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【キングダム】壮絶な戦略の駆け引きが繰り広げられる中、昌平君の新たな策とは?!(800話)

あらすじ

キングダム800話では、李牧に二度も敗北を喫した秦の都、咸陽が舞台となります。

敗北のショックで意気消沈している中、最高司令官の昌平君が姿を見せず、モブ重臣たちは失われた兵力を少しずつ補充しようとみみっちい話を続けています。そこに現れたのが次期丞相候補、馮劫(ふうきょう)です。彼は、モブ重臣たちに「現実逃避をやめろ」と発破をかけ、失われた人的資源や金銭の膨大さを問題視します。この言葉に対し、昌文君は戦争とはそういうものだと反論しますが、李斯も馮劫の提案に賛同します。

激しい口論の中で、重臣たちはここ数日姿を見せない昌平君の行方を心配します。実は、六日前に昌平君は秦王・嬴政の元を訪れ、自害したいと申し出ます。しかし、嬴政は「戦略の失敗は戦略で返せ」と激励し、昌平君は再び立ち上がります。彼は数日間屋敷に籠り、中華統一への道を探る決意を固めます。

六日後、やつれた昌平君が宮殿に現れ、嬴政に新たな策を提案します。その策とは「三本の柱」であり、第一の柱として全人民の戸籍を作ることを進言します。ここで、キングダム800話は終了します。

【キングダム】壮絶な戦略の駆け引きが繰り広げられる中、昌平君の新たな策とは?!

©︎ キングダム / 原泰久 ヤングジャンプ

考察

今回のキングダム800話では、昌平君の新たな策「三本の柱」が焦点となりました。戸籍の整備という提案は、秦が軍制改革を行うための重要なステップであり、過去の商軮の時代に実施された分異の令に基づいていると考えられます。

【キングダム】壮絶な戦略の駆け引きが繰り広げられる中、昌平君の新たな策とは?!

©︎ キングダム / 原泰久 ヤングジャンプ

この分異の令は、18歳以上の男子を家から引き離し、国家が指定する場所で共同生活をさせることで戦争時に一体感を持たせる仕組みです。これにより、兵力の補充が可能となり、秦の中華統一の夢を繋げることができるでしょう。

しかし、この改革は人民に多大な負担を強いることになり、反乱のリスクも高まる可能性があります。昌平君の策が成功するかどうかは、人民の協力と理解にかかっていると言えるでしょう。また、嬴政の「道の無い場所に道をつくる」という言葉が、昌平君の決意を支えた点も見逃せません。この言葉は、彼のリーダーシップと信念を象徴しており、今後の展開に大きな影響を与えることが予想されます。

まとめ

キングダム800話では、昌平君の「三本の柱」による新たな軍制改革が提示され、中華統一への道が再び開かれようとしています。しかし、この策が成功するかどうかは人民の協力次第であり、反乱のリスクも孕んでいます。次回の展開がどのように進むのか、引き続き注目が必要です。昌平君の奮闘と嬴政のリーダーシップが、秦の未来を左右する鍵となるでしょう。

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