映画館で涙した人も、見逃してしまった人も必見。永野芽郁主演、大泉洋共演の映画『かくかくしかじか』が、2025年12月24日にBlu-ray&DVDとして発売されます。
しかも豪華版には、2時間30分を超える大ボリュームの特典映像を収録。公開時には語られなかった制作の裏側まで堪能できる仕様です。
『かくかくしかじか』とは?
原作は、『東京タラレバ娘』『海月姫』などで知られる漫画家・東村アキコが、自らの青春時代と恩師との日々を描いた自伝的作品。2015年には「マンガ大賞」を受賞し、漫画ファンからは“涙なしでは読めない名作”として支持され続けてきました。
映像化の話は過去にも浮上していましたが、東村本人が「完璧な形では難しい」として見送ってきた経緯があります。しかし、今回主演を務める永野芽郁と大泉洋の存在が後押しとなり、ついに映画化が実現。東村自身が脚本に参加し、自らの物語をスクリーンに託しました。
永野芽郁と大泉洋の演技が物語を動かす
主人公・明子を演じるのは、映画・ドラマに引っ張りだこの永野芽郁。ぐうたらながらも漫画家を夢見る等身大の高校生を、等身大のまま体現しています。
一方、彼女を叱咤激励する美術教師・日高先生役は大泉洋。優しさと厳しさを併せ持つ存在感で、原作ファンのイメージを裏切らない“師”を見事に演じました。
舞台は東村の故郷・宮崎をはじめ、石川・東京の3都市。約9年間にわたる師弟関係の濃密な時間が、情景豊かに映し出されます。監督は『地獄の花園』の関和亮。原作のコミカルさと情感のバランスを保ちながら、観る者の心に突き刺さる青春映画へと昇華させています。
豪華版Blu-ray&DVDの注目ポイント
今回のソフト化では「豪華版」と「通常版」の2種類が登場。特に豪華版は、映画ファンにとって見逃せない仕様です。
映像特典は150分以上!
メイキング、永野芽郁&大泉洋のスペシャルインタビュー、イベント映像集、主題歌映像、予告編集、CM集まで網羅。封入特典が充実
劇中に登場した絵画を再現したポストカードセット、未公開カット多数のフォトブック付き。
つまり「本編をもう一度観る」だけでなく、作品の裏側を知り、あの世界を立体的に味わえるパッケージになっているのです。
東村アキコからのメッセージ

Yahoo!ニュース
原作者・脚本家でもある東村アキコは次のようにコメントしています。
「素晴らしい絵がたくさん出てくるので、Blu-rayやDVDでは一時停止して“絵画鑑賞”のように楽しんでほしい」
原作でも重要だった“絵”の力は、映画でも見どころのひとつ。配信視聴では見逃してしまうディテールを、ソフト版ではじっくり堪能できそうです。
主題歌と音楽が彩る物語
主題歌は、グローバルに活躍するユニット・MISAMOの「Message」。青春と別れをテーマにした作品を温かく包み込む楽曲で、エンドロールを聴きながら涙する観客も少なくありませんでした。
音楽は宗形勇輝が担当し、物語の抒情性をさらに引き立てています。
まとめ:Blu-ray&DVDで広がる『かくかくしかじか』の魅力
発売日:2025年12月24日
豪華版には2時間半超の特典映像+ポストカード&フォトブック
永野芽郁&大泉洋の共演でしか成立しなかった師弟物語
映画館で体験した感動をもう一度味わうのはもちろん、まだ観ていない人にとっても“完全版”で作品世界に触れられる絶好の機会です。
東村アキコ作品と映像化の壁
東村作品は、日常のユーモアと胸を打つ人間ドラマの両立が魅力です。しかし、その空気感を映像で再現するのは至難の業。『かくかくしかじか』は特に東村自身の人生を描いているため、映像化が難しいと言われ続けてきました。
今回映画化が実現した背景には、俳優として幅広い表現力を持つ永野芽郁と、コミカルからシリアスまで自在に演じ分ける大泉洋の存在があります。二人が揃ったことで、初めて“理想の明子と日高先生”が形になったのです。
さらにBlu-ray&DVDでは、映画館では一瞬で過ぎ去ったシーンを何度も見返せる強みがあります。絵画の筆致や俳優の細やかな表情、監督の演出意図まで、視聴者自身が深掘りできる。まさに「自宅で育つもう一つの感動」と言えるでしょう。
永野芽郁×大泉洋『かくかくしかじか』Blu-ray&DVD化決定!豪華版は映像特典2時間半超え
映画館で涙した人も、見逃してしまった人も必見。永野芽郁主演、大泉洋共演の映画『かくかくしかじか』が、2025年12月24日にBlu-ray&DVDとして発売されます。 しかも豪華版には、2時間30分を超える大ボリュームの特典映像を収録。公開時には語られなかった制作の裏側まで堪能できる仕様です。 『かくかくしかじか』とは? 原作は、『東京タラレバ娘』『海月姫』などで知られる漫画家・東村アキコが、自らの青春時代と恩師との日々を描いた自伝的作品。2015年には「マンガ大賞」を受賞し、漫画ファンからは“涙なしでは
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映画「かくかくしかじか」興行収入・動員数を徹底調査まとめ!
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