニア選手権で優勝。以降、華のあるスケーティングと豊かな表現力で世界中の観客を魅了してきました。氷上では凜とした眼差しで演技に挑みながらも、リンクを離れればチャーミングな笑顔と愛らしさで人気を集め、女子アスリートとしては異例のInstagramフォロワー130万人超という影響力を持つ存在に。
2024年、現役引退と新たな決断
2024年1月に現役引退を発表した本田さんは、その後プロフィギュアスケーターへと転向。
アイスショーを中心に活動し、6〜7月には「Ice Brave」に出演しました。華やかな舞台で魅せる姿は健在で、氷上で培った表現力がさらに成熟していることを証明しました。
さらに9月には、女優として初めて映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』に出演。スポーツ界にとどまらず、エンターテインメントの世界でも新しい挑戦を始めています。
24歳で挑んだ写真集『MARIN』の世界
そんな彼女が24歳の誕生日に刊行したのが、1st写真集『MARIN』。
タイトルには「夏生まれの自分らしさを表現したい」という思いが込められており、撮影地に選ばれたのは台湾・台中と高雄。幼い頃からアイスショーや試合で訪れた思い出の地でもあります。
写真集には、街を散歩するように自然体で撮影されたリラックスしたカットから、海辺やプールサイドでのドラマティックなシーン、バレエスタジオで舞う姿、ホテルの一室で見せた艶やかな表情まで――氷上とはまるで違う素顔が詰まっています。
少女のような透明感と、大人の女性としての凜とした美しさ。その両面を同時に感じられるのが『MARIN』最大の魅力といえるでしょう。
女優デビュー作にも期待高まる
2025年9月に公開予定の映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』は、本田さんにとって初めての本格的な演技挑戦。スケーターとして培った表現力が、映像作品でどのように花開くのか注目が集まっています。
アスリートから表現者へ――彼女の新たなキャリアは、ファンだけでなく幅広い層から関心を呼びそうです。
キャンペーン情報：直筆サイン入りインスタント写真が当たる！
現在、写真集『MARIN』の発売を記念して、直筆サイン入りインスタント写真が当たるキャンペーンが実施中です。
期間：2025年8月21日〜9月3日
応募方法：対象作品を購入し、専用フォームから応募
当選人数：5名
写真集と合わせて、本田真凜さんの“今”を手元に残すチャンスです。
現役引退後も立ち止まることなく、プロスケーター、写真集、そして女優業と、新たな舞台に次々と挑戦を続ける本田真凜さん。
『MARIN』はその第一歩を象徴するような作品であり、彼女の多面的な魅力を鮮明に映し出しています。24歳を迎えた本田真凜さんが、今後どんな姿を見せてくれるのか――ファンならずとも目が離せません。
アスリートのセカンドキャリアと本田真凜の未来
フィギュアスケートの世界では、選手寿命が比較的短いといわれます。体力や表現力のピークが限られているため、多くの選手が10代後半から20代前半で引退を迎えます。その後のキャリアは人によってさまざまで、指導者や解説者になる人もいれば、アイスショーやエンターテインメントの世界へ進む人もいます。
本田真凜さんの場合、彼女自身が持つ「表現者としての資質」と「ビジュアル的な魅力」が、引退後の活動の幅を広げています。InstagramをはじめとするSNSでの発信力は、彼女の存在をリンクの外にも広げ、多くのファンを惹きつけてきました。現役時代から培った“見せる力”が、そのまま次のフィールドに直結しているのです。
今回の写真集『MARIN』は、その象徴ともいえる作品です。スポーツ選手の一面を脱ぎ捨て、大人の女性としての感情や表情を切り取ったカットは、単なる記念写真集にとどまらず、彼女のキャリア転換を強く印象づけています。さらに映画出演という新しい挑戦は、彼女が“演じること”に可能性を見いだしている証拠でしょう。
また、アスリート出身の表現者には、独自の強みがあります。鍛え抜かれた身体のしなやかさ、集中力や精神力、そして舞台で観客を惹きつける経験。それらが女優業やアーティスト活動にも活かされるのです。フィギュアで魅せた「音楽を体現する表現力」は、映像作品や写真表現にも自然とつながっていくのではないでしょうか。
SNS時代の今、ファンとの距離感の近さも彼女の強みです。Instagramでの発信は130万人以上のフォロワーに届き、写真集や映画のプロモーション効果も絶大。これまで「リンクで観る存在」だった本田真凜さんが、より身近に感じられる存在へと変わりつつあります。
将来的には、アイスショーや映画に限らず、テレビやファッションの世界でも活躍の幅を広げる可能性が高いでしょう。フィギュアスケーター出身というバックグラウンドを活かしつつ、アスリートを超えた“表現者・本田真凜”としての地位を築いていくのではないかと期待されます。
『MARIN』を手に取ることは、彼女のこれまでとこれからを一冊に閉じ込めた記録を手に入れることでもあります。氷上で培った輝きが、今度は新たな舞台でどんな光を放つのか。24歳を迎えた本田真凜さんの物語は、まだ始まったばかりです。
