
2026年4月13日リリース、5作目が示す“次のフェーズ”
IMP.が5thシングル「INVADER」を2026年4月13日(月)にリリースする。
タイトルに掲げられた“侵略者”という言葉、そして宇宙空間を思わせるビジュアルコンセプト。今作はインパクト重視の一枚というだけでなく、グループの現在地を示す重要な節目と位置づけられる作品だ。
デビュー以降、ダンスパフォーマンスを軸に多彩な楽曲を発表してきたIMP.。その積み重ねの延長線上にあるのが、この「INVADER」である。
「INVADER」収録内容と形態の違い

本作は3形態で発売される。
通常盤
- INVADER
- STRANGER
- Wolf Swag
- Love in love
初回生産限定盤A
- INVADER
- STRANGER
- Dancin’ In My Head
Blu-ray:INVADER(Music Video)Behind The Scenes
初回生産限定盤B
- INVADER
- STRANGER
- Magic
Blu-ray:INVADER CD Jacket / Booklet Behind The Scenes
全形態に共通して収録される「STRANGER」は、基俊介がトリプル主演の一人を務める、日本テレビ系ドラマぴーすおぶせーふのエンディング主題歌。ドラマは2026年3月10日(火)放送開始で、楽曲は2026年3月9日(月)に先行配信されている。
シングル発売前に主題歌を届ける流れは、作品世界と楽曲を先に結びつける構成だ。
「INVADER」と「STRANGER」が並ぶ意味

“侵略者”と“異邦人”。
この2語が並ぶことで浮かび上がるのは、「外から来た存在が場を変えていく」という構図だ。
ただし、これをグループの公式メッセージとして断定することはできない。あくまで楽曲タイトルから読み取れる印象だが、IMP.が歩んできたキャリアを重ねると、象徴的な並びに見える。
IMP.はデビュー当初から高いダンススキルを前面に打ち出してきた。パフォーマンス重視の姿勢は一貫している。その上で、シングルごとにサウンドや世界観を広げてきた流れがある。
「INVADER」は、その延長線上にある“拡張型”の作品と捉えることができる。
歴代シングルから見る変化の方向性
具体的な作品名を挙げると長くなるが、これまでのシングルでは以下の傾向が見られた。
- ダンスビートを軸にしたアグレッシブな楽曲
- ストリート色を感じさせるサウンド
- エモーショナルな表情を見せるミディアムテンポ曲
こうした振り幅を経て、5作目で提示されたのが宇宙的ビジュアルと“INVADER”という強いワードである。
ここで重要なのは、方向転換というよりも段階的な拡張に近い点だ。突然の変化ではなく、これまでの延長線上にある進化として成立している。
ビジュアル戦略と世界観構築
今回公開されたジャケット写真は、宇宙空間を思わせるビジュアルが特徴的だ。無重力のような空間演出は、既存の枠に縛られないイメージを想起させる。
また、初回限定盤にはMVやジャケット撮影のビハインド映像が収録されている。制作過程を可視化する構成は、コンセプトをより立体的に伝える役割を持つ。
作品そのものだけでなく、制作背景まで含めて提示する設計は、近年の音楽リリースにおけるトレンドとも合致している。
IMP.の“侵略”は拡張のメタファーか
“侵略”という言葉は刺激的だが、音楽においては必ずしも攻撃性だけを意味しない。新しい価値観を提示し、既存の空気を塗り替えていく姿勢の比喩として機能する場合もある。
IMP.はこれまで、ダンスパフォーマンスを武器に着実にステージを重ねてきたグループだ。ライブや映像作品を通じて、身体性の高さを提示してきた。その積み重ねがあるからこそ、「INVADER」というタイトルが単なる挑発ではなく、到達点の一つとして成立している。
さらに「STRANGER」という楽曲が並ぶことで、“外から来た存在が物語を動かす”という構図が補強される。ドラマ主題歌という役割を持つ楽曲と、シングルの表題曲が並ぶことは、作品全体の物語性を強める効果を生んでいる。
今後のライブ演出で宇宙コンセプトがどのように展開されるのか、そしてパフォーマンスで“INVADER”をどう体現するのか。そこまで含めて、この5thシングルは一つの通過点になる可能性がある。
IMP.はなぜ“侵略者”になったのか。
その答えは単純ではないが、これまでの積み重ねの先に自然と現れたテーマである、と考えることはできるだろう。
5作目「INVADER」は、グループの現在地を示すと同時に、次の展開への起点となる一枚だ。




